昨年末、管理人は楽天スーパーセールでα7RIVを狙ったのだが見事に秒殺食らってしまった。
そこで、今は年度末でもあるし中古のα7RIIIの価格が下がるのをじっくり待つことにした。
狙いをつけた中古良品の価格が1度下がりはしたが、まだ踏み出せず待っていたというか迷っていた。
そんなことを書いてみた。
イロイロなレンズで高精細な画像を撮りたい
管理人の場合、カメラで撮る画像というのは主に自然の中の神社が多い。
だから超広角レンズを使用している。
現場では、これ以上後ろへ下がれないということが多く、建物を撮るのに距離を取れないからだ。
一方、遠くの景色を撮りたいということも頻繁にある。
例えば、神社の屋根に付いているご神紋を記録のために撮っておきたい。
すると、超広角の16~35mmのレンズでは小さく写ってしまう。
アウトドアでレンズ交換をすれば良いのだが、フルサイズのミラーレス一眼カメラのレンズ交換はアウトドアでは気が引けるというのが実情だ。
レンズを交換している時に何か異物がカメラ本体に入ったらどうしよう、と思うからだ。
レンズ交換したいというニーズは常に現場で発生する。
だから前もってクルマの中とかで交換するにも限度がある。
こうしたことを長年考えてきた。
2台の異なるレンズを付けたカメラを持っていけば良いじゃないか
イロイロ考えた末にたどり着いた結論というのが2台のカメラに別のレンズを装着して持っていけば良いじゃないか、ということだ。
これなら現場でレンズ交換しなくても済む。
精神的に非常に楽になる。
一方、ミラーレスとは言え2台のカメラとレンズを持っていくわけだから体力が必要なことは避けようがない。
ま、これはは自分のこだわりなので体を鍛えれば良い。
調達する2台目のカメラだが、これには相当迷った。
全く同じカメラという選択肢もあるが、これじゃ面白くないし進歩がない。
そこで目をつけたのが、より高精細に撮れる画素数の多い機種だ。
具体的に言うと、現在メインで使用しているのがα7IIIなので、上位機種を狙うということになる。
機種選びに難儀する
2台目の機種選定に難儀すると言っても、これは懐事情による。
懐事情が豊かだと、迷わず画素数の多い最新モデルを買えば良い、簡単だ。
だが、現実には自由に使えるお金には限りがあり、できるだけ出費は抑えないといけない。
そこで、自分が妥協できる範囲でできるだけ状態の良い中古カメラを狙うことにしたのだった。
中古カメラと言っても、マニアックな穴蔵のような、いかにもベテランに見えるカメラ店へ出掛けるわけではない。
今どき、中古カメラもネットで画像を吟味しながら選べるのがありがたい。
逆に、実機を見ること触ることができないのでリスクを伴う。
まず、自分の予算からどれくらいなら支払いができるかを決定してできる限りそれに近いモノを探してみる。
すると、中古カメラの場合は状態によって価格が大いに異なる。
だが、安い中古カメラはボディー等々がキズキズだったり、触れる部分がテカテカで使用感がありあり。
それにどのように使われていたのかがよく分からない。
例えば、プロの方が使用していたのであればかなり酷使されたと想像できるから避けたい。
そんなことを観察しているとおおむね価格ラインと機種が見えてきたのだった。
もちろん、最新の機種が欲しいのは間違いないが、これにはそれほどこだわりは無い。
というのは、ある程度のレベルに達すると、あとは腕次第という感触が掴めたからだ。
ということで、2台目はα7RIIIにしようと思った。
2017年の発売開始モデルだが、ソニーのカメラは長寿でマイナーチェンジし未だに現行機種でもある。
管理人のレベルでは、これでも贅沢過ぎるカメラだろう。
機種が決まったので中古の個体選びに時間を掛ける
前述の通り、ネット上でα7RIIIをそれこそ見まくった。
そこで、画像で見る限り自分にとってこれが最低ラインの状態の個体を継続観察することにした。
自分にとって最低ラインなので、出始めの価格は少々高いと思っていた。
最終的には、マップカメラで購入したのだが、他の中古カメラサイトもあれこれ調べてみた。
マップカメラと他のカメラ店で最大の違いは、画像の精細さと豊富さ、商品に関する情報の多さが圧倒的に違う。
中古を買う時、クルマなら現車を確認し、各部をチェックし、運転してみておかしなところは無いかを確認する。
ネットで中古カメラを買うわけだから、こうしたことをチェックしてみたいができない、そこで画像や正直情報が決め手になる。
管理人が中古カメラを選ぶ際のチェックポイントは以下のもの
・事前の動作チェックでは問題の無いもの
・商品情報で液晶に傷とかボタンが動作しにくいという情報がある個体は外した
・ボディーの傷は避けようがないが打撃痕による塗装剥離のある個体は避けた
・アクセサリシューの使用感のあるものは避けた
・マウント部の傷が酷いものは避けた
・シャッターボタン周辺の摩滅が酷いものは避けた
・液晶傷があるものは避けた
・ファインダー内にホコリは避けた
こうした部分をチェックしながら、いくつかピックアップした個体をしばらくの間追い続けた。
年度末は狙い時!?
クルマでも年度末(会社によって異なるが)にかけて購入は狙い目だ。
クルマの場合は、その年度内に登録が完了することが条件に値引きが積み増される場合がある。
その会社にとって今期の目標をクリアしたいから値引き要請も実現の確率が大きくなる。
カメラには年度内に登録なんて条件は無いが、今期の売上目標を達成することは大命題だと思う。
年度末が近づくにつれて、中古カメラの個体の価格が微妙に値下がりする。
放っておくと他の方が買ってしまうので、どこで納得して買うかのタイミングが重要だ。
面白いのは、その個体のページを見ている人数やお気に入り登録をしている人数が分かることだ。
その個体に注目している人が何人いるのか、ということがよく分かる。
管理人の目をつけた中古カメラの個体は、2回値下げがあった。
他の個体は、おおむね1回目の値下げで売れてしまったようだ。
管理人が目をつけた個体では2回の値引きで、当初登場した価格よりも2万円と少し安くなった。
そこで、間髪入れずポチった訳だ。
実際どんな個体が来るのだろう楽しみと恐怖が半々
管理人は普段中古のモノを購入するのはあまりない、クルマくらいだろうか。
まして、ネットで中古のモノを購入するのは今回が初めてだ。
時間を掛けて選びに選びまくり、妥協しまくり、それでも価格がお買い得と感じれたので購入したが、実際どのような商品がやってくるのだろうか。
現物を見て、これなら安い買い物をしたと言えるのだろうか、それともガッカリするのだろうか。
正直、楽しみと恐怖が半々である。
その結果は、2日後に分かるので、また書いてみたい。
今回はこのへんで
では