この週末、注文していた X-T4 とレンズが届いたのでセットアップして試し撮りに出かけたのだった。
そこで感じたのは SONY と 富士フィルムのカメラは思想が全く異なるということ。
かなり異なるのでハンドリングに慣れる必要があると思った。
そんなことを書いてみた。
届いた X-T4 をチェックしてみる
注文していた富士フィルムの X-T4 がこの週末に届いた。
さっそく開梱してカメラ本体をチェックしてみた。
マップカメラにて中古良品として購入したわけだが、ここのところ瞬間的にバーゲン価格が出たりするので同レベル最安値で購入したわけではない。
日々中古価格は変化するのでこれは致し方ない。
中古良品の X-T4 は良品としては合格、ひょっとしたら美品でもおかしくないくらいの個体だった。
これは素直にうれしい。
前回はα7R3を中古良品として購入したが、この個体はなるほど良品だ、と思わせるものだった。
それと比較すると明らかに状態は良さそうだった。
電池の入ってない X-T4 のボディーは軽いがガッシリした剛性感がある、期待できそう。
この時点では実践装備はかなり軽量に仕上がりそうだと思ったのだが…。
さらに中古美品として同時に購入したレンズ「XF16-55mmF2.8 R LM WR」と「XF10-24mmF4 R OIS WR」もチェックしてみる。
2本とも中古美品なことはあって非常に良い状態だ。
ちょっとした誤算といえば「XF16-55mmF2.8 R LM WR」が思いの外フロントヘビーで重たいということだろうか。
さっそく実戦装備を行う
中古良品の X-T4 の実戦装備だが下記の装備を施した。
・Kenko 液晶保護フィルム KLP-FXE4
・JJC ハンドグリップ
・PeakDesign クラッチ CL-3
・Kenko PRO1D Lotus II プロテクター 77mm:「XF16-55mmF2.8 R LM WR」用
・Kenko PRO1D Lotus II プロテクター 72mm:「XF10-24mmF4 R OIS WR」用
これとは別に
・予備電池 NP-W235
・NP-W235 用の充電器
を調達した。
ちなみに管理人は電池は必ず純正品を使用するようにしている。
X-T4 のファーストインプレッションはどうだった?
ファーストインプレッションと言っても夜になってしまったので実践装備をし、レンズを装着して構えてみて室内を何枚か撮影したのみ。
感じたのは以下のこと。
・グリップが小さい
大きなレンズでは難しい
・ガッチリした剛性感のあるボディー
・ダイヤルがたくさんで楽しげ
といったところだろうか。
以外にも X-T4+「XF16-55mmF2.8 R LM WR」の組み合わせではかなり重く感じる。
これはレンズがフロントヘビー、JJCグリップとの相性、管理人の握り方が影響していると思う。
逆に X-T4+「XF10-24mmF4 R OIS WR」の組み合わせではおもちゃのように軽い。
これなら長時間でも全く問題ない。
特筆すべきは X-T4 のメカシャッター音と振動が非常に繊細だったこと。
一言でいうと品のあるシャッターの感触だった。
α7M3に持ち替えてメカシャッターを切るとあまりの違いにビックリした。
α7M3では音と振動がかなり出ることを再認識した次第だ。
どちらが良いかではなく好みの問題だろう。
昔々フィルムにはASA400とかあった事を思い出した
富士フィルムの X-T4 にはISOダイヤルが付いている。
ダイヤルが物理的に付いているので否が応でも意識せざる負えない。
そのISOダイヤルを見ていて思い出したことがある。
それは銀塩フィルム時代はフィルム自体にASA100とかASA400とか感度があった。
ASAからISOになった事に関しては詳しくはないが、デジカメになってからはほぼ自動で設定していた。
でも昔の銀塩フィルム時代は、そのフィルムを入れている間は感度が固定されてしまう、ということを思い出した。
これは管理人にとっては目からウロコの発見と言うか再認識だった。
そこで試し撮りではISO160に固定して撮ってみた。
実際には状況に応じてISOは変化したほうが良いと思うが今回はあえて固定にしてみた。
これはこれで新鮮だった。
撮った画像を見ると管理人的には大丈夫なようだ。
等倍で見るとさすがにフルサイズとは明らかな違いがある、だがそうでない場合は不思議なことにそれほど違いがないようにみえる。
こうしたところが写真を面白くしていると思う。
少しだけ画角が異なるが超広角レンズでのフルサイズとの比較をしてみた。
X-T4を使いこなすにはまだまだ時間がかかりそうだがこれから楽しみだ。
今回はこのへんで
では