管理人は小さなシャツの胸ポケットに入るデジタルカメラを愛用している。
というのは持ち歩くことが苦にならないという事を重視しているからだ。
でも小さなデジカメと言えども高倍率は欲しい。
そこで昨年TZ60を入手してあれこれ活用しているのだった。
しかしその時には光学30倍というのは夢のような倍率だったのだが40倍というのが登場してきた。
それはキャノン「PowerShot SX720 HS」という機種だ。
機動性と画像の良さのバランスがむつかしい
管理人の場合どこかへ出かけて現場の画像を残すという事も大事な事だがそれが第一の目的ではない。
だからプロのカメラマンのような機材は重くてかさばって都合が悪いのだった。
そこでさりげなくいつでも使えるシャツの胸ポケットにでも入ってしまうコンデジが重宝する。
それに加えて高倍率である事は大変なメリットを生むのだった。
例えばその一例がモーターショーなどイベントでの時だ。
つい最近も大阪オートメッセ2016の会場に足を運んだ。
その際に通りがかったブースで興味のあるモノがあるとサッとカメラを取り出して撮っておく。
それにキャンギャルが登場した時はもっと切実な状況になるのだった。
というのはキャンギャルが登場すると会場は老若男子が殺到してカメラ小僧とカメラオッサンだらけになってしまう。
この間隙をついてキャンギャルを撮影するには高倍率が必須なのだ。
画質については胸ポケットに入るコンデジでもこうしたWebに掲載する画像では全く問題無いレベルだ。
それに手振れでボケボケという画像が圧倒的に減ったのは凄いと思った。
小ささと機能性の両立というところが高倍率コンデジに課せられた課題だと思う。
現在使っているTZ60はどうなのだ?
管理人が現在使っているTZ60を購入したのは2015年5月だ。
その時にはすでに新型のTZ70が登場していたがあえてGPS内臓のTZ60を選択したのだった。
この選択は良かったと思っている。
様々なイベントに持ち出して撮影してみたが小さいので持ち歩きが非常に楽なのだ。
さらにオートモードが素晴らしく良く出来ていて大概の状況でなんとか撮れてしまうのが凄い。
これはインドアでもアウトドアでも夜間でも大丈夫だ。
何かのイベント際にはその瞬間を撮るのに慌てている場合が多いのだがブレが少ない。
さっとポケットから取り出して起動してから撮影できるまでの時間が短いのも重要な事だ。
今時のコンデジの実力は大したものだと感心している。
管理人が書いたブログ記事のオリジナル画像は2015年5月以降はTZ60で撮影しているので参考にして欲しい。
「PowerShot SX720 HS」の特徴は?
キャノンの「PowerShot SX720 HS」の特徴は何と言っても光学40倍という高倍率だろう。
こうした高倍率を生かそうと思えば手振れ補正が強力でないと使い物にならないと思う。
その点キャノンはカメラメーカーなので安心だろう。
簡単に「PowerShot SX720 HS」と管理人の持っているTZ60の後継TZ70との比較を載せてみた。
「PowerShot SX720 HS」
- 1/2.3型 高感度CMOS(裏面照射型) 約2,110万画素
- 光学40倍ズーム
- f=4.3-172.0mm(35mm判換算:24-960mm)
- F3.3-F6.9
- 幅109.7×高さ63.8×奥行35.7mm
- 約270g(バッテリー、メモリーカード含む)
TZ70
- 1/2.3型 総画素数1280万画素 高感度MOSセンサー
- LEICA DC VARIO-ELMAR 光学30倍ズーム
- f=4.3-129.0mm(35mm判換算:24-720mm)
- F3.3-6.4
- 幅110.6×高さ64.3×奥行34.4mm
- 約240g(バッテリー、メモリーカード含む)
比較すると光学30倍のTZ70よりもボディーサイズが小さいのが驚きだ。
「PowerShot SX720 HS」はこの大きさに光学40倍のレンズを仕込んでいるのが素晴らしい。
重量は多少重いが問題無いレベルだ。
いつも思うのだがこうした製品は日進月歩だ。
もうこれ以上は進化しないだろうと思うのだがコツコツと改良改善されてスペックが進むのは凄い。
だがこうした性能をユーザーが使いこなしていないというのも現実だ。
管理人は最近ではこうした事から最新モデルでなくても良いという考えになってきた。
モデル末期や1世代前のモデルでも性能的には全く問題無いからだ。
でも「PowerShot SX720 HS」の光学40倍というのは非常に魅力なのだ。
今回はこのへんで
では