Windowsの脆弱性とWindowsUpdate

2015/04/16
最近Windowsの重大な脆弱性が見つかり非常に大きなニュースになっている。今回の脆弱性は非常に根が深い問題のようだ。

今回のWindowsの脆弱性はどんなん?

「Redirect to SMB」と呼ばれるサーバーとの認証を横取りしてIDやパスワードの組み合わせを抜出してしまうといった事を可能とする致命的なモノだ。さらにタチが悪いのは今年出てくるWindows10までが同じ仕組みでありこの危険性があるといった部分だ。ということはこの脆弱性はWindowsの基本的なアーキテクチャーに絡むものという事だ。いずれにしても我々ユーザーはメーカーからのパッチが出てこない事には対応の仕様が無いという所が悲しい。
定例のWindowsUpdateをやってみた
今回の2015年4月の定例WindowsUpdateは非常に沢山の更新があった。これだけ多いのも脆弱性やバグ等々が発見されてそれにマイクロソフトが対応してきているという事なのだがそれにしても多い。内容が多いと時間もかかる。この更新に掛かる時間は小1時間必要であり、その間PCを使う事が出来ない。業務時間内に行うと業務が止まり効率が悪いので夜間に行う。まぁ必要悪だと諦めるしかないがそれにしても時間が掛かる。

昔のWindowsUpdateは命がけだった

一昔前のWindows95時代なんかはWindowsUpdateを行うのにも命がけだった。というのはWindowsUpdateを行ったためにPCが死んでしまう可能性も高かったのだ。ここ何年かは(WindowsXPの後半)からはWindowsUpdateも安定しPCが死んでしまう事も少なくなった。もし再起動してから立ち上がらなくなったりすると後始末が大変だったのだ。
今回もメインPC(Core-i7)は無事にWindowsUpdateは終了した。しかしサブPC(Core-i5)は再起動すると自動修復が走ってしまい。またか!?という気分になった。そのまま電源断して再起動し直すと無事立ち上がったので事なきを得たが肝を冷やした。
ここ何年かはWindowsUpdateでPCが死んでしまうという事は体験していない。WindowsUpdateの精度が上がったという事だろうか。

↑ サブPCでWindowsUpdateを行い再起動するとこんな画面になっていた、一瞬冷や汗が出たが起動し直すと普通に動いたので胸をなでおろしたところ最近のWindowsUpdateは規模が大きいものが多く処理時間がかかるので業務時間外にするようにしている、そう言えば一昔前はWindowsUpdateを行うとPCが死んでしまう事も良くあったのを思い出す

クライアントOSはまだまだWindows依存が続く

クライアントOSに関してはWindows離れが加速すると言われてからかなりの時間が経つが周りを見回してもそんな雰囲気は全く無い。一般ユーザーにとっては選択肢が無いに等しいからだ。クライアントOSの要件としてはOfficeが動くことが大前提だ。この部分がどうにかならないとここから脱却できないだろう。
逆に言うとOffice系がなんとかなれば、それ以外の業務はブラウザでこなせるものばかりだろうからWindowsにこだわる必要は無い。最近出てきているChromeOSやFirefoxOSで十分こなせるだろう。私の場合は下書きを秀丸でテキストで起こすのでOfficeを使うのは最後の仕上げの時のみなのだ。
一方サーバーOSに関しては情報系を中心にLinux系のOSがかなり一般的になりつつある。これは企業のサーバー維持コスト圧縮の動きを受けてオープンソース化しているのが実態だ。さらにDBに関してもSQLサーバーやOracleがデファクトスタンダードだったが、業務によってはMySQLを利用することも多くなってきている。
一昔前ほどLinuxやオープンソースに対してアレルギーが無くなってきている。

個人的には秀丸OSが欲しい

実際こうした原稿を書くにはテキストファイルで元を作り。後の装飾をOfficeやWebに入力するような事が最近はほとんどだ。テキストを作成するだけのOSというかデバイスがあっても良いと思う。モバイルが始まった最初の頃のようではある。リッチコンテンツになったとはいえベースはやはりテキストなのだ。

ITの世界は同じ技術を名前を変えてリバイバルさせることがまかり通る世界だから、こうしたことも起こるかもしれない。

←秀丸エディターのアイコン

↑ 秀丸エディターの画面、ちょうどこの原稿を秀丸で書いているところ、文章を書くのはこれが一番だ、後でパワーポイントにしたりワードにしたりWebに書き込んでみたり何とでもできツブシが効く、この秀丸エディターとブラウザが動く秀丸OSがあっても良いなぁと思う

ビックリしたぁAmazonでも秀丸のライセンス販売がある!

秀丸エディターを改めて調べてみるとビックリ、Amazonでもライセンス販売しているのに気が付いた。ほんまにAmazonって何でも売っているのだビックリである。

今回はこのへんで

では

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