UPQ Phone A01Xって格安スマホがある UPQと言う会社は難はあるがちょっと応援したくなるのだった

格安スマホと言ってしまえばちょっと失礼かもしれないがUPQ(アップキュー)というメーカーには少し前から興味があった。
というのはこのUPQというメーカーは日本の会社だが家電や今回のようなスマホを独自に作っている小さなメーカーなのだ。
それも若い女性社長が一人で奮闘しているのだった。

モノつくりは大変なのだ

管理人の今まで所属していた組織はさまざまだが中にはメーカーで工場もあった。
無線通信キャリアにも属したがその際にはキャリアと通信機器メーカーとの関係も経験した。
いくつかの視点でモノ作りの現場を学ばせていただいた。
ただ今までITの世界にドップリと浸かっていて自分でモノを作って売った事が無い。

モノ作りにはクリアすべきハードルがたくさんある。
モノ自体も必要だしクリアすべきモノも各種規格や法規・条例・基準等々数知れない。
製品そのものと合わせて付属品やアフターサービス修理の仕組み、取説のようなドキュメントも必要だ。
だからモノ作りは本当に大変であると思う。

UPQ Phone A01Xはどんなスマートフォン?

安いスマホが出ているという事でさっそくWebサイトを見てみた。
UPQは家電スタートアップと世間で言われているがなかなかマニアックな製品を作っていると思った。

特にスマートフォンはソフトやハードはもちろんの事デザインセンスも問われる非常に難しい製品だ。
それも発売されているUPQ Phone A01Xは14,800円なのだ。
スマートフォンの価格はご存じのようにピンきりで高いモノは10万円くらいだし安いモノは今回のように1万円台という価格差が大きい。
これじゃ想像するだけで動作速度が遅くてイライラするスマートフォンだと想像してしまう。
実際に触った事が無いので触ってみたいものだ。

UPQ-Phone_A01X

スマートフォンをはじめとする通信機器は規格が大変

スマートフォンで管理人が一番難しいのは無線の部分だと思うのだ。
無線の部分はモジュール化されているとは言え個々の製品により電波の状態を調整する必要がある。
それに法的な規制と規格を通すことが義務付けられている。
これは素人では大変難しい事だ。
UPQ Phone A01Xの前作のA01は技適を通さないで発売しちゃったそうだが通信機器メーカーとしては笑止ものだ。

ちょっとでも通信機器に関わった者としてUPQのこの対応は通信機器を作るのに恥ずかしい事だ。
逆に言えば通信機器作りの基本的な事を知らないでやっちゃったのが凄い。
まるでド素人まる出しで本当にひとりで奮闘しているのだなぁと逆に感心してしまうのだった。
つまりこうした分野に明るいブレーンがいないという事の裏返しだ。

管理人がUPQに思う事

管理人がUPQに関して思うのは次のような事だ。

確かにスマートフォンを技適を通さずに出してしまった事は企業としては大きなミスだ。
通信に関わる者や会社として技適を知らないという事はあり得ない。
それほどこの件はものすごく恥ずかしい事なのだ。

それだけにUPQのド素人感覚のチャレンジ精神は大変感動的で管理人は涙が出そうなのだ。
このUPQという会社がそれだけチャレンジ精神を持っているという事だ。
こんな会社はなかなか無いのではなかろうか。
失敗は失敗として反省して修正していけばよい。
今後に期待できそうだと思うしちょっと応援したくなったのだった。
でもWebサイトのデザインはもう少しなんとかしたほうが良いだろう。

マニアックな製品が多いUPQ

こうした話題を振りまいているUPQだがその製品を見ると大変マニアックだ。

とても女性が企画したとは思えないようなモノが並んでいる。
スマートフォン自体もそうだが管理人はスタビライザーがこれから面白そうだと思う。
動画を撮ることが当たり前になって来ているなかでスムーズな動画を撮るには有用だ。
テレビで見ているような画像が撮れるので使ってみたいと思った。

 

順番が逆かもしれないがそれに加えてアクションカメラも良さそう。
最近では高級になりすぎて手の出しにくいアクションカメラだがこれなら気軽に手が出せる。
なんとこの価格で防水ハウジングまで付いている。

 

アクションカメラACX1にES03電動スタビライザーなんてスムーズな動画が撮れそうで良いと思った。

今回はこのへんで
では