管理人はIT業界に長らく身を置いていた。
その中でも無線通信キャリアの時代には家電量販店との関係が興味深かった。
最近では化粧品業界のお話も伝わってきている。
看板が大きくて力が強い者が無理強いする
10年ほど前に当時強大な力を持っていたのは家電量販店だった。
無線通信キャリアとしては回線を売るために家電量販店というのは主力チャネルの1つだった。
実際にかなりの割合の回線を売っていたのだ。
つまり販売力があった。
そういう力関係の背景がありその上に現場のオペレーションがある
現場では家電量販店側の無理強いがまかり通っていた訳なのだ。
それを断れない側もなかなかつらい状況だ。
しかしこうした一方的な関係は長く持たないのはいつもの事だ。
その後、家電量販店の凋落が始まり取引の是正が進んだのだった。
どうも化粧品業界も同じようだ
化粧品業界と言えば管理人は詳しくは無いのだが素人目にも資生堂が強いのだろうと思う。
聞くところによると販売店に対してはかなり強引な手法を使うらしい。
さらに最近では中国進出の不振から業績がよろしくないらしい。
以前から傲慢な対応をするようだが最近はさらにエスカレートしているらしい。
こうしたやり方に嫌気をさした販売店も多く出てきそうな雰囲気だ。
加えて美容部員の勤務体系を変える事(改悪の方向)で物議をかもしている。
最後に最近の資生堂のモデルは男から見てもあかん魅力無い。
やはり三方よしの精神が無いと長くは続かないだろう。
これは商売の基本だ。
新しい商売の関係を模索しなければならない時代
何かこうした動きを見ていると時代が変わってきている事を感じるのだ。
従来の商売上の関係は重要だし、今後も変わらないとは思う。
だがこの他に何か新しいパイプというかチャネルというか風穴が通ったという感じがする。
それは直接の取引先ではなく間接的なのかもしれない。
今まで通りのコミュニケーションではカバーしきれない新たな何かが必要だ。
どうもこれに対応できないといけない気がする。
ただ具体的なイメージはまだ無い。
今回はこのへんで
では