IoTの事を考えていたら以前ダイソンの掃除機を見てビックリした事を思い出した。
古いダイソンの掃除機には遠隔診断が付いている
ウチにあるダイソンのDC12という掃除機は確か2006年か2007年頃に購入したモノだ。
すでにホースの持つところはヒビ割れてテープで補強しながら使っている、もうすぐ10年選手となる掃除機なのだ。
このダイソンDC12という掃除機を購入した時にマジマジと眺めていてビックリした事がある。
それは音声カップリングによる診断機能が付いている事なのだ。
本体にココに受話器を当ててくれという表示があり、しかるべき操作をした後に電話機をそこに近づけると診断信号が送出される仕組みだ。
昔モデムがまだ普及してなかった時の音声カップリングの方式で通信するのだ(ちなみに管理人はこの時代は経験してない)。
ダイソンの遠隔診断は画期的だと思うのだが
このDC12に付いていた遠隔診断の仕組みは画期的だと思うのだが、何故か日本ではあまり話題にならなかった。
それに白物家電として後を追う家電は未だに登場していないと思うのだ。
管理人は当時モバイル通信の仕事をしていたので一般家庭用の掃除機にこうした仕組みが搭載されている事にビックリした。
現在のダイソンの掃除機のラインアップにはこの仕組みは付いてい無いようだ。
この仕組みが普及しなかったのは一般家庭でこうした操作ができる人がいなかったからではないだろうか。
仕組みは良いのだが使う方の問題だろうと思う。
こうした事をIoTで実現したら良いと思う
このDC12のホースジョイントが割れてしまったので一度ダイソンのコールセンターに電話した事がある。
その際のやり取りはホースジョイントを部品で取るよりも新品に買い替えましょう(割引クーポンあり)という提案だった。
せっかくこういう仕組みが製品に内蔵されているのに、修理よりも新品を買わせるというサポート方法にかなり前から転換したようだ。
一般家庭を対象とするのであれば操作方法をもっと簡単にし、プライバシーに留意する必要があるだろうと思う。
最近何かと話題に上るIoTではセンシング&そのデータ収集と遠隔での制御が視野に入っているが、こうしたユーザーの操作を伴うような事も容易に実現出来るはずだ。
IoTのマンマシンインターフェースと言ったところだろうか?
それに必要な時にだけネットワークに接続が可能ならユーザーも安心だ。
今回はこのへんで
では