「HOGONAMENNA」ジャンパー騒動 それこそ「保護なめんな」やん

ニュースで流れているが神奈川県小田原市の生活保護受給者の自立支援の担当者が自費で作ったジャンパーが威圧的だ。
このジャンパーに書いてある文言が正義の味方のような内容となっているがこれじゃ全く逆だなと思った。
このジャンパー自費で作ったということだが実際はどうなのだろうか?

神奈川県小田原市の「保護なめんな」ジャンパーのエンブレム

最近世の中ににあふれる為政者の高圧的な体制

現在政府が持ち出してきている共謀罪もそうだが為政者側の権力を盾にした高圧的な姿勢が昨今目立つ。
世の中がより右傾化へ進んでいるのだろうか。

日本の国を大事に思うことは大変大切なことだと思う。
歴史が大好きな管理人はそれを切に思う。
国民がもっと日本の歴史を勉強すべきだと思うのだ。
そうすると現在の風習や世の中の仕組みがなるほどと理解できることも多い。
それに解明されていない部分も多くて謎に包まれているのは事実だ。
歴代天皇の陵墓の比定などはその最たるものだろう。

ちょっと日本の行末が心配だ。

「HOGONAMENNA」ジャンパー

冒頭に書いた「HOGONAMENNA」ジャンパーとは神奈川県小田原市の生活保護担当者(複数)が自費で作ったとされるジャンパーのことだ。

第一の疑問

自費で作った揃いのジャンパーを公務員が仕事中に着ているということ自体がおかしい。
本人たちはおかしいとは思わなかったのだろうか?
すでにこの時点で感覚がおかしい。

第二の疑問

ジャンパーに書いてある文言が凄い。
表には「HOGONAMENNA」つまり「保護なめんな」という文言が入ったエンブレム付き。
裏には「不当な利益を得るために我々を騙すのならば、あえて言おう、カスだ」と英語で入っている。
こんな文言見たら変だとすぐに分かるだろうと思う。
それをそのまま放っておいた小田原市って、ひいては公務員ってこういう感覚なのだと改めて思う。

問題が多いのも事実

生活保護に関しては不正が多いのも事実である。

問題の多い生活保護関係

昨今、財政を圧迫しているのも事実だ。
さらに小田原市の場合は生活保護に関して今まで様々な事件があったようだ。
つまりこれには背景があるということだ。

生活保護Gメン気取り

だからといってこうした高圧的な文言を身にまとって対象者宅まで赴くというのはどういう神経なのだろうか?
税金で食っている公僕が相手が税金を収めなくなり補助されるようになると手のひらを返すのだろうか。
不正は良くないのは当たり前だがこうした姿勢では市民サービスなんてできないだろう。
その姿勢は外見に表れている。

何年も前から「HOGONAMENNA」ジャンパーは存在する

報道によると今回問題になっている「HOGONAMENNA」ジャンパーは何年も前(10年とも言われている)から使用されているらしい。
それが今まで問題にならなかったということ自体が異常だ。

ひょっとしたら小田原市が公認したジャンパーなのではなかろうか。

嫌な世の中になった

ヘイトスピーチにしても今回の「HOGONAMENNA」ジャンパー問題にしても性悪説で語られている。
本当に困った人が最後に駆け込むのが当該制度だろうし、自分もいつお世話になるかわからない時代だから他人事ではない。

その手続のたびに不正者みたいに見られてチェックされる、それもこんなジャンパーを着た職員にだ。
当該制度の申請は自分で行っているのだろうか想像してみればなんと悲しいことか。

基本的に公務員はこうした高圧的な態度や服装をするべきではないと思う。
それは住民サービスというサービスの一環だからだ。
つまりこれは取り締まるほうの警察権ではなく市民サービスなのだ。

もちろん不正は良くない、これは正していくことが必要だ。
だが基本は市民サービスであることを忘れている。
ぜひ正してもらいたい。

今回はこのへんで
では