今の家に引っ越ししてから20年が経過した。
家の中にある家電は引っ越しする前から引き継いでいる物も多い。
そうした家電は順繰りに壊れていくのだった、今回はエアコンだ。
加齢に伴う時間感覚の変化
管理人宅では家電がドンドン壊れるサイクルに入っている。
と言っても導入から10年、20年と経過しているので当たり前なのだが…。
しかし管理人の頭の中では、ついこの前に購入したところやん、という意識もある。
年を食うと十年一昔となり、ついこの前のような感覚があるのだった。
思い返してみると前回は2021年の冷蔵庫だった、その前は水道の加圧ポンプだった。
管理人の感覚的には家電がドンドン壊れるので心理的に凹んでしまうのだった。
ちょうど夏から秋へのタイミングで壊れて助かった
今年2024年の夏は本当に暑かった、管理人が今まで生きてきた中でも一番の暑さだったと思う。
おまけに夏の暑さが10月になっても暑くて涼しくならなかった、いつまでも寝る時にエアコンが必要だった。
ちょうど夜が涼しくなったタイミングでエアコンが動かなくなった、なんとラッキーなのだろうと思った。
使っていたエアコンはダイキンのAR2206X8というモノ、調べてみると1996年製造のようだ。
単純に製造年から28年経過している、さすがダイキンというところだろうか。
ちなみに、このエアコンは2015年にリコール対策を施している。
一般的にはエアコンは20年くらい使うのだろうか?
我が家には同じ時期に導入した同機種のダイキンのエアコンが3台あった。
このうち1台はすでにコロナのエアコンに代替えしている。
今回、2台目が動かなくなり買い替えた。
この結果、まだ1台古いエアコンが残っているということになる。
たぶん同じ時期に購入していると思うので1996年製造のモノだろう(28年経過だ)。
いったい、いつまで使えるのだろうか?
これはこれで興味がある。
エアコンは最近流行りのIoT家電なのだ
前回買い替えた冷蔵庫はシャープ製でWiFi経由でシャープのサーバと通信ができるようになっている。
しかし嫁さんはイロイロしゃべる冷蔵庫はうるさいと言ってWiFi接続を切ってしまった…。
裏を返せば役に立つ機能がない、それも主婦目線でということなのだろう。
天気予報くらいならTVやインターネットで十分だ。
今回はいつもの家電屋さんで相談してパナソニックのエアコンに買い替えた。
パナソニックのエアコンも最近の家電に例に漏れずIoT機能が付いている。
アダプタ等を加えることなくWiFiでパナソニックのサーバと通信を行うようになっている。
IoTを利用してエアコンの便利さがアップするのは次のようなことだろうか?
・インターネット環境からエアコンのステータスを確認できる(専用アプリが必要)
・同様に動かすことも止めることも可能
しかし我が家のWiFi環境では困ったことがひとつある、それはMacアドレスが不明なことだ。
我が家のWiFiは接続を行う機器のMacアドレスを登録し限定している。
今時では気休めかもしれないが管理人のこだわりではある。
しかしパナソニックのエアコンのMacアドレスが不明なので、とりあえずMac認証なしのSSIDで接続している。
ここはそのうちに解決する必要がある。
IoT家電とすることでユーザにもメリットがある
IoT家電の本来の目的は動作ログをメーカー側で把握できることだろう。
そうすることによってユーザの使い方が分かったり、機器の状態を取得することが可能だ。
こうしたデータを積み上げることによって今後の開発にも活かせるだろう。
だがこうしたメリットはメーカー側のものでユーザ側のメリットではない。
パナソニックのエアコンはIoT登録を行うとメーカー保証が元々1年のところに2年延長されて計3年となる。
こうしてユーザにもメリットが有ると利用してみようと思う。
このへんの戦略はメーカーにより差が出るところだろうか。
パナソニックの場合はなかなか憎いところを突いているのではなかろうか。
もちろん管理人もパナソニックのエアコンをIoT登録してメーカー保証を延長した。
IoTといえはセキュリティが気になる
昨今ではIoTではなく通常のサーバがランサムウェアに軒並みやられている。
フィアウオールや様々な機器で守られているサーバも安心できない時代ではある。
IoTに関しては機器をインターネット接続(一昔前までは閉域だった)する歴史がまだまだ浅くてノウハウが無いため安心できない状況だと思う。
IoTのセキュリティに関しては発展途上だということだ。
冷蔵庫やエアコンが外部から乗っ取られて、冷蔵庫が冷えなくなったり、勝手にエアコンの操作をされるのはゴメンだ。
そうならないようにメーカーは万全を期しているとは思うが実際のところどうなんだろう。
こうして少しづつIoT家電が家庭内に増えていくのだろう。
ユーザ側にもっと便利なIoT家電のキラーコンテンツが現れないかなぁと思う今日このごろではある。
今回はこのへんで
では