現在、管理人は音楽を聞くのはPCで聞いている。
大昔はホームオーディオでセットを組んで聞いていたがいつのことからかPCで聞くようになった。
でも音楽を聞くためのラストワンマイルはスピーカーとヘッドフォンなのだ。
そんなことを書いてみた。
懐かしく思うホームオーディオ
管理人はかつてホームオーディオの中心としてプリメインアンプはヤマハのA-2000を使用していた。
たぶん1990年代に購入したと思うのだが記憶が定かではない。
それが今では完全にPC上で主にCD、気軽に聞きたい時はストリームを聞いている。
ホームオーディオをやめてしまった理由としてはスペース的なことが大きいと思う。
専用のリスニング環境は無かったが好きな音楽を聞いて大いに満足だった。
だがホームオーディオは大きなスペースを占めてしまう。
機材が大きいのだ。
当時は専用のラックを組んで大型のフロアスピーカーからコンパクトなブックシェルフスピーカーに移行したものだ。
最後に聞いていたスピーカーはBOSE121だった(これは使ってないがまだある)。
![たぶん1990年代に購入したBOSE121、まだ残してあるのでいつか鳴らしてみたい。](https://ossanit.com/ot2/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
音楽ソースの変化
管理人が最初にホームオーディオに入った時はちょうどCDが出始めた時。
最初に揃えたホームオーディオはアナログレコードとCDの両対応とした(メインはアナログレコード)。
その後音楽ソースは徐々にCDへ移行していった。
そのうちにスマートフォンが出てきてダウンロードするタイプの音楽ソースがあっという間に全盛となった。
しかしその音質には今でも満足できないでいる。
結局現在ではCDを買ってきてそれをリッピングしてWAVファイルにして聞いている。
これをPCでもクルマでも聞いているのだ。
クルマではUSBメモリの中にWAVファイルを詰め込んでナビからアクセスして再生している。
WAV形式はファイルサイズは大きいが一番オリジナルに近い気がする(管理人の感想)。
PCでは古いDACの「RAL2496HA1」とBOSE「Companion2 Series III」
PCでの再生環境はUSB接続したヘッドフォンアンプ兼DACであるRAROCの「RAL2496HA1」とBOSEの「Companion2 Series III」を組み合わせて聞いている。
両方とも新しいモデルではないが今のところ全く問題は無い。
![RATOCの「RAL2496HA1」というヘッドフォンアンプ兼DAC。今のところこれで十分。](https://ossanit.com/ot2/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
これらの組み合わせで出てくる音はやっぱりBOSEの音だ。
そろそろDACを買い替えたいと思っているのだがピンとくるモデルが無いというのが現状だ。
それにホームオーディオとは異なりDACに大枚はたくという気もない。
PCの場合はリスニング環境もさることながら、ノイズとの兼ね合いもありソコソコで良しという感じだろうか。
ある種の諦めかもしれない…。
ソニー ヘッドホン MDR7506
やっとここからが本題だ。
それでもPCで大音量で聞きたいときや音楽に集中したい時にはヘッドフォンを使用する。
ヘッドフォンはソニー MDR7506を使用している。
MDR7506はスタジオモニターという立ち位置の製品で中立的な音を期待した。
このMDR7506は2019年1月12日に購入したものだ。
最近は通販で購入すると、そのサイトの購入履歴が残っているので購入日がハッキリ分かるのが良い。
現在まで5年ほど使用しているが快調だった。
だがこの冬に入る時ヘッドフォンのイヤーパッドがボロボロになっているのに気がついた。
ポロポロと表面の合皮が剥がれて中のスポンジが見えている。
![ソニー MDR7506というスタジオモニターヘッドフォン。さすがに5年使用するとイヤーパッドがボロボロ。](https://ossanit.com/ot2/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
このまま使用できないこともないがイヤーパッドのカスをその辺りに撒き散らしてしまう。
そうなると掃除が大変だ。
肝心の聞き具合もなんだかヘンだし耳当たりも悪い。
こりゃイカンということでMDR7506用のイヤーパッドを調達することにした。
イヤーパッド選びには種類がたくさんあって苦労する
MDR7506用の純正イヤーパッドは SONY 211566803 という型番のパーツとなる。
だが純正イヤーパッドは大手の通販では余り見かけない、これはなぜなんだろう。
ましてSONY STOREでも扱ってないのだ(ぜひ扱ってほしいものだ)。
互換性のあるイヤーパッドは大変たくさんの種類が発売されていて迷うくらいだ。
だけどイヤーパッドでヘッドフォンの音や装着感が変わってしまうのは避けたい。
そうした思いから純正イヤーパッドを購入したいと思った。
イロイロ探し回ってヨドバシで調達した。
![ヨドバシで調達したMDR7506用の純正イヤーパッドは SONY 211566803。消耗品というかスペアパーツが販売されているとありがたい。](https://ossanit.com/ot2/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
純正イヤーパッドが到着したので、さっそく新しい純正イヤーパッドをMDR7506に装着してみた。
交換作業はそれほど難しくない、引っ張りながらはめ込むだけだ。
消耗品を交換しながら長く使えるのは大きな進歩
今回のようにひとつの製品を長く使用するというのは非常に大事だと思う。
自分自身が気に入っている・慣れているということもある。
それ以上に長く使用できる環境が揃っていて可能なこと。
今回もイヤーパッドが交換できないのであれば、きっと新しくヘッドフォンを購入していたことだろう。
![調達した211566803イヤーパッドをMDR7506に装着してリフレッシュ。消耗品を交換してまた気持ちよく使用できるようになるのは気分が良い。](https://ossanit.com/ot2/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
現にMDR7506へ至る前のヘッドフォンはそうだった。
長寿の定番商品というのはこういうところが非常に良いと思う。
こうした長く使用できる本物を見分ける目を持たなければならないとも思う。
管理人はできるだけエコな生活(定義は人それぞれだと思うが)をしていきたいと思っている。
今回はこのへんで
では