この前の3連休の時、管理人の住んでいる兵庫県の東の端は大渋滞だった。
渋滞しているのをどうやって知ったのか?
その渋滞情報をどうやって知ったかと言うとスマホのGoogleMapで渋滞情報を表示して知ったのだ。
車にはナビもあるのだが家から200メートル走った先の旧国道が動かない状態なんて出発前には知る由もないし近所に行くのにナビでルートは引かない。
意外と正確で細かいGoogleMapの渋滞情報
ナビで見慣れた渋滞情報よりもきめ細かいのだ。
当然Google側でVICS情報を購入してるのだと思っていたが、それにしてはきめ細かい。
GoogleMapの渋滞情報は皆さんのおかげ
調べてみると面白い事が分かった。
既に知っていたという方はごめんなさい。
スマートフォンのGoogleMapには「位置情報の利用を許可」という項目がある。
それを許可にしておくとこの情報が収集されるという仕組みのようだ。
管理人のスマートフォンはiPhoneだが確かにGoogleMapの位置情報設定画面には次のようにある。
現在値情報は、検索、経路検索、ナビなどのGoogleのサービスで使用されます。
とある。
つまりGoogleMap上に表示される渋滞情報はこうして皆さんの持っているスマートフォンの移動速度を収集して遅ければ渋滞と判断して地図上に赤く塗られて表示されているという仕組みだ。
ということはVICSなんかとは全く関係のない情報ソースだし独自のプローブ情報という訳だ。
プローブ情報と言うのは実際に道路を走ったりして収集している情報の事だ。
例えばパイオニアのスマートループやホンダのインターナビはこの種類のナビなのだ。
客観的に見れば合理的、主観的に見れば気持ち悪い
個人的にはこの仕組みは匿名情報とは言え知らないうちに自分の位置情報が使用されているのは気持ち悪い。
管理人はなるべくスマートフォンの位置情報を初め各種情報の送出をしないように設定している。
逆に考えれば非常に合理的なデータ収集システムだ。
リアルタイムで渋滞している箇所をきめ細かく取れるのだ。
膨大な情報から地図上に表示する箇所を選択すれば良い。
つまりデータはあるので地図上に表示するかどうかを決めれば良いという事になる。
なんだか監視社会だなぁと思う今日この頃である。
今回はこのへんで
では