早いもので来年の手帳を調達する季節になった いろいろ考えたが「NOLTY リスティ1 6501」に落ち着く

少し気が早いが来年2022年の手帳を注文した。
今どき手帳かよって声も聞こえそうだがスマホはもちろん、PCでもキーボードは叩くが文字は書かない。
やはり人間自分の手で文字を書くことも必要だ。
そんなことを書いてみた。

スケジュールを完全にスマホ化した時期もある

管理人がすごく忙しかった時、スマホ、いや当時はPDAと呼ばれていた時期にスケジュールを完全に電子化した時があった。
当時のスマホならぬPDAはかなり小さい筐体にフルキーボードが付いて使いようによっては非常に便利に使えた。
機種はシャープの「W-ZERO3 es」という機種だ。

管理人は今で言うスマートフォンの前身であるPDAの創成期より法人向けに普及促進をしていた立場だった。
だからあれこれ機種をとっかえ自分で試していた。
その中でも一番実用的なモノが前述の「W-ZERO3 es」だった。
これはハードウェアが進化したのと合わせてソフトウェアも充実したタイミングだった。

この「W-ZERO3 es」にスケジュールやその他必要なすべてをブチ込んで仕事に活用していた。
だがいくつかの事情で、電波に縛られたこうした生活って無力だなぁと感じたことがあった。
管理人自身はこうしたモバイルガジェットを勧める立場だった。
だが、電波が入らない場所や電源を喪失すると無力だ。

自分で山奥で使おうと思うと圏外だったり、使いたい時に電池切れという現実だ。

管理人がフルに手帳の機能を機械に押し込んだ最初のスマートフォンというかPDAであるシャープの「W-ZERO3 es」。懐かしい…。jp.sharp
管理人がフルに手帳の機能を機械に押し込んだ最初のスマートフォンというかPDAであるシャープの「W-ZERO3 es」。懐かしい…。
jp.sharp

セキュリティの問題もある

当時法人は別として個人ではセキュリティに関しては世間の意識は高くなかった。
すでにクラウドを利用するようになっておりデータはクラウド上にあるにも関わらずだ。
当時はこうしたデータの利活用についても今考えるとヒヤヒヤものだったと思う。

現在では最低限重要なデータはローカルに、そしてクラウドでも大丈夫なデータはクラウドに上げるようにしている。
データの重要度に応じて格納場所を選べば良いと思う。

いつでもどこでもスケジュールやメモ

こういったことでクラウドで管理しているデータも多々あるが、一番身近なスケジュールやそれに関するメモのようなことは手帳に書き込むことにしている。

その目的はいくつかある。

書くという行為を忘れないため

今どきPCやスマホに入力はそれこそ毎日行っていてしない日はない。
だけど手書きで文字を書くという機会が無い日もあるかもしれない。
先日、役所で手続きの際に満足に文字を書けない自分に驚愕した。
手帳に毎日少しづつ手書きで書き込んで入るが圧倒的にこれでは文字を書くということを維持できないのが分かった。
これからはもっと文字を書くようにしなければならないと思っている。

文字や絵を紙の上に書くとアイディアが連動する

なぜか手書きで絵を書いたり文字を記入していると新しいアイディアを思いつくことがある。
管理人の場合はアイディアを考えるのはテキストエディター上が多いのだが、意外と手書きしている時にも思いついたりする。

いつでもどこでも

手帳というのは持っておればすぐに開けて見たり記入することができる。
さすがに土砂降りの雨の中では使えないが、これは非常に重要なことだと思っている。
何かアイディアを思いついた時、皆さんはどうやって記録しているだろうか?
管理人はGmailを自分宛てに送るか、手帳に記入することにしている。
だから出かけるときには必ず手帳を持って出ることにしている。

手帳選びって答えのない旅のようだ

かれこれ手帳って1988年くらいから手元に過去分が30冊以上残っているが、手帳と自分との相性問題ってかなり重要だ。

自分がイメージしているような記録を残せたり、スケジュールのイメージというのが明らかに存在していて、それが書きやすいと感じるのだろうと思う。
それだから様々な手帳を試した。

自分が求める手帳というのも時代とともに変遷していく。
スマートフォンが主流ではない時にはかなりの量を書き込むことをしていたので自由に書き込めるスペースの多いものが好みだった。
「ほぼ日手帳」も使用してみたが自分のイメージと合わず2年ほどで使用をストップした。

結局、現在使用しているのが日本能率協会の「NOLTY リスティ1 6501」という手帳だ。
日本能率協会って非常にビジネス寄りなのだが、意外と個人のスケジュール管理にも好都合なことが多い。
1時間刻み、いや30分刻みのスケジュールを持っていた頃は書き込むのが大変だったが今はそうでもない。
ざっくりと始まりの時刻を指定して、これまたざっくりと四角で囲ってしまうようにしている。

それと管理人が大切にしているのは1週間分の俯瞰を行うこと。
1週間分を俯瞰しつつ、タスクのこなし具合を自分で整理するのには1週間見開きは便利だと思う。
さらに1ヶ月を俯瞰するのも重要だ。

この2つができるので「NOLTY リスティ1 6501」を使用している。
この手帳はかなり売れている定番のようで管理人は平均的な人なのだと再認識した次第である。

来年の手帳もイロイロと検討してみたが結局「NOLTY リスティ1 6501」になった。かれこれ12冊めとなる。
来年の手帳もイロイロと検討してみたが結局「NOLTY リスティ1 6501」になった。かれこれ12冊めとなる。

時期的に新たな手帳が欲しくなる季節

年末が近づいてくると大きな文具屋さんへ出かけて手帳をアレコレ物色するのが大好きだ。
だけど人気のある手帳は毎年早々に売り切れてしまうこともある。
自分のお気に入りの手帳が手に入らないということはなんとしても避けたいこと。

だから毎年、年末の声が聞こえてくると次の手帳が気になる。
それに合わせて、もっと良いレイアウトの手帳はないだろうか?という考えもフツフツと湧き上がってくる。
毎年この時期になると様々なレイアウトの手帳を見たりするのだがコレというモノに出会えない。

最近ではフリースペースを大増量した手帳が人気のようだが、罫線やスケジュール枠が引いてあってもその上から書き込むこともできるし本人の意識次第のようなところもある。
たぶん手帳ってスケジュールやメモや絵などを書き込んだりするが他人がみることはほぼ無いだろう。
そういう意味では究極にプライベートなスペースだと思う。
だから本人が良いと思ったらそれで良い、自己満足や自分に対するこだわりなのだ。

管理人は今年も新製品の手帳の中身を確認してみたが、結局従来と同じモノに落ち着いた。
それよりも手帳に書き込む内容を充実させたいものだと思った。

今回はこのへんで
では