当ブログでも東芝製のノートPCは価格と性能のバランスが良いので何度か紹介させてもらっている。
今回その東芝からバッテリーの不具合があり最悪発火の可能性があるという発表がされた。
東芝PCのユーザーは必ず対象型番かどうかの確認を行って適切な対処をお願いしたい。
東芝PCの今回の不具合内容
簡単に言えば搭載されているバッテリーパックの製造上の不具合から最悪の場合発火を招いてしまうという事だ。
ノートPCから発火する可能性があるという事で場合によっては非常に危険な状況になり得る。
従って当ブログでもみなさんにお知らせする事にした次第である。
2011年6月以降に製造販売された当社製ノートパソコンに搭載されたバッテリーパック【パナソニック株式会社にて製造】の一部ロットにおいて不具合があり、最悪の場合、発火等の安全上の問題に至る可能性があることが判明いたしました。当社は、当該ロットのバッテリーパックの交換・回収プログラムを実施いたします。
交換対象のバッテリーパックが搭載されたパソコンをお使いのお客様は、交換が完了するまでの間、バッテリーパックをパソコン本体から外した状態でご使用いただくとともに、取り外したバッテリーパックのお取扱いにつきましては、お手元の「取扱説明書」と「安心してお使いいただくために」に記載の留意事項をご確認ください。
お使いのパソコンに搭載されているバッテリーパックが交換・回収プログラムの対象であるかのご確認、および交換対象である場合のお申し込みにつきましては、下記のいずれかの手順でご確認をお願いいたします。
なお、2011年6月以降に予備・交換用バッテリーパックをお買い求めいただいた方、修理サービスを受けバッテリーパックを交換された方も交換・回収プログラムの対象となる可能性がございますので、ご確認をお願いいたします。
詳細は下記のWebページを確認してほしい。
東芝プレスリリース
https://batterycheck.toshiba.com/BatteryUpdate/InformationJapan?region=TJPN&country=JP&lang=ja
対象機種一覧
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2016_01/j2801/pc_list.pdf
対象PCかどうか調べるWebサイト
https://batterycheck.toshiba.com/BatteryUpdate/ManualCheck?region=TJPN&lang=ja&country=JP
バッテリーはシビアなモノだ
今回の件もそうだし以前三菱アウトランダーPHEVの発売時にバッテリーの不具合で発火するという事件もあった。
その原因は製造時に何かが混入したとか衝撃を与えたとか我々の想像を超えた非常にシビアなモノだ。
これらのバッテリーはリチウムイオン電池で現在の主流の電池だ。
もちろんいつも使用しているスマートフォンやガラケーにも入っているしハイブリッド車のような大きなものまでこれを使用している。
だが我々ユーザーはリチウムイオン電池がこんなにシビアなモノだとは思っていないのも事実だ。
以前、管理人はガラケーのリチウムイオン電池が発火したという事件に遭遇した事がある。
それはガラケーを落として踏んづけてしまった事による発火だった。
その経緯は次のような事だ。
胸ポケットに入れていたガラケーをかがんだ際に床に落としてしまった
落ちたガラケーを誤って踏んづけてしまった
その後再び胸ポケットに入れて普段通り過ごしていた
少々時間が経ってから胸ポケットでガラケーが発火し衣服のポケットが焦げた
この原因は落ちた際に踏んづけてリチウムイオン電池に圧力を加えたことが原因ということだった。
こんな事もある得るのだ。
こうしたことからリチウムイオン電池は本来シビアな取り扱いが要求されるのだ。
衝撃を与える事や圧力を与える事はご法度なのだ。
便利になった半面気を使わないといけない事も増えた
PCやらスマートフォン、そしてイロイロなガジェットは便利だしこうしたモノが好きな人にはたまらないモノだ。
しかし最近ではこうしたハードウェア上の問題もある。
さらにソフトウェアの悪さにも気を付ける必要もある。
例えば勝手に電話帳にアクセスして情報をバラまいてしまうような事だ。
それにセキュリティーの問題も常に付きまとう。
しっかり対策をしていないと自分の情報がネット上にさらされてしまう事になる。
それだけなら良いが自分以外の人の情報まで自分が原因でバラまいてしまうという結果にもつながるのだ。
反対に自分の情報が友人や知人からネット上に拡散してしまうと大変悲しい。
これからはITリテラシーが高い人とだけネット上では付き合うようになるのだろうか?
なんだか面倒臭い時代になってきたと思う。
今回はこのへんで
では