ここしばらく高倍率コンデジに悩んでいたがやっと結論が出た。
結局パナソニックのTZ60に決定、さっそく手配し手元に到着した。
まだ本格的に使用していないが周辺の装備も合わせて調達したので紹介してみよう。
今回の高倍率コンデジ選択の決め手
今回の選択肢は前回のように3機種あった。
パナソニックのTZ60/TZ70、ソニーのHX60V(Amazon)、オリンパスのSH-2(Amazon)である。
この中でもオリンパスのSH-2は早い段階で選択肢から外れてしまった。その理由は無難過ぎる事、GPSも無いし倍率も中途半端、外観はカワイイがこれと言った特徴が無い事だ。
そこでパナソニックは生産終了品のTZ60と現行のTZ70の比較になる。
ここはGPSが付いている事とブラックボディーがある事、それに価格がこなれている事でTZ60に決定した。
後はパナソニックのTZ60とソニーのHX60Vの一騎打ちだ。
ここで決定的なのは操作性で、TZ60のレンズ周りのリングの操作性が素晴らしい。
高倍率コンデジの場合はフレーミングの際にズームを多用する。
その際に小さなズームレバーでは微妙なズーム操作がやり難いし雰囲気が出ないのだ。
これをレンズ周りに付いたリングを回すことで一眼レフ+ズームレンズのような操作性を実現するのだ。
このリングは撮影モードによりその他の操作にも割り当てる事が可能だ。
↑
生産終了品で次世代モデルが出ているTZ60(
Amazon)、在庫を聞きまわってみたが無い状況だ、なんとAmazonには在庫があった、現在は
TZ70(
Amazon)になっているがGPS機能が省略されたのが残念、TZ70はブラックボディーもラインアップに無い、少し大きめのサイズだが問題無いレベルだ、画像はメーカーサイトより拝借
2015/07/17追記
まだまだTZ60の在庫はあるようだからしばらくは大丈夫だろう。
2015/09/19追記
いずれにせよそのうち無くなると思うので手に入れたい方は急いだほうが良いだろう。
心配していた画像容量
管理人の持っているTZ7との比較で1枚の画像のサイズがどれほど大きくなっているのかが心配だった。
大容量のSDカードは安くはなっているがPCでの保管も考慮しなければならない。
そこで手持ちの8GBのSDHC(Class4)カードでTZ7とTZ60の撮影可能枚数を比較してみた。
その結果TZ7が1,345枚、TZ60が1,110枚となりそれほど大きくは変わらない事が分かった。
これならそのまま8GBのSDHCカードで十分だ。
↑ TZ7に8GBのSDHCカードを入れたところ、1,345枚撮影可能だ、これだけ撮れれば全く問題レベル、画像サイズは最大に設定している、この画像はTZ60で撮影している(リサイズのみ無修正)
↑ TZ60に8GBのSDHCカードを入れたところ、1,110枚撮影可能だ、新しい機種は画像サイズが膨れ上がっているというイメージがあった、こちらも全く問題レベルで安心した、画像サイズは最大に設定している、この画像はTZ7で撮影している(リサイズのみ無修正)
TZ7とTZ60の画像の違い
今回購入したTZ60も発売から約2年経過した製品で、現在は製造終了品なので最新の機種という訳ではない。
慣れ親しんだTZ7とTZ60の画像がどれほど変わったのかは実際に被写体を撮ってみない事には分からない。
そこで夜で暗いがPC周りをフラッシュを炊かずにとって比較してみた。
一部LED光源がありその他は暗い少し特殊な撮影環境だが描写力の差は一目瞭然だ。
管理人は作業の記録として機器の内部や作業風景をフラッシュを炊かずに記録する事が良くあるのでこうした描画力があるのは心強い。
やはり新しい製品の性能は素晴らしい。
↑ TZ60で撮影した管理人のデスク周り(リサイズのみ無修正)、フラッシュは炊かずに撮った、全体的に明るく鮮明だ
↑ TZ7で撮影した管理人のデスク周り(リサイズのみ無修正)、上のTZ60の画像を比較すると一目瞭然だ、ホワイトバランスが少しおかしいしクリアではない、やはりコンデジも日進月歩で新しいほど性能が良い
TZ60を購入する際に揃えたモノ
せっかく購入したTZ60をフル活用するために以下のモノも合わせて調達した。
- カメラケース(保護するために必要)
- 予備バッテリーと充電器(電池を充電したい)
- 三脚兼アシストグリップ(撮影時の幅を広げる)
TZ60を保護するカメラケース
コンデジと言えども精密機械であることに変わりはない。
そこでケースはいつも防水や撥水加工がされていて衝撃を吸収するものを選択している。
というのはアウトドアでの移動中は過酷な環境であることが多く濡れたり衝撃があったりするからだ。
このケースは生活防水となっていて防水バッグの素材を溶着し防水ファスナーが付いているので少々の雨でも安心できそうだ。
このシリーズではTZ60を格納できるケースは大きくなり過ぎて今回は選択しなかった。
↑ TZ60を入れる防水加工されたケースを調達した、管理人は望遠フェチでもあるが防水フェチでもある、TZ60のサイズが中途半端なサイズで一番小さなケースには入らないのだ、中型のケースであれば入るが少々嵩張ってしまう、汎用ケースなのでどうしようもないところだ、この画像はTZ7で撮影(リサイズのみ無修正)
↑ TZ7はこんなケースに入れている、こちらも防水ではないが撥水加工されたケースELECOM ZERO_SHOCK ブラック ZSB-DG011BK、これに入れておくと滅多な事では壊れないだろうし多少の雨でも安心だ、これくらいコンパクトなら持ち運びは便利なのだがTZ60はケースが少々大きくなってしまった、この画像はTZ60で撮影(リサイズのみ無修正)
TZ60用の予備バッテリーと充電器
管理人のコンデジの使い方だが、電池は現地で予備を必要に応じて交換する。
撮った画像はSDカードをコンデジから抜き取りPCのスロットに差してPCに保管するというなんともオフライン的な使い方だ。
そこで予備の電池とそれを充電する充電器が必要になる。
しかし純正の充電池はなぜこんなに高いのだろうというほど高価だ。メーカーが保証するという事との引き換えなのだろうか。
また最近のデジカメは電池単体を充電する充電器が装備されていない。これは大変不便だ、充電するためにカメラ本体をUSBで接続をしなければならない。
そこで今回は外品で格安の充電器と予備バッテリーのセットを購入する事にした。キチンと使えるかどうかはレビューを見れば心配無さそうだ。やはりこの方式が一番スッキリする。
↑ サードパーティー製の充電器と充電池、TZ60はDMW-BCM13というバッテリーパックを使用する、純正品だと充電池だけでも5,000円近くするので今回はサードパーティー製を採用、この本体の裏にAC100Vプラグが直接付いている、この製品自体は充電器と充電池とシガーライターケーブルのセット(Amazon)でビックリするほど安い、これで十分と言えば十分だ、この画像はiPhoneで撮影
三脚兼アシストグリップ
小さくても良いので動画を撮る際にグリップが欲しかった。
そこで探してみると
グリップ兼三脚(
Amazon)のような非常に安い製品があった。
届いた製品を見るとプラスティックで角度調整が荒くて細かい事は出来ないが、グリップにもなるし三脚にもなるので便利そうだ。
アングルの微調整が出来ないのは足の角度で何とかなるだろう。
それにこの価格だから、もし紛失や壊してしまっても精神的ダメージが少ないのがありがたい。
↑ 店頭で見かけたグリップ兼三脚を購入、非常に安いので無くしても精神的ダメージが少なそうだ、動画を撮る際にグリップで持つとスムーズな撮影ができる、この画像はiPhoneで撮影
道具だけは揃ったが・・・
こうして高倍率コンデジは最新機種ではないがTZ60を選択した。
やはり決め手はリングの存在とGPS内臓、それに価格だ。
最新機種ではないために価格的にはこなれているのが嬉しい。
せっかく今日はTZ60を使い倒そうと思っていたが今日は台風接近中のため外へ出て画像を撮ることができないのが残念だ。
「高倍率コンデジが欲しい病になる」:TZ60シリーズ記事
今回はこのへんで
では