2015年4月21日よりGoogleの検索方式に変更が適用されている。
モバイル端末の普及による対策
スマートフォンでWebサイトにアクセスする人が飛躍的に増えたことを受けてGoogleの検索もこれに対応してきた。内容は次の通りだ(Googleサイトより引用)。
今年の 2 月に発表したように、本日より、Google は全世界でモバイル フレンドリー アップデートを開始します。これにより、モバイル版の検索結果では、モバイル フレンドリーなページの掲載順位が引き上げられ、検索ユーザーは、小さなスクリーン上でも読みやすい、高品質で関連性の高い検索結果をより簡単に見つけることができるようになります。こういったページには、タップやズームなどをしなくてもテキストが読みやすい、タップ ターゲットの間隔が適切、再生できないコンテンツが含まれていない、横方向へのスクロールが発生しない、などの特徴があります。
中略
このアップデートには以下のような特徴があります:
携帯端末での検索の掲載順位にのみ影響する
世界中のすべての言語で検索結果に影響する
ウェブサイト全体ではなく、個々のページが対象となる
この変更は重要なものですが、ランキングにおける他のシグナルの重要性を無視するものではありません。検索クエリの意図は非常に重要なシグナルです。ですので、たとえクオリティの高いコンテンツが掲載されているページがモバイル フレンドリーではなかったとしても、関連の強いクエリでは高い順位に掲載される可能性があります。
↑ 今回のGoogleの検索方式の変更を端的に表した図、モバイル端末でアクセスした際にPCに比較して小さな画面でも見やすい表示ができるかどうかが判定基準だ、画像はGoogleサイトより拝借
モバイルで検索した時に「スマホ対応」マークが付く
スマートフォン等のモバイル端末でGoogle検索した際の結果の先頭に「スマホ対応」という文言が付くようになった。ユーザーはコレを見てスマートフォンで見やすいサイトなのかどうかを判断できるという訳だ。
サイトの特性にもよるがモバイルからのアクセスが大きな割合になっているのは間違いない。例えば当ブログはスマホ19.5%+タブレット12.5%の合計32%がモバイルからのアクセスだ。内容がPCやIT系の事なのでPCからのアクセスが多いと想像できる。
一方趣味である車の内容のサイトであるTomTom’sVoice1はスマホ44.5%+タブレット7.1%の合計51.6%がモバイル端末からのアクセスとなり過半数を超えているのだ。
↑ PCでGoogle検索をした結果
↑ モバイル端末から上と同じ検索キーワードで検索した結果、検索結果の説明文の前に「スマホ対応」という文言が付いている、モバイルからの検索結果で順位に影響がある
Webサイトを持っている人や会社は少なからず影響がある
Googleの検索アルゴリズムの変更は過去にも大きなモノだけでも数回ある。その度にサイトの管理者は検索順位で上位に出るようにSEO対策をしてきた事だろう。現在のGoogleの検索アルゴリズムはコンテンツ重視のアルゴリズムとなっており過去のSEO対策は使えなくなっていることが多く、逆に過去の方式が足かせとなり順位を下げている場合もある。
今回のGoogleの検索方式の変更は法人でも個人でもWebサイトを持っていると少なからず影響はあるだろう。特にモバイル端末でアクセスが多いWebサイトでモバイル対応をしていないサイトは今後対応を考えた方が良いだろう。ビジネスでもスマートフォンでアクセスする機会も多くなっているので無視できないことになっていくと思われる。
↑ 当サイトの端末別のアクセス状況、ブルーがPC、グリーンがスマートフォン、オレンジがタブレット、当サイトの場合はスマホ19.5%+タブレット12.5%の合計32%がモバイルからのアクセスとなっている
↑ TomTom’sVoice1のアクセス状況、上との違いが明らかだ、スマホ44.5%+タブレット7.1%の合計51.6%がモバイル端末からのアクセス、過半数がモバイル端末からのアクセスとなっているのが分かる、こうした事はそのサイトの特性により変化する
Webサイトのモバイル対応の方法は様々
当ブログはレスポンシブというやり方でモバイル対応をしているがその他にも方法はいくつかある。いずれにしても費用や時間のかかる事なので計画的な対応をすることが必要だ。
今回はこのへんで
では
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