VOSTRO1510のSSD換装作業メモ

ノートPC、VOSTRO1510のHDDが容量残が無くなってきたのでSSDへ換装した作業記録。

VOSTRO1510調査

現状のVOSTRO1510の現物調査を行った。

・HDD
Cドライブ:98.9GB
Eドライブ:50.0GB
※何故か160GBのHDDを2パーテーションとしている
※DドライブはDVDドライブ
・システム情報
CPU:Core2Duo T8100 2.1GHz
メモリ:2GB
※Windows7が入っている

SSDの選択

VOSTRO1510の情報をネット上で収集してみた。
SSD換装した事例もあり特殊な環境ではなさそうだ。
SSDの選択は256GBで一番安かったTranscendのTS256GSSD370を選択した。
VOSTRO1510の場合は元のHDDが9ミリ厚なのでSSDと共にスペーサーを注文する。
TS256GSSD370

 

必要ファイルのバックアップ

換装前にVOSTRO1510の内部の重要なデータをバックアップしておく。
やはりこうしたドライブの交換という作業は作業の結果がマズイ事になることもある。
システムも元に戻せるかどうかを確認したい。
PCに付属のセットアップディスク等があるかを確認。

SSDのUSB経由での接続

SSD換装の段取りとしてはクローンを作る訳だが、それにはSSDをUSBでVOSTRO1510と接続する必要がある。
今回この接続にはGroovyのUD-500SAという変換ケーブルを利用した。
このケーブルは聞いたことの無いメーカーだが、SATAとIDEの両方に対応してUSB2.0で接続可能だ。
SSDはUSB経由で接続しただけでは認識しなかった(VOSTRO1510側から見えない)。
システム管理のディスクフォーマットを行う事で認識できた。

クローン開始

「SSD Scope」というソフトをTranscendサイトよりダウンロードしてVOSTRO1510にインストールする。
このソフトの機能はいくつかあるのだが今回はクローンを作る機能のみを使用する。
クローンを作成時に指定箇所が2つほどある、「Clone OS partation only」という項目と「Extend Disk」という項目だ。

・クローン1回目
両方の項目をOFFにしてSSDをクローン → ブート不可

・クローン2回目
両方の項目をONにしてSSDをクローン → ブート成功
この結果1パーテーションでのクローンに成功した

VOSTRO1510へのSSD実装

クローン作製部分と前後するがVOSTRO1510のHDD交換は比較的簡単だ。
裏蓋に親切にもHDDのマークがあり交換時はこのネジを外してくださいとマークしてある。
このネジを2か所外してその部分の裏蓋を手前側にスライドしてから持ち上げると外せる。

左側にHDDが見えるので隙間にドライバーの先のようなものを突っ込んでコネクターから外してやる(ここは慎重に作業するべし)。
SSDにスペーサーを装着し外した時の逆の順序で装着し元に戻す。
裏蓋の開閉をセンシングしているようなので裏蓋もしっかり取り付ける。

SSD実装後のVOSTRO1510内容整理

ブートも成功し換装はできたのだがHDDの内容をそのまんまクローンしているので整理を行う。
長年の使用で大変なことになっているVOSTRO1510内部を下記の項目でもって作業を行った。

・不要ソフトアンインストール
・SSDデフラグ
・不要プロセス停止
・WindowsUpDate
・各種ソフトのアップデート更新
・ウィルスソフトでのウィルススキャン
・アプリケーション動作確認
・Windowsエクスペリエンス再評価→再設定
プロセッサ :5.6→5.6
メモリ   :5.5→5.5
グラフィック:3.5→3.5
ゲーム 〃 :3.1→3.1
HDD   :5.5→7.8
※当たり前だがHDDの項目だけが速くなっている

少し古いPCもSSDに換装することで生き返らせることができるので大変良い。
これでしばらく安心して使えるのだ。

自分のノートPCもSSDに換装済みだが昨日のWindowsUpdateで容量を使い果たしディスクのマークが赤く表示されている。
こちらもAmazonに同じSSDを注文済なのでそのうちに書こうと思う。

今回はこのへんで
では