PCや周辺機器は定期的にアップグレードしないとドンドン陳腐化していく。
個人的にはそれが良い面にと悪い面があると思う。
一番端的なのが現在のOSであるWindowsだ、今のところ現実的な選択肢が無いためにMSの言うなりになるしかないのには閉口する。
しかし周辺機器やソフトウェアについては自分の希望や意思を活かせる。
今回はPCで聞く音楽環境の改善をしようと思った。
そんなことを書いてみた。
満足できる安定した環境があれば…
管理人は年を食ったからか、環境の変化には面倒くさいと感じることが多い。
若い頃のように何らかのソフトやハードの設定に1日かかるというような事は今では敬遠している。
だって時間がもったいないんだもんっ。
後どれだけ生きれるか分からないが、残りの時間をできるだけ削りたくないと考えている。
時間は有限なのだということを最近強く思うようになった。
そのためには満足できる水準で安定して使用できる環境が欲しい。
昔のようにCPUのオーバークロックの試行錯誤なんてやりたくない。
PCはいつでも使用できる環境が整っていないとあかんと考えている。
そのためにPCはサブ機も用意してあるが、今のところ活躍の機会はそう多くない。
こうした考え方になってきているので安定した環境を長く使うようになってきた。
PCの前に座ると必ず音楽を聞く
さて今回はPCで聞く音楽環境の改善をしたいと思った。
というのは管理人はPCの前に座ると必ずなんらかの音楽を聞く。
こうした人は非常に多いのではないだろうか。
しかし仕事から開放されてPCの前に座って音楽を聞く時間帯というのは平日なら夜になってしまう。
夜に音楽を聞くというのはなかなか気を使うことが多い。
やはりその音量を気にする必要があるからだ。
我が家は一戸建てだがやはり周辺や家族にには気を使う。
それほど大きな音量で聞くわけではないのだが低音なんかがズシズシと響いているかも?と思うと気になってしまう。
このPCで聞く音楽環境は「スピーカー」で聞くなら今の環境でまずまず満足度が高い。
簡単に言うと、音楽ソースはイロイロだがUSBヘッドフォンアンプが「RAL2496HA1」、パワードスピーカーが「Companion2 Series III」となっている。
音量が気になるときの音楽はイアフォンで聞いているが…
そうした時にはイアフォンで音楽を聞いている。
しかしイアフォンは基本的にきらいなのでマシなモノを持っていなかった。
だからiPhone付属のイアフォンを耳にねじ込んで聞いていた。
ヘッドフォンやイアフォンには疎い管理人だが、きっとアップルが作ったイアフォンだからそれほどひどい音ではないのだろう。
しかし耳にねじ込む方式は管理人にとって快適ではない。
加えて最近致命的なことが起き始めた。
それはイアフォンを耳にねじ込んで音楽を聞いているとイアフォンが耳から外れてしまうのだ。
音楽を聞く上でこれは致命的だった。
それでも管理人は耳にイアフォンをねじ込み直して音楽を聞いていたのだが我慢ももう限界だ。
しかしなぜ耳からイアフォンが外れてしまうという現象が始まったのだろうか?
管理人なりにその原因は次のようなものではないかと想像している。
- 加齢とともに耳の形が変わっている?
- 加齢とともに耳油!がたくさん出るようになった?
- 経年変化でイアフォンがツルツルになった?
そこでイアフォンを観察してみるとLとかRとか書いてある部分は文字も消えていない。
とすると管理人の耳の形が変わったか、耳油!の放出量が増えたかということになる(悲しい…)。
耳にねじ込まなくても良いオーバーヘッドのヘッドフォンが欲しい
本来ヘッドフォンという言葉はヘッドと言うくらいだから頭に装着して聞くモノを指している。
耳にねじ込むのはイアフォンだろう。
今回は耳にねじ込みたくないのでヘッドフォンを探してみた。
ヘッドフォンと言うとマイクロフォンと一緒で性能の良いものは非常に高価で手が出ないのではないかと思っていた。
例えば音楽のプロが使用するマイクなんて何十万円はおろか、ん百万円もするディープな世界だ。
だからヘッドフォンもある程度満足の行きそうなモノを求めると、ん十万円もするのだろうか?と思っていた。
現実的には管理人のお小遣いで購入するわけだから出せても2万円までだろう(それでもヘッドフォンに対しては非常に高額だと思う)。
ということで昔の覚えていたブランドでヘッドフォンを探し始めた。
昔持っていたオーディオテクニカとか、ゼンハウザーとか、ソニーとか、ヤマハとかのブランドだ。
調べていくと様々なタイプがある。
オーバーヘッドタイプのヘッドフォンでも外で使用することを前提としたモノもある。
そいういったモデルは外で使用するのでノイズキャンセラーとかバスブーストとかの機能を持っている事が多い。
ここで今回のヘッドフォン選びの条件を考えてみた。
自宅PCで使用するのでワイヤード(有線)でOK、そもそも無線は信用していない管理人なのだ。
自宅PC環境ではUSBヘッドフォンアンプに接続するのでステレオミニプラグが必須となる(アダプターでも良い)。
形状はヘッドフォン(頭からかぶるやつ)で耳に突っ込まないモノ。
音楽的にエフェクト(バスブーストとか)は不要でシンプルに音の良いモノ。
ということになる。
結局「モニター」という言葉にやられる
音に忠実ということでは昔からオーディオの世界ではモニターという言葉がある。
これは音楽のプロがスタジオでモニターするための道具を指していることが多い。
スピーカーでもそうだし、今回のヘッドフォンでもこうしたモデルがたくさんあることが分かった。
どうにも管理人はこうした言葉に非常に弱い。
最初はオーディオテクニカで探していたのだが、どうもピンとこない。
ゼンハウザーは高価すぎた。
ソニーは最初見たときにコンシューマ向けの製品ではピンとこなかった。
検索を続けるうちにソニーの法人向けモデルがあることに気がついた。
これが今回選択した「MDR-7506」だった、兄弟モデルとして「MDR-CD900ST」というのもある。
これらはヘッドフォンとしては定番モデルのようだ。
実売価格も1万円台となっていて、モニターと言う割にはリーズナブルな価格だと思う。
それに補修品としてのイアーパッドも純正を始めサードパーティーからも多数出ている。
こうした長く使用できそうなところが気に入った。
管理人の買い物はおおむねAmazonか楽天で購入する、今回は初めてWowma!で購入してみた。
価格が他の2つとは微妙に高いが、今回はAUで貯まっていたポイントを使用した(Wowma!はKDDIが運営している)。
Wowma!がどのような運営なのか楽しみだ(楽天と同じような感じだと予想している)。
「MDR-7506」が到着したら、イロイロと報告をしてみようと思う。
20190113追記
注文翌日に「MDR-7506」が到着した。
やはり大手のショップとモールは対応が早いのですぐに何かしたい時に大いに助かる。
肝心の「MDR-7506」の音だが、結果から言うと大いに満足だ。
先人の感想を読んでいるとモニターらしく音が素直に出ていて人によっては物足りない人もいるかも、というものが多かった。
これから想像していたのは音の分解能や音場はシッカリ出ているが音にメリハリが無いのではないだろうかと心配していた。
実際に聞いてみると新品なので硬さはあるがキチンと低域から高域まで出ている。
どちらかというと中域が出てないような印象を受けた。
音のスピード感については多少不満なところはあるが十分だと思う。
さらにエージングが進めば中域も持ち上がってくるだろうと思う。
全般にクセがなく聞きやすいと思った。
この内容のヘッドフォンがこの価格で購入できるというのはすごいことだと思う、こりゃオススメだ。
意外な発見としてはiPhoneに付属しているイアフォンがかなり良い線を行っているということに気がついたことだ。
普段何気なく使っているが、音の質に関してはなかり良いイアフォンだ。
今回はこのへんで
では