最近Amazonから「Amazon Launchpad」というサービスが始まったので見てみた。
様々な商品がラインアップされているがいずれも普段あまり見かけないモノだ。
これはスタートアップ企業がAmazonと提携しAmazonに掲載することにより広く商品の販売機会が得られるという仕組みだ。
この裏にはAmazonの緻密な計算があるのだろうがスタートアップ企業にとってはまたとない販売&宣伝機会だし、ユーザーにとっても良いものを目にし購入することができる良い仕組みだと思う。
ベンチャー企業 → スタートアップ企業でイメージは少し向上
少し前まではベンチャー企業という呼び方をしていた創業間もない企業のことを最近ではスタートアップとかスタートアップ企業と呼んでいる。
どこの馬の骨とも言えないこうした創業間もない企業にとっては宣伝や商品の告知は大変な作業と努力が必要だ。
管理人もオンラインストレージ(今ではクラウドだが)のソリューションを小さな企業で販売していた時には大変苦労した。
どこかの異業種交流会だとか商品説明会だとかにはかなりの数を出席したり出典させてもらったものだ。
だが現実にはこうした活動を行っても企業や商品の知名度を劇的に上げるのは容易なことではない。
結局こうした活動よりも企業に直接売り込んでいく方法で販路を切り開いていったのだった。
面白いものでどこの馬の骨とも分からない小さな企業の製品サービスを正当に評価してくれて採用していただける機会がたくさんあった。
それも一部上場クラスの企業なのだ。
こうしたことから正当に良いものはその企業の看板がしょぼくても売れる時代になったということを肌で感じたのだった。
その頃には自分たちのことをスタートアップ(無かったが)やベンチャーなんて一切言わなかった。
なんだかベンチャー企業なんていうと全然カッコよいと思わなかったのだ。
それがスタートアップという名前になって少しマシになってきたように思うのだ。
スタートアップ企業の悩みはいつも資金調達と商品の販路
こうした創業間もない企業にとっての悩みは資金調達と商品の販路が最大の悩みなのだ。
それこそ何をするのにもお金はかかる。
そもそも製品を開発するのに人員を投入しているので人件費がかかっている。
それに宣伝費も必要だ。
さらに継続して売れるようになるには販路の開拓が必要なのは言うまでもない。
まず製品があって、顧客があって、販路が必要、これはいつの時代でも変わりないと思う。
こうしたスタートアップ企業の販路としてAmazon Launchpadは1つのブランドのような印象を受ける。
そもそもAmazonに商品を掲載してもらった時点でひとつの難関をクリアしたと同じだからだ。
こうしたフィルターにかかった上でAmazon Launchpadに掲載される事自体がひとつのブランドだろうと思う。
Amazon Launchpadには多彩な商品がある
Amazon Launchpadはアメリカではすでに2015年7月に始まったサービスだ。
日本ではこれに遅れること1年半という感じでスタートした。
だからアメリカのこうしたスタートアップ企業の製品も掲載されている。
なかにはほんまにこんなん使うんやろか?というような商品もあって見ているとなかなか楽しい。
中にはすでにビッグネームとなった企業の製品も含まれるが商品としてはスタートアップということなのだろう。
一度見てみてはいかがだろうか?
しかしこの名前はなんとかしてほしいものだ。
アマゾン ローンチパッド なんて日本人には馴染みにくいと思うのだ。
今回はこのへんで
では