管理人はこの盆休みの期間中はまたまたギックリ腰をやってしまい寝込んでいたのだった。
動けないことにかこつけて持て余した時間をオリンピックのTV観戦に費やしたのだった。
するといつもニュースで結果だけを見ていたオリンピックについても見えてくるものがあった。
そんな事を少し書いてみたい。
ニュースでは結果しか伝わらない
今回は夜も昼もギックリ腰で動けないのでTV三昧をしたのだった。
テニスの3位決定戦、錦織選手の対ナダル選手戦をじっくりと夜中に観戦したのだった。
連日の試合の疲労からか双方とも暑い中消耗しているのがよくわかる。
簡単に言うと試合は錦織選手リードで始まったが中盤に盛り返され最後で粘り勝ちしたのだった。
その最後のセットなんかはもう体力の限界という雰囲気が双方ともに現れていたがそれでも一進一退を続け最後に錦織選手が仕留めたという感じだった。
途中見ている側の自分(当然錦織の応援)が苦しくなるほどの局面がたくさんあった。
管理人はTVを見ているだけなのだがもうしんどくて見てられないということが何回もあったのだ。
TVで見ているだけでそうなのだから実際にプレーしている本人はもっともっとしんどいことだろう。
不屈の精神に心が震えた。
何事も過程が重要だ
もうひとつ凄いなぁと感じたのが内村選手の体操個人総合だ。
報道では内村選手がさも簡単に2連覇をしたというような雰囲気の報道だったが実際には全く異なる。
ウクライナのベルニャエフ選手の出来が非常によかった。
実際最後の鉄棒まではベルニャエフ選手がリードしていたのだった。
そこで内村選手が鉄棒で完ぺきな演技ができれば逆転するのは分かっていたがそれをやってのけるところが凄い。
本当に素晴らしい演技だった。
そんな緊張感のあふれる攻防をTVでリアルタイムに見れたことは非常に大きかった。
選手を責める資格はない
もうひとつ卓球女子団体の準決勝のドイツ戦は本当に惜しかった。
福原選手、石川選手、それに弱冠15歳の伊藤選手が全力を尽くした戦いを繰り広げた。
さすがにレベルが高く接近していてどの試合も簡単にはポイントを取らせてくれない。
これはレベルの高いオリンピックなので当たり前のことだがそれだけに見ている側にはその緊迫感がTV越しにも伝わってくる。
途中で何度も精神的にヘコみそうになるのを我慢して盛り返す。
やはり不屈の精神が必要なのだ。
ドイツ戦は最後には負けてしまったのだが内容は素晴らしいものだった。
どの試合も暑苦しいほど根性丸出しの泥臭いものだ。
そんな接戦を制することはできなかったが見ていて全力を出しているのは素人目にも分かった。
それだけにメダルを取れない結果だけを見て選手を責めることはできないと思うのだ。
紙一重の差で雲泥の差
まったく訳のわからんタイトルだがこうした試合の勝敗は本当に紙一重だ。
そういったことが端的に出てくるのがスポーツの世界なんだろうと思う。
ありきたりだが目一杯の努力をしている人たちを見るのは清々しいし素晴らしい。
きっと日常生活でも紙一重の積み重ねが大きな差になって出てくるんだろうと感じたのだった。
今回はたまたま管理人がギックリ腰になり寝るしかなかった状況でじっくりとオリンピックをTV観戦することができたので分かったことだ。
いつもならニュースで結果だけを見て何かしら感想を持つのだろうと思うが今回は全く異なる思いを持った。
当たり前だがたゆまぬ努力をいつでも続けないといけない。
この年になって改めてアスリートから教えてもらった気がする。
ギックリ腰で寝込むのは本意ではないがこうしたスポーツの過程を見れるのなら良かったと思う。
今回はこのへんで
では