エプソンダイレクトWindowsタブレットTN10Eの液晶割れの顛末記→修理完了

エプソンダイレクトのWindowsタブレットTN10Eを以前セットアップした。
そこにも追記しておいたのだがタッチパネルが反応せずどうにもこうにも使えない状態だった。そこで実機を良く観察してみたところ液晶パネルにヒビを発見したのだった。

↑ TN10Eのヒビ割れた液晶画面、フィルムも張って保護してるしタブレットケースに入っているのでそれほど強い力が掛かる状態ではない、ここのところの暑さによる膨張とかが原因だろうか、知らぬ間に液晶面が割れてしまうのは初めてだ

タッチパネルが効いたり効かなかったり

そもそもの症状はタッチパネルとして指やデジタイザーでのポインティングが出来なかったことだ。そこで良く観察してみると効いている場所と効いていない場所があるのに気が付いた。

それは上記の画像の通り横長画面で見て右上から中央下にかけて斜めにヒビが走っているのだが、その右では効かず左ではかろうじて効くという感じだった。結果的にはこの事でヒビを見つけた訳だ。

今回のヒビは正面から見るとほとんど認識できず、斜めから見て初めて認識する事ができるモノだった。だから最初に見た時に気が付かずコンパネでタッチパネルの調整をしようとしたのだった。

まぁ原因が分かれば後は対処するだけなのだ。

TN10Eの筐体は柔いのか?

こういったヒビが入る原因は何か?と考えるのだが、筐体が柔らかくて液晶面がこれに追従していないといった事が考えられる。タッチ式ではない液晶なら表面は比較的やわらかい素材で作られているのでこうしたことは起こりにくいだろう。
まわりにiPadの利用者も多いがこうしたヒビが入るなんてのは落とさない限り見たことが無い。

エプソンダイレクトのサポートはどうだ?

管理人がお勧めするエプソンダイレクトなのだが、こうしたトラブルの際のサポートはどうなのだろう?と良い機会となったので記録する。

サポートへコンタクト電話編

エプソンダイレクトのサポートに電話をしてみた。8/1土曜日の14:00頃の事だ。
結果、全く電話がつながらず断念。サポートの電話窓口はフリーダイヤルがあるが、携帯電話からだと利用できない。しょうがないので有料の番号へ掛けたのだがこの始末だ(結局繋がっていないのだから電話代がもったいない)。

サポートへコンタクトWeb編

上記の通り電話がつながらないので残りの方法はWebフォームからの申告しかない(FAXという手もある)。
修理窓口より製造番号を入れて、画面にヒビ割れが発生しているので交換してほしいと書き込んだ。
ココではPCの引き取りをヤマトが行うのだが、その日時を指定できる。もちろん一番早い8/2日曜日の12:00~14:00を指定した。

サポートより電話があった

翌日の8/2日曜日のお昼頃にサポートセンターより電話があった。
管理人のほうからTN10Eの事を担当者へ説明をした、次のような項目だ。
・タッチパネルが効かない
・良く見ると液晶パネルにヒビが入っている
・大きな力を加えた覚えはない
・交換してほしい

サポートセンターが言うには今回のTN10Eは6月購入なので交換は不可との事(1ヶ月を過ぎたため)、修理で承諾をしてもらえるか?という内容だった。
もちろんきちんと動けば良いので承諾した。
この時の電話では無償対応で修理を行うという事だった。
修理期間は預かり2日程度との事なので今週の中ごろには戻ってくるだろう。

エプソンダイレクトの修理受付はメーカー責任の場合(保証対応含めて)は送料が往復とも無料となる。
そうでは無い時には修理しなくても診断料と帰りの送料が請求される仕組みになっている。
従ってこうした場合メーカー責任での修理となるかどうかが大きなポイントである。
もちろん通常の経年変化等による有償での修理はそれなりの修理費用等を用意しなければならないが見積だけでもお金が掛かるという事だ。実店舗(修理拠点)がある場合でもこんな対応なのだろうか。

8/2ヤマトが引き取りに来た

そうこうしていると14:00頃にヤマトがTN10Eを引き取りに来た。
これが大変面白くて、送り状をはじめ伝票類は一切書かなかった。ヤマトが発行する小さな伝票を受け取ったのみだ。
着払いだとしてもこうしたのは初めてだ。大変手間が省ける。

2015年8月3日夜の時点でのステータス

エプソンダイレクトからは何の連絡もないが、ヤマトからのメール(クロネコメンバーズのサービス)で明日8/4に着荷予定が入った。詳細を見てみると送り主はエプソンダイレクトとなっている。ついでに時間指定なしとなっていたが午前中指定に変更した。

そこでエプソンダイレクトのWeb上で修理ステータスを見てみると、8/3にエプソンダイレクトにモノが着いて、8/3に発送をしたと出ている(下記画像参照)。

また修理については詳細な記述は無いが「商品を返送しました」とある。

到着してみないと修理状況は不明だが明日確認する事としようと思う。

2015年8月4日正午:修理完了品が到着した

エプソンダイレクトからはメールも電話も無かったが、修理完了品は予定通りヤマトにて到着した。
さっそく開梱して確認してみると筐体は同じで液晶部分のみを交換となっている。タッチもキチンと反応するので元に戻った訳だ。

↑ 同梱されていた修理伝票、故障状況にはWebから入力した内容がそのまま記載されている、診断内容はこれを確認したとある、修理としてはLCD+タッチパネルを交換、気の利くことに保護シートは新品を同梱するとある、細かい事だがありがたい、結局今回の修理は無償対応となったので一件落着である

エプソンダイレクトTN10E修理のまとめ

今回のTN10E修理についてまとめてみると次のようになる。

修理費用

費用について修理内容について交渉する事は全く無く無償対応となった。
なかなかこういった場合にこちらの言い分が正しいという事を証明する事が出来ないので難しいかも?と思っていた。

修理期間

時系列にすると次のようになる。
・8/1:Webより修理依頼をする
・8/2:ヤマトが引き取りに来る(最短の引き取り指定をした)
・8/4:ヤマトが修理完了品を配達に来た(修理完了)
※荷物の送付も含めて中3日で修理が完了した。

エプソンダイレクトの修理対応を総合的に見ると

電話窓口はそもそも繋がらないのでなんだかなぁと感じていた。
電話でないとこちらの言いたいことが伝わらない事がありそれを心配していたという訳なのだ。
修理となると高い確率ですったもんだの押し問答があるものだ。

結果的にはWebの修理依頼フォームから依頼した後の対応はなかなか良かった。
キチンと申告内容の確認の電話もあった。

修理品の引き取りも非常にスムーズだった。

修理内容については当たり前だが元通りになっている。
加えて保護フィルム等の細かい配慮もある。

修理内容にもよると思うが修理期間も中3日で完了しているのでかなり速い対応だ。

1点難を上げるとすれば修理完了の連絡をメールで飛ばすべきだろう。管理人の場合はヤマトの配達予定から知った。それが無ければ実際にヤマトが配達に来るまで状態が分からなかった。

エプソンダイレクトの修理対応は多少難点もあるが、かなり良いのでないだろうか。これなら管理人はお勧めできると思った。

今回はこのへんで
では