最近知育玩具と呼ぶべきだろうか?プログラミングや回路が作れるIoTを意識したデバイスが多く登場している。
今回紹介するのはTABOというネーミングでiPad Proと組み合わせる自走する小さな車だ。
iPad Proと組み合わせるというところがミソでiPad Proの画面上で様々な動きをさせることができる。
ホンダオートテラスの中古車GRAND PRIXに採用
中古車のホンダオートテラスが中古車GRAND PRIXというイベントを今週末に開催の予定だ。
- 2016年2月12日(金) 17時~24時
- 2016年2月13日(土) 15時~24時
- 2016年2月14日(日) 15時~24時
このイベントに駆り出されたのがTABOなのだ。
中古車のイベントは泥臭いモノが多かったがこれはガジェット好きにはちょっと興味津々のイベントなのだ。
スマートフォンとTwitterアカウントがあれば参加できるので覗いてみてはどうだろう。
TABOってどんなん?
ここで登場するTABOは手のひらに乗る小さな車だ。
TABOの内容は次のようになっている。
TABO ( ターボ ) は、iPad Pro専用に設計されたとても小さな自走型ロボットです。
TABOの動きは、Bluetooth LE 通信で外部端末から制御できます。
3 本の足でスクリーンをタッチして自分の位置を iPad Pro に知らせることができます。
これらの仕組みを組み合わせることで、TABOの動きに合わせてスクリーンを変化させたり、逆にスクリーンの変化に合わせてTABOを動かしたり、現実と仮想を重ねたユニークなコンテンツが実現できます。
簡単に言うとTABOはiPad Proと組み合わせて使用しBluetooth LEで通信を行いながら画面をタッチしたりしてiPad Proと協調制御できる車となっている。
どんなことができるか次の動画を見れば分かりやすい。
TABOの開発環境
TABOはなんとも手作り感が満載の小さな車だがそこが逆に未完成感があって作っているという実感も持てる。
開発はSwiftやObjective-Cで出来るようなのでそれほど敷居が高いという訳ではないだろう。
ただガシガシとスクリプトを書かねばならないので完全に子供向けという訳でもなさそうだ。
そうなると何に使うか?というところが気にかかるところだ。
TABO は、リアルに存在するあなたの相棒。
スクリーンの中のコンテンツをあなたと一緒に遊んでくれます。
スクリーンだけでは飽きてしまいがちなデジタル教材も、TABO という実在のロボットと連動することでより楽しい学びの体験の場となります。
例えば、あなたが Instagram に上げた写真を、TABO が次々と運んで見せてくれるフォトスライドショー。そんな普段使いのアプリだって作れます。
Swift、Objective-C で開発できる SDK を用意。
ぜひ、あなたのアイデアで、TABO の可能性を引き出してください。
コンセプトは面白い。
何に使うか?が重要だ。
今回のように企業のプロモーション用途という意味では面白いと思う。
開発環境をもっと簡単にしスクリプトを書かなくても良いようにすれば知育玩具として可能性が広がる。
このあたりをもっと研究したほうが良いだろう。
さらにもっと別のモノと通信できるとか制御出来るとかのコネクティビリティーも必要だろう。
春に正式発表となるようなので期待してみよう。
今回はこのへんで
では