中スペック13.3インチモバイルPC「dynabook RZ73/VB」のセットアップ開始

前回(2015年8月)は東芝のモバイルノートでも高スペック(core i7)の「dynabook R63/PS」のセットアップを行った
今回は後継モデルで中スペックの(core i5)の「dynabook RZ73/VB」である。
管理人は今回が初めてWindows10モデルのセットアップを行うということになる。
さてどうなるだろうか?

東芝「dynabook RZ73/VB」はどんなマシン?

東芝の「dynabook RZ73/VB」は13.3型液晶画面をいわゆるモバイルノートPCなのだ。
今回セットアップする「dynabook RZ73/VB」はCore i5をCPUを搭載する中スペックモデルとなる。
OSはWindows10 Homeの64bitを採用しているが管理人は今回初めてセットアップする。

「dynabook RZ73/VB」を開梱したところ

「dynabook RZ73/VB」のおおまかなスペック

Windows 10 Home 64ビット
Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス
Core i5-6200U 2.30GHz
メモリ8GB(8GB×1)/16GB、PC3L-12800(DDR3L-1600)、2スロット(空きスロット×1)
13.3型ワイド、1,920×1,080ドット
1TBハイブリッドドライブ(HDD〈5,400rpm、Serial ATA対応〉+NAND型フラッシュメモリ)
IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth Ver4.1、USB3.0、RGB、LAN、HDMI
Webカメラ 約92万画素

スペックを見ていると一通りのモノは揃っておりモバイルとしての普段使いには十分なスペックを持つ。
メモリも標準で8GB搭載しており快適な操作ができる。

筐体は今回はあまり良い印象を持っていない。
というのは剛性があまり高くなく持った印象が少々やわな感じだからだ。
モバイルPCとしてはもう少し筐体に剛性があった方が良いと思う。

「dynabook RZ73/VB」のキーボードは少し変わった

画像を見ていただくと分かるだろうがキーボードは以前と少々異なっている。
特にEnterキーが巨大になり使いやすくなった。
BackSpaceキーも同様で少し大きいので使いやすい。

「dynabook RZ73/VB」のキーボードのエンター部分

前回の「dynabook R63/PS」と大きく異なるのはキーボードのまんなかにあったグリグリするスティックが無くなったことだ。
タッチパッドも少々異なりボタンが減っていてこの方が使いやすい。
PRZ73VB-SJAとPRZ73VB-SNAにはタッチパッドの下に指紋認証のデバイスが付く。

「dynabook RZ73/VB」のタッチパッド部分

まぁ全体的に正常進化したと言えるだろう。

初期セットアップは簡単

電源を投入すると自動的にセットアップへ移行し必要な入力を促される。
マイクロソフトのアカウント等々を入力して完了となる。
Windows10の場合はこの時に更新プログラム(Windows Update)もダウンロードして適用しているようだ。
Windows10の場合はまだ更新の数が少ないので時間はかからない。

Windowsセットアップにアカウント設定が必要な件

管理人は最近のWindowsセットアップ時にいつも思う事だがマイクロソフトのオンラインアカウントを求められるのには閉口する。
いつもそうだがオンラインのマイクロソフトのアカウントと連動してWindowsを運用したいと思わない。
理由はイロイロあるがオンライン前提なのは必要最小限にしたいからだ。
最近ではいつも一旦オンラインでセットアップしローカルのアカウントに設定し直すようにしている。

必要なアプリケーションをインストールする

Windows10が入ったので必要なアプリケーションのインストールに取り掛かる。
管理人がいつもセットにしているのは次のようなソフトウェアだ。

  • セキュリティー:ESETファミリーセキュリティー
  • メール:ベッキー
  • エディター:秀丸
  • HDD状態:Crystal Disk Info
  • ブラウザ:Chrome

最近ではネット上からの脅威はますます激しくなってきていて危険極まりない。
先日もリンクを開いたWebサイトでESETからの警告が出て事なきを得たのだった。
管理人は様々なセキュリティーソフトを使ってみたがESETは動作が抜群に軽くて普段の利用に全く影響が出ないところが良い。
またESETファミリーセキュリティー3年版は5台のマシンで3年間使用できるのでお得な内容となっている。
例えば管理人はWindows×3台とAndroid×1台で利用中なのだ。
ESETはおすすめのセキュリティソフトだ。

 

今回はOfficeで少々トラブル

今回はOfficeが入ったモデルを選択したがここで少しトラブルが出た。
Officeのインストール自体は簡単でWindows10からエクセルなりワードなりを立ち上げると認証の画面が出てくるので認証キーを入力するだけだ。
するとOffice自体が認証済みとなり正規で使用できる状態となる。

しかし今回はこの認証キーを受け付ける動作が上手くいかず未認証状態となってしまう。
この現象はメーカーである東芝も認識しており特定の機種と特定のOfficeの組み合わせで起きるようで対策が発表されている
なんどやってもOfficeの認証が上手くいかない時は調べてみると良いだろう。
認証が上手くいかない時、放っておくとライセンス無しということでOfficeがある日使えなくなるという事になるので要注意だ。
操作自体はOfficeの修復インストールをするだけなので簡単だ。

「dynabook RZ73/VB」のOfficeインストールで修復中

またこうしたコンシューマーモデルでいつも思う事だがプリインストールソフトが少々うるさい。
特にデスクトップに張り付くガシェット類は画像が動くものもあり目障りだ。
提携企業からの広告費でPCが安く買えているという事もあるのでむげにはできないがいつもアンインストールしてしまうのだった。

Officeが入ったモバイルPCとしては「dynabook RZ73/VB」は東芝ダイレクトの会員価格は魅力的なモノだ。
管理人の周りでも価格とスペックのバランスが良いので東芝を選択する事が多くなっている。
多少の不満はあるが今回の「dynabook RZ73/VB」はお勧めの中スペックモバイルノートPCだ。

今回はこのへんで
では