高スペック13.3インチモバイルPC「dynabook R63/PS」のセットアップ開始

先日13.3インチのモバイル用ノートPCのお得な機種を調査した。
そこで管理人イチオシの機種である「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)のセットアップを開始したので記録する。

「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)の第一印象

薄くて軽いというのが第一印象だ。筐体も比較的剛性がありしっかりしている。これなら安心して外出時持って行けそうである。
「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)を箱から取り出したところ
↑ 「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)を箱から取り出したところ、なかなか良さそうな筐体だ、そこそこの剛性感があり軽く感じる大きさと形状だ、ポインティングデバイスはタッチパッドの他にIBMのようなスティックをグリグリするタイプも付いている
「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)のパワーボタン
↑ 「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)のパワーボタン、キーボード面は余計なスイッチ類が無く非常にシンプル、特にパワーボタンは分かり易い位置と形状
「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)のタッチパッドと各種LEDランプ
↑ 「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)のタッチパッドと各種LEDランプ、LEDランプは左から充電状態/電源/ディスクアクセス、ちゃんとディスクアクセスランプがあるのはありがたい(15.3インチの同じ東芝のノートPCには無かった)、タッチパッドとクリックボタンはなかなか凝っている、タッチパッド下と上にもクリックボタンがある都合4つのボタンが付いている事になる、上部のボタンは青いボッチを使用する際に使う、使い方によっては便利かも
「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)のキーボードと青いボッチ
↑ 「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)のキーボードと青いボッチ、キーボードはピッチが少し小さい気がする、ストロークも短めだが慣れれば何とかなる範囲、全体のキー配列も標準的でそれほど慌てなくて良いだろう、真中の青いボッチはポインティングデバイスでシンクパッドに付いているタイプと同じ、ポインティングデバイスはタッチパッドもあるし青いボッチもあるのだ、さすが高スペックモバイルというところ

「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)のOSの選択

「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)のOSは少々ややこしい。元々のライセンスはWindows8.1となっているのだがダウングレードでWindows7Proが有効なのだ。その中でも32bitと64bitが選択できるようになっている。
選択できるのは親切な事だが、ユーザーの混乱を考えると64bitに統一しても差し支えは無いだろう。
「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)のWindows7Proでの64bitと32bitの選択画面
↑ 「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)のWindows7Proでの64bitと32bitの選択画面、簡単な事だが間違えないかドキドキしてしまう、もちろん迷うことなく64bitを選択が良いだろう
64bitを選択するとSSDのパーテーションを切り直すところから動くようだ
↑ 64bitを選択するとSSDのパーテーションを切り直すところから動くようだ、ディスクからセットアップしているにもかかわらずSSD上で処理しているので非常に早く終了する
パーテーションを切るとパッケージからWindows7Proを展開して格納する
↑ パーテーションを切るとパッケージからWindows7Proを展開して格納する、これはしばらく時間が掛かるが1時間もかからない
やっと見慣れたWindowsの画面が出てきた
↑ やっと見慣れたWindowsの画面が出てきた、ここからは通常の設定を行っていく
Windowsの基本的な指定項目を入力するとやっとデスクトップ画面にたどり着く
↑ Windowsの基本的な指定項目を入力するとやっとデスクトップ画面にたどり着く、ここからは通常のWindowsUpdate等を処理していく
WindowsUpdateはやっぱり100個を超える
↑ WindowsUpdateはやっぱり100個を超える、「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)はスペックが高くSSD搭載のため非常に早く終わった、WindowsUpdateも高スペックのPCなら早いのだ

Officeをインストール

「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)にはOffice Home and Buisiness 2013が含まれている。
インストールするにはWindows7のメニューからOfficeを選択する。するとプロダクトキーの入力を要求される。PCに付属のプロダクトキーを入力して完了だ。
Office Home and Buisiness 2013
↑ Office Home and Buisiness 2013のインストールは簡単だ、メニューからOfficeを選択するとこの画面、あとは付属のプロダクトキーを入力して完了、念のためもう一度WindowsUpdateを確認する

ESETをインストール

いつものようにセキュリティーはESETをインストール。
インストールした後アクティベーションを行う。画面の指示通りアクティベーションを行う。その際にあらかじめ登録したユーザー名とパスワードが必要になるので用意しておく。
さらに今回はモバイルPCでもあるのでアンチセフトの設定も行った。盗難時に効果を発揮する機能だ。

ESETファミリーセキュリティーAmazon)なら5台までインストールできるのでPCを複数台持っている場合は非常にお得だ。それに何と言っても動作が軽い。
管理人お勧めのセキュリティーなのだ。

あとはユーザーデータを移行

残りはユーザーデータフォルダの移行やメールデータの移行等をこなせば完成である。

Officeで少々トラブル

「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)にはOffice Home and Buisiness 2013が含まれている事は前述の通りだ。しかしインストールの際に64bitか32bitなのかという選択肢は無い。
VBAマクロを使ったソフトウェアを動かす必要があり、動かしたところ例の「コンパイルエラー」と表示される。そうなのだ勝手に64bitのOfficeが入ってしまっているのだ。
そこで東芝のサポートに電話(比較的繋がり易い)して聞くも、バンドリングソフトウェアにもかかわらず64bitのみなのか32bitも選択できるのかすらも分からない。Officeの事なら64/32bitの件も含めてマイクロソフトに聞いてくれとの一点張りだった。
マイクロソフトに電話したがこちらは混んでいるのか電話も繋がらない。
しょうがないのでWebでイロイロ調べてみると64bitのプロダクトキーがあると32bitをダウンロードできるようだ。そこでプロダクトキーを入力して32bitをダウンロードした。
64bitをアンインストールして(OfficeとIME)、32bitをインストールする事が出来た。この手続きは大変わかりづらい。
懸案のVBAマクロを動かしてみると無事に動いているようだ。これで一安心である。時間は掛かったがバンドリングされたOfficeは64bitである事、32bitもダウンロードしてインストールできる事が分かったのは収穫だった。
いつもの事ながらこうしたメーカーのサポート窓口への問い合わせは時間とパワーが掛かる、

「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)の第二印象

作業の中で「dynabook R63/PS」(PRB63PS-NEC)を弄ってみての印象を記録。
全体的に高ポイント。スペックが高いだけに非常に処理が速くてストレスが無い。

大手メーカー製にしては余計なソフトがあまり入ってなくてアンインストールする必要も無かったので手間が省けた。画面はかなり見やすい部類だ。

筐体は高級感がありビジネス用途としてはピッタリな仕上げ。表面の耐久性が気になるところ。
キーボードに慣れてしまえば軽くて小さいがモバイルにはピッタリのノートPCだ。

今回はこのへんで
では