雨の日専用カメラ「E-M1 Mark II」はまだ出番はないが晴れの日に試し撮りしてみた

管理人は雨の日専用カメラとして「E-M1 Mark II」の中古並品を購入した。
肝心の雨の日の出番はまだだが、とりあえず晴れの日に試し撮りしてみた。
第一印象は軽いっ!というものだった。
そんなことを書いてみた。

中古並品の「E-M1 Mark II」がやってきた

前回カメラを購入したのは2022年3月に購入したα7R3で舌の根も乾かぬうちにという感じ。
我ながらこれは病気に近いと自覚している…。

「E-M1 Mark II」は今回もマップカメラで購入したわけだが、今回は費用を安く抑えるために並品を調達した。
前回α7R3を調達した際には良品だったので現物の状態は非常に良かった。

今回は並品ということで少々不安があった。
到着した現物は、当たり前だが事前に確認したWebサイトの画像の通りの状態だった。
品物は正確に言うと「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II 12-40mm F2.8 レンズキット」というもの。
今回購入したのは並品なのでそれなりにヤレていることは覚悟の上だったが、手元に到着してみるとある意味イメージした通りだった。

手元に到着した中古並品の「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II 12-40mm F2.8 レンズキット」
↑ 手元に到着した中古並品の「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II 12-40mm F2.8 レンズキット」
各部には塗装剥がれ、ボタンの文字擦り切れ、細かい傷と並品だけにそれなりのヤレ感が漂う
↑ 各部には塗装剥がれ、ボタンの文字擦り切れ、細かい傷と並品だけにそれなりのヤレ感が漂う
底部は三脚取付跡が残っているが四隅のボッチはハゲてない、全体的にソニーよりもオリンパスはボディーの塗装が弱いみたい
↑ 底部は三脚取付跡が残っているが四隅のボッチはハゲてない、全体的にソニーよりもオリンパスはボディーの塗装が弱いみたい
裏側は比較的きれいだが各ボタンに擦り切れが目立つ、動作は良好なので実質問題ない
↑ 裏側は比較的きれいだが各ボタンに擦り切れが目立つ、動作は良好なので実質問題ない

きれいな個体にこしたことはないが、雨の日カメラとして割り切って躊躇なく使用してみようと思っている。
このあたり、自分が納得する理由が必要な気がする。

「E-M1 Mark II」の第一印象

届いた「E-M1 Mark II」は、それほど小さいとは思わなかった。
ハッキリ言ってα7M3やα7R3とサイズ的にはあまり違わない。
それに「E-M1 Mark II」のグリップは明らかにα7M3やα7R3よりも握りやすくて良い感じ。

重さはスペック通りでα7M3よりも少し軽い感じ。
ボディー同士の比較ではα7M3よりも「E-M1 Mark II」のほうが80グラムくらい軽い。
つまり、ボディー同士ではフルサイズのα7M3やα7R3が大健闘しているということ。
しっかり作り込むとマイクロフォーサーズでもこれくらいの重さ・大きさになるということだろうか。

「E-M1 Mark II」にキットレンズの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」を装着してみる。
レンズを装着すると小さい!軽いっ!!、これはハンドリングが非常に楽だ。
これなら持ち歩いても負担にならない。

ただ操作系は管理人の使い方では難がある。
管理人は静物しか撮らないのでAFはシングルだし、AFエリアは一番小さいエリアを都度移動して指定する。
その際にマルチセレクターを多用する。
このマルチセレクターが「E-M1 Mark II」には無いのが非常に不便。
フォーカスを移動するには、不自然な場所にある十字ボタンで操作する必要がある。
これが低い位置にあって操作しにくいので、なかなかにストレスだ。
AFターゲットパッドも使えるが、こちらもスムーズな操作は無理。
その他ソニーα7M3やα7R3とは異なるところが多々あるが慣れるしかない。
各ボタンの操作感はかなり異なり、ストロークが深くて押しにくい。
こうした操作性の違いはかなりあるが、全体的にしっかりできていて好感を持った。

「E-M1 Mark II」のデフォルトの操作系を見てみるとメーカーによる思想の違いもかなりあるように思った。

「E-M1 Mark II」に用意したスモールパーツを調達・装着した

今回は、まるで発作のように「E-M1 Mark II」をポチったので、あわててスモールパーツを調達した。
今回は初めてのオリンパスのカメラなのでイロイロと調べながら準備してみた。
準備したモノは次の通り。
・レンズの保護フィルター(手持ち)
 「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」には62mmが必要だったが手持ちのモノがあった
・INPON L型プレート(購入)
 小指余り対策と底部保護のため、サイドは取り外して使用
・peak design クラッチ(購入)
 これに慣れてしまうと他を使えなくなる…
・液晶保護フィルム(購入)
 バリアングルだが必要でしょ
・予備電池(購入)
 予備電池はやっぱり必要
・USB電池充電器(購入)
 なんと「E-M1 Mark II」はUSB充電が不可なので外出時の充電用に必要だった
 AC100Vで使用できる充電器は付属している
 ※ソニー機(α7M3・α7R3・RX100M3)はUSB充電が可能なのでクルマで移動中に充電できる

INPONのL型プレートを取り付けたところ、小指余りが目的なので横のバーは取り外し、かなり嵩高くなるがこれで底部保護は安心だ
↑ INPONのL型プレートを取り付けたところ、小指余りが目的なので横のバーは取り外し、かなり嵩高くなるがこれで底部保護は安心だ
INPONのL型プレートを取り付けたところを裏側から見たところ
↑ INPONのL型プレートを取り付けたところを裏側から見たところ
キットレンズの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」に手持ちの62mmの保護フィルターを取り付けた
↑ キットレンズの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」に手持ちの62mmの保護フィルターを取り付けた

カメラ本体を購入するとこうしたスモールパーツが必要になる。
これも予算に入れておかないといけない。

雨の日カメラをハレの日に持ち出して試しに撮ってみた

管理人の場合「E-M1 Mark II」は雨の日カメラなんで雨の日に撮るのが筋だが、雨が振ってなかったのでハレの日に撮ってみた。
新しいカメラでは、持ち運び・操作・設定を変えた時の出来上がりの違い等々、確認することは多数ある。
様々なショットを設定を変えながら、実際の場面を想定しながら撮ってみた。

結果、出来上がった画像は晴れの日としては満足。
晴れの日はRX100M3といい勝負、もしくは少しだけ勝ってるという感じだろうか、でも被写体にもよるだろうと思う。
肝心の薄暗い雨の日にはどのようになるのかは実際にやってみるしか無い。

道端の日陰のお花を撮ってみた
↑ 道端の日陰のお花を撮ってみた
↑ 道端のコントラストのきついお花を撮ってみた、ダイナミックレンジはそれほど広くないがうまく表現できているような気がする
真下を向いて苔や葉っぱを撮ることが多いのでやってみた
↑ 真下を向いて苔や葉っぱを撮ることが多いのでやってみた

持ち運びは、いつものα7M3やα7R3にごついレンズを装着しているので軽々である。
こりゃええわ、という感じ。
ボディーのサイズと重さはそれほど違いはないので、やはりフルサイズのレンズのデカさ重さが効いているということだ。

操作性はやっぱりイマイチ、懸念していたフォーカス移動の十字ボタン操作がダメである。
他はなんとかなりそうな感じだ。
今のところ少々古い機種だし、並品だし、センサーは小さいし、とあまり期待してなかったが、使いようによってはかなりの戦力になりそうな気がする。

雨の日に撮ったらまたレポートしてみたい。

今回使用した部材は次の通り。

今回はこのへんで
では