ここのところカメラネタが多いがお付き合いいただければ幸いです。
管理人の手元には3台のミラーレス一眼がある。
それぞれの操作感が異なり大いに興味深い。
そんなことを書いてみた。
今まで使ってきたデジカメを思い出してみる
管理人が最初にデジカメを使ったのはなんだったのだろうと思い出してみた。
・カシオ:QV-10
・ソニー:ハンディカムDCR-PC3
・ソニー:サイバーショット
※テレコンとかに手を出した
・パナソニック:DMC-FZ2
・パナソニック:DMC-TZ7
※このあたりから少し目覚めた?
・パナソニック:DMC-TZ60(売却、新品2015年)
・ソニー:RX100(売却、新品2017年)
※ファインダーを使うようになった
・ソニー:RX100M3(現役、新品2018年~)
※沼にハマる
・キヤノン:EOS 80D(売却、新品2020年)
・ソニー:α7M3(現役、新品2020年~)
・ソニー:α7R3(現役、中古良品2022年~)
・オリンパス:E-M1M2(現役、中古並品2022年~)
写真データとしては1997年7月からデジタルデータが残っている。
最初の写真データは320×240のJPEGが残っていて(たぶんQV10、EXIFが付いてない)、今では見れたものではないが内容は懐かしい画像だ。
ハンディカムはアナログからデジタルテープに切り替わりの前後にかなり使った。
ハンディカムのデジタルで静止画も撮っていた時期がある。
ムービーはパナソニックのモノも使っていた。
カメラ自体は、こうして振り返ってみるとソニーとパナソニックが多い。
カメラオタクというよりも家電オタクという感じだろうか。
カメラオタクから見ると…
管理人の場合、銀塩カメラも使っていた時期はあるが、記録用以外にはあまり興味が沸かなかった。
だから銀塩カメラの歴はほとんど無いに等しい(kissが出た時に購入したが)。
そういう意味では、管理人のカメラ歴ってデジカメと共に進んでいるという感じ。
ただし、ビデオカメラはハンディカムが登場してからかなり長く使っていた。
たぶん、日本で初めて普及したデジカメであるQV-10を1997年から使用していたので液晶画面を見ながら撮るというのは自然な動作だ。
だからかなり長い間カメラは液晶画面で撮るものと思っていた。
ある時、朝日のなかで写真を撮るのに眩しくて液晶画面では撮れなかった。
こうした理由でファインダー付きの RX100M3 に買い替えたという経緯がある。
つまり、管理人がファインダーで写真を撮りだしたのは RX100M3 からということになる。
写真を撮るということに関しては、構図とかを気にはしていたが細部を詰めるというような撮り方ではなく、どちらかというとイベントの記録を行うという感じの撮り方だった。
ファインダーを使うようになって、より格好良い写真、よりきれいな写真を撮りたいと思った。
そこでα7M3を手に入れたという経緯で、ちょうど2年前くらい。
管理人の場合は、こんな経緯だからLV(ライブビュー)って言われても…、という感じだった。
デジカメなんだから液晶画面で見えるのが当たり前なのに、なぜそれをことさらLVって強調するのだろう、と思っていた。
まぁこれは後になって一眼レフの進化を知るうちに理解はできた。
こんな具合だからカメラオタクの人達から見れば、なんじゃそれ、カメラのことなんて何も分かってないやん、ということになるのだろうと思う。
こんな管理人でもデジカメは出始めから使っているよ、という感じ。
もっと良い写真は撮れないのか
管理人の場合、撮ってきた写真の使い方は、ほとんどがブログ等に掲載する目的だ。
たまに、画像投稿サイトとかに等倍でアップすることもある。
という使い方。
現在のブログにアップしている写真は3:2で横が800pix程度。
だが、カメラによって、撮り方によって、レタッチによって、かなり見え方が異なることが分かってきた。
どうせブログに写真をアップするのならきれいなものを使用したい。
という思いから、カメラを買い替えたり、増やしたり、レンズを購入したりしてきた。
ましてや等倍くらいの大きさで見るとかなり異なる。
管理人の場合は、アウトドアの暗い場所での撮影が多いという条件だ(森の中とか)。
そこには、複数の要素が絡んでいるとは思うのだが、順序は別として次の要素があると思う。
・センサーサイズ
・レンズ性能
・暗所性能
・カメラ本体の性能
・撮影者のスキル
α7M3を手に入れて初めて SEL1635GM や Art24-70mm F2.8 DG DN で撮るとその出来栄えに驚愕した。
この時ミラーレス一眼の写真の撮り方なんて全く分かっていなかったのだが、それでも今まで使っていたコンデジの RX100M3 との違いにビックリしたのだった。
ちなみに EOS 80D も短い期間だが使っていたことがある。
この時は一眼に対して全くの初心者だったこともあり、手ぶれ補正の無いボディーではまともに撮れなかった。
撮った写真の100%がブレてダメだった、標準レンズはもとより広角レンズを使ってもこれだったから想像できるだろうと思う。
その後、自分なりに勉強して、あれこれ試してみて、やっと自分なりに満足できる写真が撮れだしたのが最近だ。
その間2年くらい試行錯誤しまくった。
最近もカメラ沼はますます深くなってきた。
そしてついに今年になってからフルサイズ2台体制に移行したという感じ。
管理人の赴くアウトドア、山奥ではその場でのレンズ交換が厳しいと思っている。
アウトドアではホコリが入るリスクが高い、天気の悪い時は全くレンズ交換できない。
それにレンズ交換している間にチャンスを逸してしまう(せっかちだ)。
それなら、長さの異なるレンズを装着した2台のカメラをとっかえひっかえ撮影したほうがはるかに効率が良い。
裏を返せば計画性の無い撮り方、ということも言える…トホホ。
さらに管理人の場合、天気の悪い時も出掛けて行って写真を撮りたい。
今までは雨の時はコンデジの RX100M3 で撮っていたが、やはりフルサイズと比較するとイケてない。
そこで2022年5月に E-M1M2(中古並品) を雨の日カメラとして導入したのだった。
機種によって感性性能がかなり異なることが分かった
こんな経緯で管理人の手元には3台のミラーレス一眼がある。
・ソニー:α7M3(現役、新品2020年~)
・ソニー:α7R3(現役、中古良品2022年~)
・オリンパス:E-M1M2(現役、中古並品2022年~)
3台揃ってみて初めて分かったこともある。
メーカーによる操作性・スイッチの使い方・配置・設定デフォルト値は個性があって興味深い。
こういった思想で作られているのだな、と感じることができる。
管理人が面白いと感じたのはこの3台のメカシャッター感覚が全く異なること。
ソニー同士は同じちゃうん、と思われるだろうが、これが全く異なる、面白いものだ。
カメラメーカーも、その機種のマーケティング結果に応じて使う人に受けるようなチューニングを施しているのだろう。
簡単に書くと次のような感じだろうか。
・ソニー:α7M3
カシャッ、かなりハッキリ押したことを意識させ音と振動が出る、管理人的にはカメラらしいと思っている
・ソニー:α7R3(現役、中古良品2022年~)
シュン、錆びた部品が動いているような感じでクリアーさは無い、音と振動は小さめ
・オリンパス:E-M1M2(現役、中古並品2022年~)
プルンッ、バネでぶら下がっている何かが落ちたような感じでリバウンドがある、音は小さいが振動がある
α7R3中古良品を購入した際に同じソニーでもこんなに違うのか、と思ったものだ。
そしたら今回E-M1M2中古並品を購入したら、もっと感触が違った。
メカシャッターひとつ比較してもこれだけ異なるのだから、操作性や撮った画像の味付け等々が大いに異なるのは当たり前のことだと思った。
カメラって個性や思想があって面白い。
最新のミラーレス一眼3台持ち出し体制
こうして管理人は「晴れの日カメラ」
・ソニー:α7M3(現役、新品2020年~)
・ソニー:α7R3(現役、中古良品2022年~)
と
「雨の日カメラ」
・オリンパス:E-M1M2(現役、中古並品2022年~)
の3台体制を最近構築した。
これを持ち出すのは以前から使用している F-STOP 28L に3台を詰め込む。
3台持っていくのは現地で雨が降るかもしれないから。
さすがに3台詰め込んだカメラバッグは重量級で重たい。
それに現地でも3台を背中にしょって運ぶことになるので体力養成が必要だ…。
真夏にはどうなることやらと、今から心配しているのだった。
今回はこのへんで
では