毎年この季節になるとこのニュースが報道される。
中国では「光棍節(独身の日)」とされバーゲンセールが行われるらしい。
報道ではアリババのこの日のバーゲンセールの売上は143億2000万ドルに達したらしい。
143億2000万ドルというと日本円で1兆7000万円超!
アリババのこの日一日の売上143億2000万ドルを日本円に換算してみると1兆7000万円を超える金額だ。
日本のAmazonが2014年4月から2015年3月の1年で推定7,000億円というくらいだからその金額の巨大さが分かる。
ちなみに日本のAmazonは日本国内のECサイトでは1位と見られている。
技術屋から見ると
こうした現象を技術屋の目から見るとアリババのECサイトを支えるサーバー群はどのような仕組みになっているのだろうと思ってしまう。
どれだけ巨大な設備投資をしているのだろう。
1ユーザーとしてみると
アリババは日本でもサイトがあるがココで買おうと思ったことは無い。
要はイメージの問題なのだ。
ECサイトを利用した通販は時々痛い目に合う事もある。
ユーザーとしてはそうしたリスクを回避している訳だ。
管理人が良く使うECサイトやモールはAmazonと楽天だろうか。
ちなみに日本のECサイトの2014年4月から2015年3月の1年でのランキングは次のようになっている。
1位:アマゾン(日本事業)/売上高(百万円):700,000※
2位:アスクル/売上高(百万円):187,000※
3位:千趣会/売上高(百万円):83,100
4位:ヨドバシカメラ/売上高(百万円):80,000※
5位:デル/売上高(百万円):62,000※
6位:ニッセン/売上高(百万円):61,700
7位:ディノス・セシール/売上高(百万円):57,059
8位:上新電機/売上高(百万円):55,000※
9位:イトーヨーカ堂/売上高(百万円):50,000
10位:ジャパネットたかた/売上高(百万円):45,000※
11位:MonotaRO/売上高(百万円):44,937
12位:キタムラ/売上高(百万円):43,043
13位:ビックカメラ/売上高(百万円):40,000※
14位:ビィ・フォアード/売上高(百万円):35,690
15位:ディーエイチシー/売上高(百万円):34,871
16位:セブン&アイ・ネットメディア/売上高(百万円):33,643
17位:ヤマダ電機/売上高(百万円):30,000※
18位:QVCジャパン/売上高(百万円):30,000※
19位:ジュピターショップチャンネル/売上高(百万円):27,000※
20位:ファーストリテイリング/売上高(百万円):25,547
出典:日本経済新聞社
※は推計
なんと今回のアリババのセールは1日で日本のAmazonの売上を超えているのだ。
中国にはなんとなく不安を感じる
中国に関する話題はこうした景気の良いお話しばかりではない。
中華思想を振りかざして勝手に領土を拡大する姿勢。特に最近は武装強化が目立つので恐ろしい。
経済も先行きが不安だ、日本企業では中国に置いた軸足を他に移しはじめている。
報道統制を敷いているのもなんだか気持ち悪い。都合の悪い報道は出てこない。
しっかりした中国以外の企業が監修している製品は大丈夫なのだが、オリジナルで作られる製品は信用できないものがほとんどだ。
こうして見ると中国に関して不安要素しかないが日本経済とは密接な関係があり持ちつ持たれつの関係であることは間違いない。
管理人が考える中国で一番怖いのは国民が金の亡者のように見える事だ。
特に経営者はお金のためには何でもするように見える。だから品質が悪いものを平気で出してくる。
ユーザーの事を全く考えていないように見える。
管理人としては報道を見ていると人の道を踏み外しているのではないかと思う事さえある。
それほど考え方が異なっていると思える。
今回のアリババの売上額にもビックリしたがこうした不安を周囲にまき散らす中国の今後の行き先が不安だ。
今回はこのへんで
では