前回オーブンレンジが壊れたので新たに調達し直した事を書いたところだ。
今回はキッチンのシンク上にある浄水器の蛇口から水がポタポタと滴るようになった。
夜中の静かな時にポタポタと音がするのはなんだか怖い思いをする。
浄水器自体はアンダーシンク型でクリンスイのA601EXという製品だ。
その蛇口の止水栓が劣化して水が漏れているらしい。
これを修理したので書いてみた。
cleansui.com
ほんまに最近良く壊れる家の中
最近家の中の家電製品が良く壊れる。
新しい方から上げていくと電子レンジ、IHクッキングヒーター、洗濯機、冷蔵庫と続いている。
その前はテレビだった。
やはり10年くらいがこうした壊れる時期なのだろう。
我が家で壊れていっているのは12年くらいのモノが多い。
まぁ良く持っている方だと思う。
蛇口からポタポタと水が滴るのは精神的に良くない
浄水器に限らず蛇口から水がポタポタと滴るのは精神衛生上良くない。
絶えずその音が耳に入り気になる。
夜中の静かなときだと余計に気になるし水道代はどうなんだろうと心配したりする。
我が家の浄水器はシンク上に蛇口だけがあり、シンク下に浄水器本体があるアンダーシンク型というやつだ。
アンダーシンク式のメリットは浄水カートリッジが大きいので長期間持つ。
浄水器のブランドはクリンスイで現在は製造が中止になったA601EXというタイプである。
この水栓部分はシンプルな形状で大変気に入っているデザインなのだ。
現在は少しカクカクしたデザインのものが現行製品となっている。
ポタポタを修理するのに調べてみると…
クリンスイのA601EXの水を止水する部品はASB-3という型番で補修部品として販売されている。
この部品は真鍮製のバルブになっていて外部と内部が回転し止水する構造のものだ。
このクリンスイの補修部品ASB-3自体は3,800円(税別)で販売されている。
もう少し調べを進めていくと、どうもこうした水道関係の部品というのは汎用品の組み合わせになっているようだ。
ASB-3と同等の製品はカクダイという会社から「クォーター上部」という部品としても販売されている(こちらが本家か?)。
「クォーター上部」には方向があり時計まわり止水は070-000、反時計まわり止水は070-001である。
我が家のクリンスイのA601EXと組み合わせるのは反時計回りで止水する必要があるので070-001を使用した。
価格は1,800円(税別)が定価となっている。
Amazonではこれが1,000円強(税込)の価格となっているのだった。
もちろん管理人はAmazonで調達して交換に臨んだのだった。
kakudai.jp
交換は工具があれば比較的簡単
交換自体は構造がわかった上で工具があると楽な部類だろう。
手順は次のように作業した。
- 水道の元栓を閉じる
- A601EXのハンドル部の白いカバーを細いドライバーでこじって外す
- 白いカバーを外すと+ボルトがあるので外す
- これでハンドル部が引き抜ける
- 装着されているロックナットを外す(左で緩む)
- 古いクォーター自体を取り外す(左で緩む)
- 新しいクォーターをねじ込み固定する
- ロックナットを装着する
- ハンドル部を元通りに装着する
- 白いカバーを装着する
これで終了だ。
ロックナット自体は余り見かけない大径のナットでブラス製となっていて、管理人の場合は300mmのモンキーレンチで脱着した。
ロックナットとクォーター自体はかなりのトルクで締まっている。
クォーター自体は17mmになっていて同じくブラス製なので舐め防止のためにメガネレンチを使用した。
メガネレンチがない場合はモンキーレンチで慎重に扱えば舐めることは無いだろう。
交換作業自体は30分もかからないだろうと思う。
下はハンドルを外してロックナットが露出した状態のA601EX
下はハンドルを外してロックナットを外した状態のA601EX
下はスピンドルを外した状態のA601EX
ピシっと止水すると気持ちが良い
水道の蛇口がキチンと機能を発揮して水がポタポタと漏れなくなると大変気持ちが良いものだ。
これで夜中の静かな時でも気にならなくて良い。
こういった修理は事前の情報収集と部品調達、それに必要工具がキチンと揃えば怖くない。
段取りが分からなかったり、必要な工具がないので何かで代用するような時に失敗したりすることが多い。
出来る限り情報収集すればスムーズに行くだろう。
今回はたいへんうまく行った。
管理人の目下の心配は我が家の中でまだまだ壊れそうな家電等がたくさんあることだ。
冷蔵庫もそろそ怪しいし、エコキュートも最近では怪しくなってきたのだった。
使えるところまで使うつもりでいるのだが、大物が複数控えているだけに気が重い。
今回はこのへんで
では