レノボPCに見る不安な情報収集方法

2015/08/20
レノボPCのバンドリングソフトが利用者に無許可で利用状況をレノボのサーバーへ収集していたことが発覚し対策ソフトを提供している。

最近この手のトラブルは多い

スマートフォンでは利用状況やプローブ情報、それに位置情報等々の提供を許可するかどうかの設定を誤るとえらいことになることは今や常識だ。
自分の行動が他人に筒抜けだったり、場所が特定されたり気を付けないといけない事が多い。

PCでも同様な事はしょっちゅうある

スマートフォンと同様にPCでもこうした利用状況等を通知するかどうかという指定があるソフトは多い。管理人の場合しょっちゅうこうした指定をしているという印象だ。
例えば仮想環境を作るためのVMwareなんかもこうした指定がある。

今回の問題点は情報収集ソフトに脆弱性がある事

今回の問題点はなんと言っても利用者に勝手に情報収集するソフトに脆弱性があるという事だ。

ここで問題点は2つあると思う。
・利用者に勝手に情報収集を行う事
・そのソフトに脆弱性がある事
これらの事は利用者にとっては悪夢だろう。

ただ考えようによっては脆弱性があるという事で対策が出るのは正直なことかもしれない。他のバンドリングソフトのバージョンアップと一緒に対策が配布されると利用者には全く分からない

信用できない中国メーカーの姿勢

少し前にはアメリカで中国製の通信機器(ルーター等)が様々な情報を送信していることが発覚し、アメリカの政府機関などで利用禁止になった事がある。レノボについてもIBMから売却され現在は中国資本だ。

一般の利用者からするとこうした中国メーカーの姿勢は非常に気になる。我々のような一般の利用者の情報を吸い上げても大した情報が得られるわけでは無いと思うのだが大変気持ち悪いことだ。

レノボのPCは米沢生産モデルというのを推しているがPC自体の品質やこうした不安を払しょくする狙いがあるのだろう。
台湾のメーカーにはこうした事を感じないので中国メーカーは信頼回復をしっかり行う必要があるだろう。

今回はこのへんで
では

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