管理人は2023年4月に新しいカメラα7S3を導入して今まではα7M3との2台体制で写真を撮っていた。
だが実は少々焦っていた、というのはα7R3が在庫限りになっていたからだ。
そこで今回は大きな賭けに出たのだった(大げさ…)。
そんなことを書いてみた。
今まで使用していたα7M3には不満は無かった
2020年6月に新品で手に入れたα7M3には最近まで不満は無かった。
いや、今でも不満は無い。
一眼カメラをこの年になってから開眼させてくれたα7M3にはビックリだった。
自分が思っているよりもよく映る、いや映る可能性があるという方が正確だろうか(腕による)。
それに2420万画素という画素数が大いに良かった。
過不足のない画素数だったし、ファイルサイズも標準的だ。
もっと気に入っていたのは実はボディーの大きさだった。
ほとんど動画を撮らない管理人にとっては最近のミラーレス一眼のサイズ肥大化が気になっていた。
α7S3と比較すると一回り小さくて大いに取り回しが良い。
まぁ写真を撮り始めた時期の僚友といったところだろうか。
α7R3がディスコンになってしまった…
管理人は風景撮影がほとんどなのだが、写りの好みは以前所有したことのあるα7R3だった。
2022年3月に中古良品で手に入れたα7R3は20,000ショット程度の個体だった。
もちろん特に不具合無く動作していたのだったが…、シャッターの感触が良くなかった。
2022年5月にそのシャッターの感触をブログに書いているのだがその内容は「シュン、錆びた部品が動いているような感じでクリアーさは無い、音と振動は小さめ」とある。
実はこの錆びた部品が動いているような感触に我慢できなくて2023年1月に売却してしまった。
でも、写りは大いに気に入っていたのだった。
こういう経緯なので管理人的にはα7R3は大いに気になっていたのだった。
できればα7R3Aを新品で手に入れようかしら、なんて考えていた。
が、安くなったとはいえ2017年発売のカメラに25万円近くの金額を投入する勇気が無かった。
そこで管理人は以前からα7R3中古品の値動きをウオッチしていたのだった。
そうこうしているうちにα7R3Aが在庫限りの表示になったのに気がついた。
ついにα7R3Aもディスコンになったのだと思った。
そうなる当然のことながら新品を手に入れるのは最後の機会となる(う~ん限定とか最後とかに弱い)。
しかしお財布事情が贅沢を許さない、かつ2017年発売の5年前のカメラに25万円近くも投じる勇気も無かった。
そこで中古品をウオッチしていたのだった。
今回は2重の意味での賭けだった
今回のα7R3の中古品購入では2つの意味での賭けだった。
ひとつは以前のα7R3中古良品のシャッターの感触、錆びた部品が動いているような感触がオリジナルの状態なのかどうかが気になる。
α7R3のシャッター耐性は約50万ショットと言われている、それが2万ショット程度でこれほど悪くなってしまうのだろうかと思っていた。
再度中古α7R3を手に入れても錆びた部品が動いているようなシャッターだったらどうしよう?と考えていた(試すこともできないし)。
もし同じ感触だったら電子シャッターで撮るしかないと腹をくくったのだった。
そしてふたつめは気に入った使用感の少ないα7R3中古美品の個体を見つけたが元箱が無い状態だった。
管理人は元箱は大いに重要だと考えている、カメラを大事に考えるなら元箱は保管するだろうという考え方なのだ。
今までは中古カメラを購入する際には必ず元箱があるものを選択していた。
果たして、α7R3中古美品元箱無しはどういう使用状況なのか?、現物が来るまで分からない。
ネット上で見つけたα7R3の個体はどこから見ても文句の付けようがない状態だった、価格もその割にはこなれていた。
管理人は思わず思わずポチっていたのだった…。
泣く泣くα7M3を下取りに出した
しかし現実には自由になる資金も乏しくてここは思案のしどころだと思った。
管理人の手元にはすでにα7S3もある、それにα7R3が加わり、元からあるα7M3があっても3台は活用できない。
ではα7M3を下取りに出してα7R3と入れ替えるのが妥当だろう、ということで手持ちのα7M3レンズキットを下取りに出すことに決めた。
さらにα7M3レンズキットの下取り価格がこの先下落するかもしれない…。
そう思うとそろそろ入れ替えるのも妥当かもしれないと思ったのだ。
だが世代的には発売時期が古くなるα7R3になってしまうが、出てくる画が気に入っているので気にしないことにした(自分的に納得したのだった)。
こうしてα7M3レンズキットを下取りに出してα7R3中古美品元箱無しをマップカメラでポチったのだった。
α7R3中古美品元箱無しがやってきた
ポチったあとに手持ちのα7M3レンズキットを下取りにするために発送して査定を待った。
査定自体は提示されていた価格にプラスアルファが少し付いて追い金は最小限に済んだと思う。
決済も済んで発送され昨日到着となったのだった。
中古美品とはいえ元箱無しというのはお目にかかると少々寂しい。
ダンボールを開梱すると、梱包材プチプチで保護された本体と付属品がゴロリと出てくるだけだ。
あまり気分の良いものではないが要は中身で勝負なので気にしないことにした。
プチプチを取り去ったα7R3中古美品の現物は狙った通り非常に良い状態だった。
新品と見間違えるほど状態が良く使用感が皆無だ、これには正直ビックリした。
さらに各スイッチが渋くてひょっとしたら本当に使ってないのかも?と思った。
中古カメラを購入した時には恒例のシャッター数を調査する。
今回もとりあえず1枚だけ撮影して、そのJPEG画像をシャッター数を調べるサイトにアップしてみた。
結果、α7R3中古美品元箱無しのシャッター数はなんと991だった。
そしてシャッターの感触は錆びた部品が動いているような感触ではなくα7M3と変わらない感触だと思った。
ほぼ新品同等ではないか!、こんな状態なのになぜ元箱が無いのだろうと思った。
新たな疑問だ。
α7R3中古美品元箱無しに実戦装備を施した
まずは液晶に新品の保護フィルムを貼り付けた。
α7R3の実戦装備と言っても簡単だ、というのはα7M3とα7R3は筐体が同世代でほぼ同じなのだ。
α7M3で使用してた装備がそのまま使用可能なのだ、装備は以下の通り。
・INPONのエクステンション
小指余り対策と手のひらでホールド
・Peak DesignのCAPTUREプレート
険しい場所では両手を空けたい時が多い、INPONに装着
・Peak DesignのCLUTCH
手にフィットして撮影が楽
・JJCオフセット金具
CLUTCHを後ろへずらす金具のみを使用
あとはカメラ自体のメニューから各種設定を行って終了である。
試写をしてみないと分からないが今回のα7R3中古美品元箱無しは今のところ大成功だ。
2重の意味での賭けだったが、シャッターの感覚も普通だし元箱無しのデメリットも無かった。
中古購入って賭けの部分もあるがこうしたことに遭遇するのが面白い。
早く試写をしてみたい。
今回はこのへんで
では