管理人のデスクトップのサブ機がWindows 10 1903へのWindowsUpdateを何度も失敗すると以前書いた。
この失敗が原因で、すでにクリーンインストールを3回もやったわけだ。
これは大変な労力で環境を元に戻すまでに大いに時間がかかる。
データはPC内には保存していないのであくまでも環境だけだ。
今回はWindowsUpdateの修復を行い、その後に1903にアップデートすることにした。
そんな事を書いてみた。
今度は失敗しないようにしたい
管理人のデスクトップのサブ機をWindowsUpdateで1903にするのをことごとく失敗しているのだった。
もう何度もクリーンインストールなんてこの時代するもんじゃないと思う。
これだけコンピューティングが普通になってPCもスマートフォンも特別なモノではなくなった。
それなのにこのWindowsUpdateの手間のかかりようはなんなんだ?、と感じる。
以前も書いたがこれならWindows 95の時代と変わらないではないか。
どこかで聞きこんだのだが1903が失敗するのはWindowsUpdateの補修が必要とのことだった。
ということで今回はそれなりに事前調査をし情報収集をしてみたのだった。
調べてみるとこうした状況の人は多いみたいで情報がたくさんアップされているのだった。
Windows Update エラーを修正する
「Windows Update エラーを修正する」という名前のマイクロソフトのWebページが有る。
ここにはWindowsUpdateの問題が起きたときの解決方法が掲載されている。
今回はこの解決方法に沿って1903へのアップデートを行うことにした。
①Windows Update トラブルシューティングを実行する
指示の通り「Windows Update トラブルシューティング」をダウンロードして実行してみた(wu.diagcab)。
問題は検出されなかったので、あっさり次のステップに進むことにした。
②最新の Servicing Stack Update (SSU) をダウンロードする
こちらも指示の通りSSUをダウンロードし実行してみた。
すると更新プログラムは次のもので置き換えられたという表示がある。
念のためパッケージをダウンロードし実行したが「この更新プログラムはお使いのコンピュータには適用できません。」と表示された。
③最新のサポート技術情報をダウンロードする
これはパスした。
④Windows ファイルの破損を修復する
ここまではある程度予想していたことだ。
さて今回の大本命である「Windows ファイルの破損を修復する」を行う。
重要
以下のように DISM および SFC のコマンドを片方だけではなく両方実行する必要があります。
と注意書きがあるので必ず両方を指定の順序で処理したほうが良いだろう。
コマンドプロンプトを管理モードで立ち上げ下記コマンドを実行した。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
これには約10分ほどかかるので気長に待ちたい。
終了したら次に2つ目のコマンドを実行する。
sfc /scannow
これは先程よりも処理時間は短いがしばらくかかる。
終了すると修復されましたという表示が出ていた。
やはりどこか具合が悪かったのだろうか?詳細な内容は表示されていない。
ここまでで「Windows Update エラーを修正する」という作業は終了だ。
次にいよいよWindowsUpdateで1903をインストールする。
さてどうなるだろうか?
ハラハラドキドキのWindowsUpdateだった
さてココまでデスクトップ機のサブ機でやれることをやってきたので意を決して1903をインストールすることにする。
その前に念のためクリーンインストールをハメになってもいいようにイメージでバックアップを取っておく。
使ったソフトはAcronis True Imageだ。
意を決して1903をインストール
「今すぐダウンロードしてインストールする」の文字を意を決してクリックする。
何度もやっているようにダウンロードが始まる、なんだかドキドキする。
何度か再起動のたびにドキドキ
1903のインストールは非常に時間がかかる。
ダウンロードが済めばインストールが動くのだが青い画面が出て%表示になる。
この時に突然再起動が何度かかかるのが非常に心臓に悪い。
キチンと立ち上がってくるのだろうか?また修復プログラムが走るのではないかと心配してしまう。
Windowsのデスクトップが表示されたときにはホッとした
3回くらい再起動されて最後にWindowsのデスクトップ画面が表示されたときには感動した。
やっと1903の呪縛から開放された。
念のためWindowsUpdateを再度やってみて更新プログラムが無いところまで持ってきた。
唯一気になるのは手動で再起動を行った際に起動途中で勝手に再起動がかかること。
以前もこの症状はあったのだがぶり返してしまったようだ。
細かいことはイロイロあるが、こうして無事にデスクトップのサブ機は1903になった。
さて1903がインストールに失敗する原因はなんだ?
前回1903のインストールに失敗してから変更したのはHDDだ。
前回の1903のインストール時に「停止コード:INACCESSIBLE BOOT DEVICE」というエラーが表示されていた。
そこで手持ちの別のHDDにクリーンインストールを行ったのだった。
さらに今回「Windows ファイルの破損を修復する」という処理を行った。
具体的には DISM および SFC のコマンドを投入してWindowsを修復した。
これらの一連のコマンドはWindowsイメージの修復、そしてそれらのファイルの修復を行うとのことだ。
これらの2つが前回とは異なるわけだがどちらが効いているのかはハッキリわからない。
個人的にはHDDも怪しかったし(相性かも)、Windowsのイメージが壊れていたのも事実だろうと思う。
いずれにしてもかなりの労力を1903のために割いてしまった。
次は本命であるデスクトップのメイン機を1903にしなければならない。
今回かなり勉強させてもらったので今度は大丈夫だろうと思う。
また報告したい。
今回はこのへんで
では