中古で購入したα7RIIIが到着 さっそく各部をチェックしてみた

先日購入した中古のミラーレス一眼カメラ「α7RIII」の「良品」が管理人の手元に到着した。
中古カメラとはいえ、ミラーレス一眼カメラは高額なだけに購入するのに勇気が必要だ。
手元にやってきた中古カメラはどのようなモノだったのか。
そんなことを書いてみた。

Webサイト通りだったのか

今回、管理人はマップカメラのWebサイトで、自分の基準で、じっくりと中古カメラを選んでみた。
その結果、選んだのはソニーのミラーレス一眼の中古「α7RIII」の「良品」だ。

結論から言うと、中古カメラの外観はWebサイトに掲載されている通りだった。
Webサイトに掲載されている中古カメラの画像は非常によく撮れている。
すり減った角なんかは、よく撮れているだけに実際より悪く見えているところもあったりする。
画像をどう受け止めるかは見ている人次第だが、Webサイトの情報はかなり正確だ。

その他、Webサイトに掲載されているスペック(動作良好等)・付属品の情報なども全く問題は無かった。

管理人は以前にマップカメラから中古の交換レンズを購入したことがある。
その時は、丁寧な対応と品物の扱い方だなぁという感想を持ち好印象だった。
今回も、掲載内容との差異は無く、価格も非常にリーズナブルだった。

到着した中古「α7RIII」の「良品」の正面。マウント部はそれなりの使用感、ボディはかなりきれいな個体。
到着した中古「α7RIII」の「良品」の正面。マウント部はそれなりの使用感、ボディはかなりきれいな個体。
到着した中古「α7RIII」の「良品」の裏面。液晶は問題なし、ジョイスティックやセレクターも塗装ハゲはない。
到着した中古「α7RIII」の「良品」の裏面。液晶は問題なし、ジョイスティックやセレクターも塗装ハゲはない。

Webサイトに掲載されていない情報もある

中古カメラで気になるのは、その個体がシャッターを切った回数(ショット数)ではないだろうか。
ミラーレス一眼に限らず、カメラには「想定しているショット数(シャッター耐久回数)」というものがある。
パーツとしての耐久性の目安で、その回数を超えて使用すると故障する可能性が上がってしまうかもしれない。

例えば、あるカメラのシャッター耐久回数が10,000回とする、購入する中古カメラのショット数が9,000回ならあと1,000回くらいシャッターを切れば故障する確率が上がってしまうということ。
もちろん、シャッター耐久回数に達したら必ず故障するというわけではない、逆にそれまでに故障するということもあるかもしれない、あくまで目安だ。

だがこうした情報は一般的に中古カメラでは表示の義務が無く、Webサイトなどにも表示はされていない。
ある意味こうしたところは購入者にとって博打だ。
中古品の程度よりも少なければお得感はアップだし、多ければ損した気分になる。
これは購入者にとって難しい問題だと思う。

「α7RIII」のシャッター耐久回数は約50万回のようだ。
調べてみると、管理人が購入した中古「α7RIII」の「良品」は2万回をほんの少し上回ったところだった。
この程度のショット数なら、発売年代を考慮すると趣味で普通に使っていたモノと想像できる。
これなら非常に安心して使用できると思った。
たぶん「良品」ではなく「美品」であれば、ショット数はもっと少ないのだろうと思われる。
ただし、このあたりの事情や評価基準は公表されていない。

到着した中古「α7RIII」の「良品」の上面。アクセサリーシューも使用感は無し、シャッターボタン周辺の塗装ハゲもない。
到着した中古「α7RIII」の「良品」の上面。アクセサリーシューも使用感は無し、シャッターボタン周辺の塗装ハゲもない。
到着した中古「α7RIII」の「良品」の底面。とくある底のボッチの塗装ハゲもない。
到着した中古「α7RIII」の「良品」の底面。とくある底のボッチの塗装ハゲもない。

Webサイトでの情報だけで中古ミラーレス一眼を購入するのは怖かった

マップカメラのWebサイトは、中古カメラの画像が豊富で30枚近くあり、各部をじっくりと見ることが可能だ。
が、他の販売店では画像が4枚だけだったり、小さくて全く見えないとか、安心して判断できる材料が無い。
皆さん、他のお店では中古カメラを購入する際はどうしているのだろう。
もう、そのお店の評価付けを信用するしか無いのだろう。

本日到着の管理人が購入した中古「α7RIII」の「良品」はこんな感じだった。
機械モノには付き物の初期不良という恐れもある。
輸送等で調子が悪くなったり、チェックが漏れている箇所があるかもしれない。
中古品に保証を付けるというのは、販売する立場になればリスキーなことだと思うが、購入する側にとっては安心して購入できるので非常に嬉しいことだ。
マップカメラの中古品には1年間の保証が付いている。
他のお店を見てみると、おおむね6ヶ月といったところ、かなり安心だ。

到着した中古「α7RIII」の「良品」の右側面。ストラップの擦れがある。
到着した中古「α7RIII」の「良品」の右側面。ストラップの擦れがある。
到着した中古「α7RIII」の「良品」の左側面。こちらはストラップの擦れもない。
到着した中古「α7RIII」の「良品」の左側面。こちらはストラップの擦れもない。

今回の中古「α7RIII」の「良品」は成功だったのか

今回の中古「α7RIII」の「良品」の、Webからの購入は、管理人にとって非常に怖かった。
やはり、なけなしの虎の子を無駄にしたくないし、無駄とまでは行かなくても納得したいではないか。

その点、
Webサイトでの購入時情報と、手元に来た現物は外観や性能面・販売時情報と相違が無かった、
また、中古品だが1年間の保証が付いていることも大いに安心できる、
今のところ実際に使用してみて特に気になるところも無い、
ので大いに満足で、いまのところ大成功と言えるのではないだろうか。

しばらく使用してみて、問題無ければ、さらに良いと思う。

今回の中古「α7RIII」の「良品」の購入で感じたのは次のようなこと。
ネット上の中古購入ではリアル店舗以上に情報提供や正直さ・誠実さが求められると思う。
さらに中古であるがゆえに、保証が付くのも大いに安心できる。
こうした店舗が生き残っていくのだろうと思った。
皆さんの参考になれば幸いである。

やっと管理人のカメラ体制もこれで一通り満足するものになった。・右:α7RIII+FE16-35mm F2.8GM SEL1635GM・左:α7MIII+Art24-70mm F2.8 DG DN
やっと管理人のカメラ体制もこれで一通り満足するものになった。
・右:α7RIII+FE16-35mm F2.8GM SEL1635GM
・左:α7MIII+Art24-70mm F2.8 DG DN

やっとこれから「α7RIII」と「α7III」の2台体制で写真を撮っていける、単純にうれしい。

今回はこのへんで
では