ICOCAの長寿ぶりにはビックリした 相当エコであることは間違いない

今年になって管理人はJR西日本の定期券が必要になった。
JR西日本はご存知の通り非接触式のICOCAというICカード型の乗車券でこの中に定期券も設定されている。
昔使っていた約12年前のICOCAを引っ張り出してダメもとでJR西日本の窓口へ行ってみたのだった。
そこで驚いたのは約12年前のICOCAカードがそのまま使える事だった。

12年前のICOCAの定期券が使える!

非接触式の乗車券はいつからだったっけ?

管理人は新しいモノ好きなのでこうした新しい仕組みが立ち上がるとすぐに使いたくなるタチだ。
今回はICOCAを取り上げているが関西には主に私鉄で使用できるPITAPAというICOCAよりも強力なカードもある。
関西は私鉄網がJRよりも充実しているので管理人の場合はPITAPAのほうが使う頻度は多い。

JR西日本のICOCA自体は2003年から導入されて管理人は2004年にICOCAで定期券を初めて作ったのだった。
それから通勤経路も変わり埋もれていたのだが今回はJR西日本の定期券が必要になったという訳だ。

昔使っていたICOCAの定期券を引っ張り出してみるとその期限は平成16年(2004年)になっていいた。
管理人が考えたのはそんなに古いICOCAカードは当然使えないという事だ。
なぜかと言うとこうしたITでもワイヤレス通信分野は技術が日進月歩であり規格もバージョンアップされることが普通だからだ。

古いICOCAをJR西日本の窓口に持って行くと

そこで管理はJR大阪駅の窓口に古いICOCAを持って定期券を購入するために持って行った。
その時には古いICOCAの中にチャージされて残っている金額を払い戻してもらおうと思っていたのだった。

窓口の人に定期券が欲しいという事と古いICOCAの中に残っている金額を払い戻してほしいと伝えた。
そうするとそのまま古いICOCAカードで定期券が作れると言うではないか。
これには本当にビックリしたのだった。
当然だが中にチャージされている金額もそのままだ。
なんと約12年前のICOCAカードがそのまま使用できるのだ。

これはなかなかECOではないだろうか?!

世の中にリライタブルのカードは結構沢山ある。
表面の表示を書き換えるタイプのカードで会員証でも良く見るタイプだ。
関西の私鉄でも非接触式が出てくる前にはこれだった。
だがこの種のカードは接触式となっていて読み取り時にカードと読み取り機器の両方に機械的な消耗がある。

これに対して非接触式のカードは文字通り機械的な接触が無いのが特徴だ。
機械的な接触が無いという事はカードと読み取り機器の両方にとってダメージが残らないという事だ。
これは読み取り機器には定期的に清掃やメンテナンスが必要だったがそういう事も不要になりコストダウンが可能となる。
逆に読み取り機器のメンテナンスを行っていた業者は商売あがったりという事になる。

今回ビックリしたICOCAカードは非接触式なので約12年前のカードでも問題無く使えるのだろうと考える。
これは現代のECOな考え方にピッタリのカードだと思った。

今回はこのへんで
では