ここのところの状況により自宅でのお仕事をする人も多いのではないだろうか。
管理人の場合はこうなる前から自宅でのPC作業が多くデスクトップPCを2台使用している。
その環境は以前にも書いたことがあるがBTOのデスクトップマシンだ。
そこで少々古くなってきたメインのデスクトップPCを入れ替えるなら、という前提でBTOデスクトップPCを探してみた。
そんなことを書いてみた。
現在の環境
以前、管理人のPC環境はまとめたことがあるのでそちらを参照してもらいたい。
簡単に書くと次のようになる。
- 1998年に初めて自作PCに手を出した
Win95、この時は部品の寄せ集めだった - 2003年にTwoTopで初BTOした
WinXP、クーラーマスターのケース、ASUS「P5GDC_Deluxe」マザー、「Pentium4_630」CPU、GeForce6600
オーバークロックなんかも盛んにやってみていた - 2011年に再びTwoTopで初BTOした
Win7Home、MSI「H55-G43改」マザー、「Core_i5-760」CPU、12GBメモリ、GTS450
この時はあまりお金がなくてそこそこスペック、マザーボードは不安定 - 2014年に初めてフロンティアでBTOした
Win7Pro、ASUS「Z97-K」マザー、「Core_i7-4790K」CPU、当初16GBメモリ、GTX750
このマシンは現在でもメインのデスクトップマシンとして使用している
ついこの前2020年2月にメモリを増強して32GB、ブートHDDをSSD1TB化したので快適に使用している
こうやって振り返ってみれば1台のデスクトップPCを結構長いこと使用していることが分かる。
BTOというか自作PCというか、こうしたパーツを寄せ集めて使用するPCは時に応じてパーツを交換して戦力アップが図れるのが良いところ。
各パーツのことを簡単に書くと…。
内蔵ストレージ
管理人はストレージをPC内に作らないタチなので、PC内にあるドライブは基本的にブートに使用するのみだ。
だから内臓のストレージは1TBもあれば十分事足りる。
外部ストレージはUSB接続で4TB×2のHDDで構成したRAID構成となっている。
マザーボード
マザーボードに求めるのは安定性と耐久性に尽きる。
ブートしなかったり、動作が不安定だったりするとそれに掛ける時間がもったいないと思うようになった。
最近ではASUSのマザーボードに絶大な信頼性を置いている。
グラフィックボード
管理人の場合それほど性能を要求しない。
動画の編集はしないし、ゲームもしない、だが静止画の加工等を行うのでハイエンドではなくミドルクラスで十分だと考えている。
が、心配なのは出力端子である。
最近のグラフィックボードには「DisplayPort」「HDMI2.0」しかインターフェースが搭載されていない。
「DisplayPort」ってなんだ?
「DisplayPort」は最近出てきたような感じだが規格としては2006年からあるらしい。
長年PCを使用してきているが「DisplayPort」については全く馴染みがないというのが正直なところ。
個人的にはやっとHDMIに少しなれてきたかなぁというところで、PC環境では未だにDVIだったりVGAだったりする。
ちなみに現在メインで使用しているデスクトップPCのグラフィックボードはGTX750で出力端子はD-SUBx1/DVIx1/miniHDMIx1となっている。
現在はデスクトップPC2台のDVIを切替器(俗に言うKVM)でキーボード/マウスもろとも切り替える環境にしている。
管理人のPC環境は狭いのでディスプレイ、キーボード、マウスは2組置けないからだ。
ちなみに使用しているディスプレイはEIZOのEV2436W-Z、装備する端子は「DisplayPort」、DVI、D-Subの3つ。
切替器はREX-230UDAというDVIでWUXGA(1920×1200)の解像度まで行けるもの。
こういった環境でPCを使用している。
もしグラフィックボードを最近のミドルクラスものにすると、例えば「GTX 1660Ti」だと「DisplayPort」と「HDMI2.0」しかない。
もうどうしてDVIを無くしてしまうのか?と思う。
こうした規格が変わっていくのはいつの時代も同じことだと思う。
人間の向上心は際限なく常に進化する、しかしこれに振り回されるということも反面言える。
ということで将来的には「DisplayPort」が主流にはなるのだろう。
こうして考えると2ダインPCからは画面の切り替えなんて行わずに、各々ディスプレーを常に接続しておく。
キーボードとマウスのみを切替器で切り替えれば良いのではないか?と考えるようになった。
そうすればごちゃごちゃ考えずに済む。
でもそうなるとメインPCで使用しているディスプレイにサブディスプレイが欲しくなる…。
サブだけ切り替えるか?と考えたりもする、結局自分も欲張りだ。
速いCPUがほしい
現在のPC環境に特別不満を持っているわけではない、が前回導入からは5年が経過しているのも事実である。
そこで最近のCPUを見てみると正直言ってあまり代わり映えがしないような感じだ。
インテルのCPUは第9世代とか第10世代とかは言われているが一般ユーザにとっては「i7の何」ということしか見ていない。
現在使用しているのが「Core_i7-4790K(第4世代)」で現在最新のi7では「Core_i7-9700K(第9世代)」となっているみたい。
処理性能も約1.5倍近くに向上しているようだ、さらにその上の「Core_i9-9900K」では約2倍の処理性能のようだ。
もっと凄い「Core_i9-9980XE」なんかもある。
こうした処理性能比となるとできる限り良いものが欲しくなるのは世の常である(これが物欲の元だ)。
なのでインテル党の管理人としては次のデスクトップマシンのCPUは「Core_i9-9900K」を狙ってみようかと思う。
しかし現在Core_i9のシリーズはかなり高価である、どう組んでも20万円を下回るのは難しそう。
ゲーミングPCが良い感じだが新型コロナの影響も
今まで書いてきた観点でBTOマシンをイロイロ物色してみた。
基本的にはゲーミングPCのデスクトップが良い感じである。
どう良いかと言えば、CPUとグラフィックボードが最初からそこそこのものがセットされているということだ。
これを基本にメモリやストレージを調整し、グラフィックボードを少しグレードダウンすると出来上がりという感じだろうか。
大手資本に飲み込まれた感のある老舗BTOメーカーは最近あまり面白くない。
あまり聞いたことのないメーカーなんかはケースまでがイロイロ選択肢があってBTOの本来のワクワク感を感じたりする。
マザーボードもかなりたくさんの選択肢があって情報収集をしないと用途により向き不向きも出そうだ。
面白いのは今まで出てきたPCのBTOメーカー、ディスプレイ、周辺機器等のメーカーは現在すごく忙しいみたいなのだ。
たぶん新型コロナの影響で在宅勤務の人が増え、その需要に追いつくためだろう。
噂に聞くとこれだけではなく、在宅勤務のためのVPN接続機器や回線なども逼迫しており取り合いになっているみたいである。
これはある意味新型コロナ特需なのではないだろうか?、面白いものだ。
ということで管理人の次期デスクトップマシン探しは、もう少しCPUの価格が下がるのを待つとしようと思う。
今回はこのへんで
では