神戸市立森林植物園ライトアップ 夜の紅葉を超広角で撮ってきた

管理人は世間のイベントにはあまり出かけないのだが先日ライトアップイベントに出かけてきた。
場所は神戸市立森林植物園、今は紅葉がきれい、しかもライトアップイベントである。
さすがに人が多くて周辺道路は渋滞だったが十分堪能してきた。
そんなことを書いてみた。

不自然なマイクロフォーサーズの3:2のアスペクト比

今年2022年の月にポチった雨の日カメラの「E-M1 E-M1 Mark II」はマイクロフォーサーズという撮像センサーとなっている。
管理人は普段「α7R3」や「α7M3」を使用しているが撮影アスペクト比は3:2で使用している。
これに合わせて「E-M1 E-M1 Mark II」についてもアスペクト比3:2で設定していた。

この「E-M1 E-M1 Mark II」に「M.ZUIKO DIGITAL ED7-14mm F2.8 PRO」を組み合わせて超広角を利用している。
だが、なんだか変なのだ。
端っこがすごく不自然、ブログの小さな写真にも使いたくないくらい周辺が不自然だ。
どうしてこんなことになるのだろうか?と思っていた。
ネット上を検索しても特に気になる情報は無い。


紅葉自体は茶色くなっている葉が多かったが場所により鮮やかに赤くなっているところもある。
紅葉自体は茶色くなっている葉が多かったが場所により鮮やかに赤くなっているところもある。
E-M1 MarkII+M.ZUIKO DIGITAL ED7-14mm F2.8 PRO、12mm(換算24mm)、1/8、F3.20、±0、ISO250

暗くなってきてライトアップされると良い雰囲気。
暗くなってきてライトアップされると良い雰囲気。
α7M3+SEL1635GM、16mm、1/25、F2.80、±0、ISO12800

マイクロフォーサーズは元々4:3の大きさなのだ

イロイロ考えた末に、ハタと気が付いた。
本来の撮像センサーのアスペクト比はどうなっているのだろう?

調べてみると元々マイクロフォーサーズの撮像センサーは4:3のアスペクト比を持っている。
現在使用しているアスペクト比は3:2だから、横はフルにピクセルを使用できているが縦は一部が未使用となっている。
具体的にピクセル数で言うと4:3なら5184×3888、3:2なら5184×3456となっている。
縦のみ432ピクセルの差がある、この使われていないピクセルはどうなったのだろう?
単にカットされているのか、それとも撮影時からこれを考慮して加工されているのか、良く分からない。

マイクロフォーサーズ本来の4:3のアスペクト比で撮影するとどうなるのだろうと思った。
そこで今回はフルサイズの「α7M3」+「FE16-35mm F2.8GM」とマイクロフォーサーズの「E-M1 E-M1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED7-14mm F2.8 PRO」を持ち出して比較しようと思った。


外国から来た人たちがリフレクションっ!って叫んでた池に写ったライトアップ。マイクロフォーサーズ版。
外国から来た人たちがリフレクションっ!って叫んでた池に写ったライトアップ。マイクロフォーサーズ版。
E-M1 MarkII+M.ZUIKO DIGITAL ED7-14mm F2.8 PRO、8mm(換算16mm)、1/1.3、F2.80、±0、ISO1000

夜の紅葉ライトアップイベントは初めての体験

こういう経緯で2台のカメラを持って神戸市立森林植物園ライトアップイベントで夜の紅葉を撮ってきた。
現地に着いたのは16時頃、森の中を散策&撮影しながら暗くなるのを待っていた。
紅葉はすごく赤くなっている場所は限られていてほとんどは茶色という感じ。
だが黄色の紅葉もあり、そのコントラストがキレイだった。

普段は山奥の薄暗い神社をメインで撮っているのでスローシャッターは慣れているが、やっぱり本格的な暗闇は違う。
人が多いので三脚は使用せず手持ちで撮ってみた。
スローシャッター&高ISOになってしまうのでなかなか難しい。
だけどいくつかはまずまずな写真が撮れたと思う。

なかなか面白かったのはカメラ女子との交流が少しだけあったこと。
カメラ談義をさせていただきありがとうございました寒い中お疲れさまでした!


赤いお花と紅葉した葉、それにライト。
赤いお花と紅葉した葉、それにライト。
α7M3+SEL1635GM、18mm、1/4、F2.80、±0、ISO1250

リフレクションっ!。フルサイズ版。
リフレクションっ!。フルサイズ版。
α7M3+SEL1635GM、16mm、1/3、F2.80、±0、ISO5000

超広角はこういった時に立体感が出ると思う。
超広角はこういった時に立体感が出ると思う。
α7M3+SEL1635GM、16mm、1/15、F3.50、±0、ISO12800

少女は何を想う。
少女は何を想う。
α7M3+SEL1635GM、16mm、1/4、F2.80、±0、ISO1250

でマイクロフォーサーズの4:3はどうだったのか

今回のテーマであるマイクロフォーサーズのアスペクト比4:3はどうだったか?
結論から言うと不自然さは感じず、この設定を続けようと思った。
端っこも超広角独特の間延び感はあるが見慣れたもので不自然さは感じない。

超広角をマイクロフォーサーズで撮ると不自然さを感じていたことから、せっかく超広角レンズを手に入れているのにほとんど使わずにいた。
やっとこれでまともに撮れるような気がして、これから持ち出そうと思った。


森の中のソフトクリーム、フルサイズ版。
森の中のソフトクリーム、フルサイズ版。
α7M3+SEL1635GM、16mm、1/1.6、F2.80、±0、ISO2000

森の中のソフトクリーム、マイクロフォーサーズ版。オリンパス機はスローシャッターに強い、1.3秒手持ち。
森の中のソフトクリーム、マイクロフォーサーズ版。オリンパス機はスローシャッターに強い、1.3秒手持ち。
E-M1 MarkII+M.ZUIKO DIGITAL ED7-14mm F2.8 PRO、7mm(換算14mm)、1.3、F2.80、-0.30、ISO800

問題が解決したので物欲がモリモリ

管理人が今考えていることは次のようなこと。

管理人はオリンパスのマイクロフォーサーズを雨の日カメラとして使っている。
できるなら2台目のマイクロフォーサーズがほしいと思っている。

それは悪天候の時、屋外でレンズ交換ができないので標準と超広角がほしいと思ったから。
さらに管理人の使用しているオリンパス「E-M1 E-M1 Mark II」は中古並品で2世代ほど前の機種だが、新しいものは気になる機能がある。
一番気になるのは「手持ちハイレゾショット」、次に「ライブND」といったところ。
「手持ちハイレゾショット」はマイクロフォーサーズの撮像センサーの小ささを補うし、「ライブND」はNDフィルターいらずだ。

管理人がなによりオリンパス機を気に入っているのは防塵防滴と強力な手ぶれ補正。
悪天候でも暗闇でもマイクロフォーサーズの弱点をカバーできる。
さらにシステム全体がコンパクトで軽量なことも良い、フィールドへ持っていく気になる。


駐車場にて。
駐車場にて。
E-M1 MarkII+M.ZUIKO DIGITAL ED7-14mm F2.8 PRO、7mm(換算14mm)、1.3、F2.80、-0.70、ISO2000

撮影する状況に応じてフルサイズと使い分ければ良いと思う。
「E-M1 E-M1 Mark III」を手に入れたいと物欲モリモリの管理人だった。

今回はこのへんで
では