家庭内LANにスイッチを導入しポートVLANを構築してみた

連休の間に管理人の自宅のNWを少しイジってみた。
どうしても家庭内LANを2つの系統に分けたかったのだ。
そこでVLANの組めるスイッチを導入してポートVLANを組んでみた。
そんなことを書いてみた。

ネットワークを分けたかった

実は息子が自宅内でPCを本格的に使いだしたのだった。
と言っても管理人の息子は十分な大人というかすでにおっさんだ。

一応、家庭内LANはスイッチでVLANを構築し、分離して使えるようにしようと思った。
管理人は見られて不都合なものは今のところ無い、しかしいつそうしたデータができちゃうかも分からない(苦笑)。
よって、今から分離しておくのが良いと思ったのだ。

それにスイッチでVLANを組む設定もやってみたかった。
いつもは設計ばかりしているので小さくても実際にやるのは楽しい。

20200509ネットギアのGS308EというVLANの組める8ポートスイッチその2

安くてお手軽なVLAN構築可能なスイッチを探す

管理人は普段仕事で法人のスイッチやらルーターやら様々な機械に接している。
CiscoのCatalystなんかは法人用のスイッチとしては非常にポピュラーなところだ。

だが今回は自宅のLANに使用するVLANの組めるスイッチを探してみた。
ポート数は拡張性も考慮して16ポートを考えていたが、よくよく考えてみると8ポートもあれば十分足りる。
そこで8ポートでVLANの組めるスイッチを探すことにした。

探してみるとNETGEAR、バッファロー、TP-Link、ヤマハ、エレコム、IODATA等々があり、思ったよりもたくさんの種類がある。
その中でもタグVLAN、ポートVLAN、温度が50℃まで行けるものを探した。
最終的にはNETGEAR、エレコム、バッファローに絞り込んだ。

結局NETGEARのGS308Eという機種を約5,000円でAmazonで購入したのだった。
ついこの前の連休中に注文したところだが、すでに値下がりしていてなんと3,000円台で購入できる(連休特価だったのか少し悔しい…)。

20200509ネットギアのGS308EというVLANの組める8ポートスイッチ

LAN線の敷設もやった

新たにNWを広げるとなると今どきでは無線LANでやれば非常に楽にできる、だがそれでは面白くない。
そこで30mのフラットLANケーブル(CAT6)を購入して新たに家の中を這わすことにしたのだった。

一昔前ならLAN線を這わすのは結構一苦労だった。
だが今ではフラットなLANケーブルをドアの隙間に入れ込んで、所々を両面テープで貼り付けるだけで施工できる。
釘や金具を使わなくてもよいのは大いに助かるし原状復帰も簡単にできる。

結局LAN線30mというのは長すぎて半分くらいが余ってしまったが、なんとかうまくLAN線を引くことができた。
見てくれもそれほど悪くないのが良かった。

設定は簡単

設定はいろいろ考えた挙げ句にポートVLANとした。
タグVLANなら接続する機械側にも設定が必要になるが、ポートVLANなら不要だし見てすぐに分かるところが良い。
忘れやすい管理人にうってつけだ。

GS308EのデフォルトのIPアドレスは管理人の家庭内LANと合わないため、直接PCと接続してしかるべきIPアドレスを設定した。
さらにポートの振り分けを設定するだけなので簡単だ、WebのUIを見ながらやると分かりやすい。

あとは設定された2種のVLANがお互いに分離されているかどうかを確認し、終了である。
設定されたスイッチをルーターの直下に挟み込んで家庭内LANの構築は完了となった。
どちらかというとLAN線を敷設するほうが時間がかかったくらいである。

管理人はクルマをイジるのも好きだが、こうしたPC関連をイジり倒すのも大好きだ。
連休中はどこへも出かけられずに家庭内断捨離とLAN構築に明け暮れた。
たまにはこうした連休も良いものだ。

新型コロナウィルスが早く収束することを祈るばかりである。
今回はこのへんで
では