やっぱり24mmでは広角が足らんが軽くて楽チンなマイクロフォーサーズ

  • 2022/06/09
  • 2022/06/09
  • E-M1

雨の日カメラとして中古並品の「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II 12-40mm F2.8 レンズキット」を入手したことは前回書いた。
イロイロと試し撮りをしてみたがコンデジのRX100M3と同じく広角側が少々足りない。
これってマイクロフォーサーズのレンズ沼なのかも。
そんなことを書いてみた。

コンデジの代わりのマイクロフォーサーズは正解

管理人の場合、前回購入した中古並品の「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II 12-40mm F2.8 レンズキット」は雨の日のコンデジ(RX100M3)の代わりだ。
コンデジの最大の利点は小型軽量だ。
小さいからいつでもサッと取り出し撮りたいモノを撮ることが可能だ。

マイクロフォーサーズをしばらく使ってみて、サッと取り出し撮りたいモノを撮ることが可能なことが分かった。
その理由はボディーが小さい、レンズが小さい、コンパクトで軽いということに尽きる。
加えて、コンデジよりもきれいな画像が撮れることが大きい。
さすがにフルサイズのミラーレス一眼とはかなり差があるのは事実。

現在はキットレンズの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」が装着してある。
このレンズは発売されてからかなり経過したレンズではあるが(2013年に発売)写りはまずまず良いと思う。
少なくても「E-M1 Mark II」との組み合わせではコンデジよりも良い。

さらに速写性、電源を投入してから実際に写真を撮れるようになるまでの時間も気にならない。
唯一レンズキャップを外すという行為が余分だが、これは工夫でなんとかなるかもしれない。

管理人の場合、こうした使い方ではマイクロフォーサーズはかなり役に立つ。

耐候性はまだ試してないが画角が足りない

雨の日カメラとしてはまだ本格的に試していない。
そのために防滴防塵のボディーとレンズを選択したのだが、まだその機会は無い。
これから梅雨に入ることだし、その機会はこれからたくさんあるだろうと思っている。

試し撮りをした中では管理人のような使い方では画角が少し足りないような気がしている。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」では撮りたいものを撮るのに後ろに下がれない状況が多く、対象をフレームに収められないことが多い。
フルサイズではα7M3+SEL1635GMで16mmの画角で撮ることが多いのだが、やはり画角が足りないと思う。
やはりフルサイズ換算で16mmくらいのレンズが必要だと思った。

↑ こちらはα7M3+SEL1635GMの組み合わせで16mmの画角で撮った画像
↑ こちらはE-M1M2+M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROの組み合わせで12mm(換算24mm)で撮った画像、これ以上後ろへ下がれないので神社の社殿が入り切らない…

マイクロフォーサーズの広角ズームレンズって

そこでマイクロフォーサーズの交換レンズの中でも広角ズームレンズを見てみた。
オリンパスとパナソニックで良さそうなレンズがあったのでいつものようにイロイロと調べていた。
もうこの時点でマイクロフォーサーズのレンズ沼に片足を突っ込んでいるようだ…。

調査の成果!として次の広角ズームレンズを挙げてみた(実質あまり選択肢が無い)。
[F2.8の広角ズームレンズ]
①LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 ASPH. H-E08018(換算16-36mm、防塵防滴)
②M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO(換算14-28mm、防塵防滴)
[F4の広角ズームレンズ]
③M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO(換算16-50mm、防塵防滴)
④LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH. H-F007014(換算14-28mm、防塵防滴ではない)

管理人が広角ズームレンズを使う際の条件を整理すると次のようになる。
・雨の日カメラとしての防塵防滴性能→必須
・暗い山の中で撮ることが多い→できれば明るいレンズ
・できれば標準域までカバー
この時点で④が脱落だ。

あとは明るさを優先するか、標準域の長さを優先するか、ということになる。

やっぱり基本に立ち返って明るいレンズが良いと思う

レンズ単体では防塵防滴だが、ボディーとの組み合わせでは同一メーカーで組み合わせた時に本来の性能を発揮する、ということを考えるとレンズはオリンパスということになる。
ということで候補は次の2本に絞った。
②M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO(換算14-28mm、防塵防滴)
③M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO(換算16-50mm、防塵防滴)

②はF2.8で明るいがレンズが出目金となっている(フィルター不可、扱いに気を使う)。
③はF4で暗いが換算50mmまでカバーしているので使い勝手は良さそう。
なかなか悩ましい(価格帯も同じようなところ)。

管理人が考えたのは基本に立ち返り、雨の日カメラとしてマイクロフォーサーズを導入したのだから、暗い時でもきちんと写るということを優先したいと思った。
つまり明るいレンズを選択するということ。

ということで広角ズームレンズの候補は「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」(換算14-28mm、防塵防滴)に絞った。

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO(換算14-28mm)、レンズが出目金になっていてフィルターが装着できないので気を使いそうだがF2.8で明るいレンズ、どんどんレンズ沼にハマっていく…olympus-imaging.jp
↑ M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO(換算14-28mm)、レンズが出目金になっていてフィルターが装着できないので気を使いそうだがF2.8で明るいレンズ、どんどんレンズ沼にハマっていく…
olympus-imaging.jp

雨の日カメラとして中古並品の「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II 12-40mm F2.8 レンズキット」なので広角ズームレンズも中古で探したいと思っている。
だけど「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」はタマ数が少ないようだ。
気長に中古レンズを探したいと思う。
こりゃ完全にレンズ沼だ…。

今回はこのへんで
では