雨の日カメラの E-M1 Markii は悪天候で期待通り

管理人は3連休中に泊りがけで遊園地へ出掛けていた。
事前の天気予報では連休初日の土曜日は大雨の予想だったので雨の日カメラを持ち出した。
天気予報は大当たりで土曜日はバケツを引っくり返したような大雨だった。
そんなことを書いてみた。

雨の日の新兵器を2種投入

今回は豪雨の天気予報だったので新兵器を2つ投入した。

ひとつはカメラとは関係がないがレインウェア。
両手を空けるためにはレインウェアが必須だ。
傘を差すと手がふさがってしまうので、特に豪雨の中では行動が制限されてしまう。
着た感じはもっと蒸れ蒸れでジトジトしているかと思ったがそうでもなく望外に着心地が良く満足だった。

3連休の土曜日、中部地方は豪雨だった。なにもこんな時に遊園地に行かなくても良いのだが参加者の予定や宿の予約の関係でこうなった。まぁこういう時もある…。
↑ 3連休の土曜日、中部地方は豪雨だった。なにもこんな時に遊園地に行かなくても良いのだが参加者の予定や宿の予約の関係でこうなった。まぁこういう時もある…。

もひとつは雨の日カメラの E-M1 Markii だ。
2022年5月に雨の日専用カメラとして E-M1 Markii をポチったがやっと本格的な雨に遭遇した。
E-M1 Markii について結果から言うとすごく満足だ。
コンデジの代わりとして悪天候でもある程度の写真が撮れる。

両方とも期待以上の活躍だった。

雨を気にせずカメラを持って行けるのが良い

高価なカメラを持ち出す際にはかなり気を使う。
普段使用しているミラーレス一眼のα7M3やα7R3は本体は小さいが組み合わせるレンズが大きい。
システムで見るとかなり大きく重く、そして気を使う精密機械だと思う。

今回は豪雨の予報だったのでハナから E-M1 Markii を持ち出そうと決めていた。
そこで E-M1 Markii 本体と標準域のレンズとして「M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」、そして広角用の「M.ZUIKO DIGITAL ED7-14mm F2.8 PRO」を持っていった。
システム全体としては非常にコンパクトに収まる。
大きさだけを言うとさすがにコンデジというわけには行かない。
だがα7M3やα7R3のシステムを持ち出すことに比較して本当に気軽で気楽に持ち出せる。

さらにこれには精神的なものも大きい。
雨の日専用カメラとして E-M1 Markii を覚悟して導入しているだけに、中古並を購入したし、傷を付けたら、とかは心配しなくても良い。
雨に降られたことにより壊れたら壊れた時、と割り切っていた。

豪雨の中、遊園地でメリーゴーラウンドでのE-M1 Markii。全身ずぶ濡れでカメラもご覧の通り水没寸前だが撮影は全く問題なし、乾かすと元通り。黄色いモンベルのストームクルーザーは蒸し暑かったが非常に快適だった。
↑ 豪雨の中、遊園地でメリーゴーラウンドでのE-M1 Markii。全身ずぶ濡れでカメラもご覧の通り水没寸前だが撮影は全く問題なし、乾かすと元通り。黄色いモンベルのストームクルーザーは蒸し暑かったが非常に快適だった。

かなりの豪雨だったのでカメラは水没寸前、それでも行動時は全く問題なし。
ホテルの部屋に戻ってからも、しっかり乾かすと全く問題なく動作した。
これはかなり得点が高いと思った。
ただし、これは E-M1 Markii と純正の「M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」との組み合わせだ。
ボディーとレンズが異なるメーカーだとどうなるかは分からない。

そんなことで E-M1 Markii による雨の日カメラは豪雨の中で大成功だった。
これほどの雨の中でしっかり撮れるという安心感が印象的だ。
しかもコンデジで撮ることよりも気楽にきれいに撮れる。

雨の日ならではの取り扱い

豪雨の中 E-M1 Markii を取り回しているといくつか気になったことがある。

E-M1 Markii 本体が濡れるのは良いのだがレンズ前玉が濡れたり曇ったりする。
これは結構頻繁に発生して、しっかり水滴を拭い切れるなんらかの方法が必要だと思った。
ネット上ではブロアで前玉に付いた水滴を飛ばす、とあるがそんなことでは間に合わない。
しっかりと拭わないと追いつかないくらいの豪雨だった。

拭くものはカメラ用にタオルを持参していたが、タオルでは前玉の水滴が拭いきれない。
レンズ前玉用には小さなワイパーのような水切りができるモノがあればベストではなかろうか。

さらに保護フィルターも役に立たなかった、というか邪魔だった。
レンズの前玉と保護フィルターの間の空間が曇ってしまう。
つまりレンズ前玉、それに保護フィルターの内側が曇るのだ。
これでは保護フィルターは邪魔なだけだった。

管理人自身はマイクロフォーサーズのミラーレス一眼での写真撮影にまだまだ慣れてないので撮り方が難しかった。
だがこれは失敗を重ねて補正していくことにより、まともにはなっていくだろうと思う。
要は慣れの問題だ。

カメラの耐環境性能が高いに越したことはない

カメラに関して言えば、耐環境性能が高いに越したことはないと思う。
カメラの利用場所が屋外というのは普通だ(スタジオ等は別にして)。
屋外に行く限り、今回のように雨も降るし、ほこりや泥なんかにも遭遇するだろう。
管理人が良くあるのは、山の中でやぶこきをしていて蜘蛛の巣にカメラが引っかかるということも多い。
炎天下で使用するということもある、海の近くで飛沫が掛かるということも時々ある。

理想なのは、普段使うα7M3やα7R3のような機種で耐環境性能が高ければ最高だ。
だがこれらのカメラは何の制限なのか(コスト?)、こうした性能は持っていない。
精神的にも、ボディーはともかく高価なレンズを過酷な環境に晒す、というのは精神的にも辛い。
ということを考えると雨の日カメラを導入したのは正解だったと思う。

しばらく使ってみてマイクロフォーサーズでの撮影は少々コツが必要だが悪くはない。
少なくてもコンデジよりは高画質だし、ミラーレス一眼であるがゆえの写真も撮れる。
コンデジの代わりに使用することが多くなると思ったのでレンズキャップをぶら下げるデバイスを導入して速写ができるように工夫してみた。
このあたりもそのうちに書いてみたい。

今回しようした機材は次の通り。

今回はこのへんで
では