auでんきが2016年の春から、ドコモは乗合の生命保険募集代理業務、通信会社ではなくなってきてる

ここのところ通信会社の動きが激しい。
以前から通信会社は通信以外の事業についてかなり積極的な業界だ。
最近のニュースでは電気と生命保険なのだ。

auでんきの告知

 

通信とエネルギーは切っても切れない関係

確かに通信とエネルギーと言うのは社会インフラとして切っても切れない関係にあるのは周知の事実だ。
ソフトバンクも太陽光発電に参入して久しい。
当然通信会社は電力自由化についても何らかの策を打つことは目に見えていたのだった。

例えば家庭でのインフラを考えてみると外部と繋がっているのは何か?
管理人宅の場合は電化住宅なので電気と通信用光ケーブルと水道関係(上水/下水)なのだ。

その内容は電気はもちろん関西電力だし、通信はeo光で電力会社系に巻かれているという実態なのだ。
この構図と全く同じことをauはやろうとしている。

通信会社は基本的に利益の出ている業界

通信会社はインフラ整備等の設備投資が莫大にかかる業界だが基本的に儲かっている業界なのは間違いない。
政府で検討を始めた通信料金の引き下げ検討も通信会社に利益が出ている事が1つのトリガーとなっている。

利益が出ているから他の事業に参入したり設備投資する事が出来る。
その裏には強烈な危機感があって今までの流れを振り返ると理解できるところもある。
それは通信料金がどんどんデフレを起こしており(特に有線が顕著)安くなっているのだ。
特に有線回線では利益の出にくい体質になってしまっている。

逆に無線回線についてはまだまだ動きが激しくて先は明確には見えていないと思うのだ。
そんな業界だから他の事業(インフラ)へ進出しようというのは自然な動きのように見える。

携帯電話ショップで生命保険に入る?

例えば電話機がらみの損害保険に入るとかは現在でもありだろう。
しかし携帯電話ショップで生命保険に加入するのか?と問われるとノーと答える。

ユーザーから見ると携帯電話ショップのグレードが低いのだ。
生命保険を任せるようなクオリティーには達していない。

今回ドコモが発表したのは乗合の生命保険募集代理業務を2016年の第2四半期から始めるという事になっている。
確かにここ数年で携帯電話ショップのクオリティーは非常に向上して以前のようなええ加減なところは激減した。
だが前述したように生命保険を任せるようなところまでは行っていないし携帯電話ショップに対するニーズも無い。
ドコモの戦略は間違っているのでは?と思った。
今後を見守りたい。

今回はこのへんで
では