前回WindowsUpdateに失敗して難儀しているという記事を書いた。
実はそれが未だに続いていてWindows 10の1903が失敗を繰り返す。
失敗するだけなら良いのだが、修復も失敗し、結局再インストールするということになる。
これを3回繰り返している。
つまり1903のためにWindows 10クリーンインストールを3回も行ったわけだ。
そんなことを書いてみた。
懸案のデスクトップのサブ機
管理人の手元にあるのはデスクトップ機が2台、今回トラブっているのがサブ機の方だ。
このサブ機というのは以前から少々調子が悪い。
どう調子が悪いかというとWindows 10の立ち上がり途中で再起動する。
その後は普通に立ち上がってくる、という症状を見せていた。
この原因を詳細に追求しようとは思っていないが、おおよそBIOSとたぶんHDDの相性だと思っている。
スペック的にはMSIのH55-G43(ショップではH55-S01)マザーにi5-760が乗っており、メモリをかき集めて12GBにしてある。
HDDはHITACHIの1TBが搭載されていた。
購入したのは2011年3月なので8年以上前のモデルとはなるが今でも十分実用に耐える。
もう少し詳しく書くと、このマザーボードはショップオリジナルなのだが管理人がBIOSをアップデートしている。
これもひとつの原因なのだろうか?と少々気になっている。
サブ機はWindows 7からWindows 10化には失敗
これも以前書いているが、サブ機はWindows 7からWindows 10にする際にアップデートに失敗している。
この際、何が原因なのかハッキリしたコード等の情報がないので気持ち悪い。
こういうところはMSは非常に不親切で原因が分かれば、取り除くとか交換するとかできるのだがそれもできない。
ということでサブ機はWindows 10化をの最初からつまずいているのだった。
こういう事情からサブ機はWindows 10をクリーンインストールして使用していた。
1903まではWindowsUpdateも普通に適用していたのだった。
そして管理人は1903が非常に難しい性格のWindowsUpdateという認識は無かった。
こうしてサブ機を使用していたわけだが、ある日WindowsUpdateを当てると失敗し修復が走った。
それからが泥沼だ。
サブ機のマザーボードの電池切れ
WindowsUpdateとは別にサブ機が立ち上がる際にBIOSからエラーを吐くようになった。
これは単にマザーボード上にあるバックアップ電池(ボタン電池)の寿命が尽きたということ。
立ち上げるたびにBIOSから日付と時刻を設定するのが面倒くさいが使用できないわけではない。
この件と何度も失敗するWindowsUpdateが関係があるのかも?と疑心暗鬼になってしまった。
サブ機のマザーボード、グラボの真下にバックアップ電池が鎮座しているが見えない。
サブ機のマザーボード、グラボを外してやっとバックアップ電池が見える、これは交換後
WindowsUpdateの1903に3度トライするも失敗
管理人は最近WindowsUpdateには素直に応じるようにしている。
せっかくWindows 10にしたのだし、セキュリティも気にしないといけないし、近頃のWindowsUpdateは安定して失敗することはほぼ無かったからだ。
だが1903と意識していなかったのだが2回めに失敗した時に状況を調査してみた。
すると1903については様々な情報が飛び交っていた。
成功した人もいるし、失敗してにっちもさっちも行かない状況に陥っている人もいた(管理人もその一人だが…)。
これに失敗すると修復もできないのでクリーンインストールするしかなくなる。
これではあまりに労力がかかりすぎる。
知らぬ間に1903のアップデート中に失敗し復元作業に入っている
それに今回のWindowsUpdateの失敗ではエラーコードが確認できた。
それは「停止コード:INACCESSIBLE BOOT DEVICE」というものだ。
不親切なことにこの画面は5秒位で遷移してしまうので実質メモれない。
今回はあらかじめデジカメを構えながらやっていたので撮影することができた。
全く不親切だ。
修復作業に入りしばらくするとこの画面が出た、デッドエンドである…。
その後、修復を試みるも打ち砕かれる…
修復中にこんな画面も出てくるが実質あきらめしかない…
念のためHDDを交換し3度めのクリーンインストールする
もうこうなったらできることは何でもやったるでぇ、って感じである。
そこでサブ機のHDDを手元にあった1TBのHDDに換装してクリーンインストールしてみることにした。
サブ機としてはバックアップ電池も交換し、HDDも別のモノに交換したということになる。
クリーンインストール自体はすんなりと終了しWindows 10も無事に立ち上がってきた。
1903までのWindowsUpdateについても全く問題はない。
3回目なので注意深くサブ機の挙動を見ているが今のところ全く問題はなさそうだ。
こうして必要なソフトウェアもインストールして使える状態にしてきた。
これが再びWindowsUpdateの失敗により、再びクリーンインストールしなければならないのは勘弁して欲しい。
1903は来てない…、来ても怖いのでパス
WindowsUpdateで1903は表示が別枠となっている。
これには理由がありそうで、勝手に想像するハードやミドルが1903でカバーできたら表示されるのでは?と思っている。
不思議なことに同じPCで1903が表示されている時と表示されていない時があった。
これも想像するに不具合が発見されて引っ込める、対策がされると再度表示されるといったことを繰り返しているのはないかと思う。
つまり1903は安定していないということになる。
今までのこうした経緯からできれば1903の適用は避けたい。
やるとしてもサブ機でやってみて問題なければメイン機にも適用するということで安全性を優先したい。
1903は通常のモノと別枠で表示される、リンクを押すとえらいことになる…
今回の1903騒動で思ったのはMSのWindowsUpdate自体がWindows 95の時代に逆戻りしたということだ。
Windows 95の時代のWindowsUpdateはそれこそ生きるか死ぬかというようなモノだった。
下手すればWindowsUpdateに失敗してPCが使い物にならなくなる。
元に戻すための時間と労力はかえってこない…。
管理人としては1903のWindowsUpdateについては半年くらい凍結しようと思う。
トラブルが無くなって普通にWindowsUpdateが成功するという状態にならないとダメだ。
今回はこのへんで
では