管理人は香りに弱い。
特に女性が付けている香水には敏感に反応してしまう。
一番好きなのはゲランなのだが、これを嗅ぐとヘニャヘニャになってしまうのだった。
今日は歩いていて不思議なことに遭遇した。
なぜか横断歩道の上で胡椒の香りがしてきたのだった。
なぜこんな道路の真ん中で胡椒の香りがするのか?と思ったがすごく局所的だったので前を歩く女性の香りだと思った。
さっそくスマホで調べてみると胡椒の香りの香水があるではないか。
artisanparfumeur.jp
臭いはいまだに人間の感覚が頼りな領域
臭覚というのは味覚と並んでまだまだ数値で表しにくい分野だと思っている。
例えば色はコードが付いてPC上でもかなり正確に再現できるようになった。
日本独特の色目もきちんとコードで再現されている。
例えば柿渋色なんかは「#9f563a」と表されるようだ。
これに対して臭いというのはまだまだ数値化が進んでいない。
街を歩いていてドッキリする香り
人それぞれ記憶の中に刷り込まれた香りがあるのではないだろうか。
管理人は冒頭に書いたようにゲランの香水の臭いが胸が苦しくなるほど大好きだ。
それはきっと香りともに刷り込まれた記憶がそう思わせるのだろうと思う。
今日は仕事が終わり足早に横断歩道を渡っていたときのことだ。
なぜだかハッキリと横断歩道上で胡椒の香りがしたのだった。
気のせいか?と思ったがそうでもない。
しかし少し歩くとその胡椒の香りは消えてしまった。
なぜなんだ?と考えてみると管理人の前に一人の女性が歩いていた。
きっとあの胡椒の香りは女性のものだったに違いないと確信したのだった。
ちょっと意外というかドッキリする体験だった。
なんと胡椒の香りのフレグランスがある
管理人は香水やフレグランスについては疎い。
だが良い香りは大好きだ、特に良い香りの女性は大好きだ。
家へ帰り着いてから先ほど体験した胡椒の香りの香水が本当にあるのかどうか調べてみた。
するとあるではないか。
ラルチザン ポアブル ピカーンという香水のようだ。
胡椒の香りを再現したわけでは無いと思うがほんとうに胡椒の香りだった。
たぶんこれを付けていたのだろうと勝手に想像している。
香りって視覚とは異なり想像が膨らむところが面白い。
残念なのはこの香りをさせていった女性をじっくりと見ることができなかったことだ。
そんな事を考えている余計に想像が膨らむ秋の夜長である。
今回はこのへんで
では