最近はなんだかアクティブに外へ行って写真を撮ることができていない。
これはちょっとしたストレスだ、そうこうしているうちに梅雨に入ってしまう。
そこで雨の日の写真撮影について考えを巡らしてみた。
そんなことを書いてみた。
雨の日は外で写真撮る?撮らない?
管理人は雨の日でも目的地へ出かけて行って写真を撮ることが多い。
基本的に雨は嫌いではない、いや好きかもしれない。
もちろん雨の装備をしているということが前提だけれども。
という感じなので雨が降っているから出かけないということは基本的には無い。
しかし雨が降っている時に写真を撮るのは少々勝手が違う。
やはりミラーレス一眼を雨に濡らすのが怖いのだ。
では雨の日は何で撮っているのか、というとコンデジで撮るようにしている。
コンデジに満足できなくなってきた自分がいる
管理人の使用しているコンデジはRX100M3だ。
晴れた日、明るい時はそこそこの絵を出してくれる。
だけど最近はコンデジの1インチセンサーはフルサイズセンサーにはかなわない、と思うようになった。
最近はα7R3も手に入れたことだし、α7R3とα7M3両方のフルサイズセンサーの画像を多く見ている。
すると徐々にコンデジの画像に満足できなくなってきた。
アラが目立つのだ。
管理人は、極端に言うとカメラの画像はレンズとセンサーのサイズでほぼ決まってしまうのでは、と考えるようになった。
これはある意味当たっているだろうし、当たってない部分もあるだろう(個人的見解です)。
雨の日はコンデジで片手で撮る
具体的に、雨の日は外へ行ってどのように写真を撮っているのかというと。
管理人は傘をさし、コンデジを片手で保持して撮影している。
このために管理人はRX100M3にSmallRigのL型グリップ2467を装着して、しっかり保持できるようにした。
これなら雨の日でもきちんと写真を撮れる。
また、RX100M3は小さく軽量なので片手で保持、傘をさしてRX100M3が濡れないようにできる。
つまり、カメラを濡らさないようにして写真を撮っているということ。
やはりコンデジとはいえ濡らしてしまうのは壊れそうで怖い。
現在使用しているミラーレス一眼の重さって?
管理人が現在使用しているα7R3やα7M3の重量は次の通り(バッテリーとメモリカードを含む)。
・α7M3:650g
・α7R3:657g
装着しているレンズの重さは次の通り。
・SEL1635GM:680g
・24-70mm F2.8 DG DN | Art:830g
現在の組み合わせとその重量は次の通り。
・α7M3+SEL1635GM
650g+680g=1,330g
※プレートやハンドストラップを装着しているのでそれが+100gとすると1,430g
・α7R3+24-70mm F2.8 DG DN | Art
657g+830g=1,487g
※プレートやハンドストラップを装着しているのでそれが+100gとすると1,587g
晴れているとこの2台を同時に持ち出している。
1台ざっくり1.5kg、2台で3kgほどの重量となっている。
良い写真を撮るにはある程度の重量は必要だと思っているが、いつまで体力が持つだろうか。
雨に濡れても安心して使えるカメラは無いのか?
管理人は1インチセンサーのコンデジが出す画像に徐々に満足できなくなってきている。
しかも雨の日は暗くて明らかにカメラにとっては条件が悪い。
そこで暗くてもある程度の写真を撮ることができて、雨を気にしなくても良いカメラは無いのだろうか、と探し始めたというわけだ。
当初はもっと良い画像を出すコンデジを考えたが、結局1インチセンサーのコンデジでは満足できないのではないかと感じた。
では1インチよりも大きなセンサーで雨を気にしないでも良いカメラはないだろうか。
ミラーレス一眼や一眼レフで探してみた、条件は次のような内容だ。
・1インチよりも大きなセンサーを持っているカメラ
・雨の中でも撮影が可能なカメラ
・現在使用しているα7R3やα7M3よりも軽いもの
コンデジではLX100M2なんかがマイクロフォーサーズ(4/3)のサイズのセンサーを持っているが、白羽の矢を立てたのはオリンパスのミラーレス一眼。
オリンパスのミラーレス一眼は防塵防滴・小型軽量を売りとしている。
センサーサイズはマイクロフォーサーズ(4/3)でフルサイズやAPS-Cよりも小さいが、コンデジの1インチよりも大きい。
オリンパスのミラーレス一眼って
管理人はオリンパスのカメラには今まで全く縁がない。
オリンパスのミラーレス一眼の現行ラインアップとしては次の機種がある。
・OM SYSTEM OM-1
・E-M1 Mark III
よくよく考えてみると雨の中専用カメラとするわけだから、画質がそれほど違わないのなら現行モデルでなくても良いし中古で十分、と考えるとひとつ前のモデルがあった。
・E-M1 Mark II:574g
このカメラに組み合わせるレンズは雨の中で使用するのだから明るいに越したことはない。
画角としては、できれば広角がほしいが、ここはグッと我慢して24mmスタートのズームレンズであればオッケーだ。
探していると次の純正レンズが見つかった。
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO/24-80mm相当(35mm判換算):534g
※E-M1 Mark IIにこの純正レンズを組み合わせると防塵防滴性能を持つということだ
ボディーとレンズを組み合わせると重量は次のようになる。
574g+534g=1,108g
※プレートやハンドストラップを装着するとして+100gとすると1,208g
重量を比較してみると。
・α7M3+SEL1635GM:1,430g(プレートとハンドストラップ込)
・α7R3+24-70mm F2.8 DG DN | Art:1,587g(プレートとハンドストラップ込)
・E-M1 Mark II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO:1,208g(プレートとハンドストラップ込)
※同じ標準ズーム域ということでα7R3と比較すると1,587gと1,208gで【379g軽い】
肝心な中古の価格は?
E-M1 Mark IIをいろいろと調べてみると小型で軽量、発売当時としては画質も良い。
さらに耐環境性能も防塵・防滴が謳われている。
実際にどれくらい雨に耐えれるのか、は使ってみないと分からないが期待できるのではないだろうか。
中古で探すとして価格はどうなっているかというと。
・E-M1 Mark II:良品で6万円前後
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO/24-80mm相当(35mm判換算):良品で5万円前後
※この組み合わせの良品が合計で11万円前後で手に入る。
並品なら10万円前後というところだろうか。
10万円と考えるなら新品の高級コンデジくらいだろうか。
例えば、
RX100M5Aを新品で購入するなら、10万円くらい。
LX100M2を新品で購入するなら、やはり10万円くらいだ。
同じくらいの価格でマイクロフォーサーズのミラーレス一眼、防塵・防滴、F2.8の明るいレンズが中古で手に入る。
うーん、雨用の機材として検討の価値はあると思う。
雨の日専用のカメラとして他の方がどれくらい必要としているのかは分からないが、アウトドア風景好きならこういう悩みもある。
もう少し考えてみようと思う。
今回はこのへんで
では