ニュースを見ているとアナログレコード(LP)が世界的に売れているらしい。
それに最近のアーティストも新譜をアナログレコードで出してくるという動きが出ているとの事。
なんだかおもしろい時代になった。
アナログレコードの売り上げが2013年頃から上向き
全く面白い状況だ。
アナログレコードの売り上げが2013年頃から倍々ゲームで増えているそうな。
その流れがとどまるとこを知らず今後も継続しそうな雰囲気なのだ。
その背景にはCDを筆頭とするデジタルソースが人間の感性と合わないという事とLPジャケットをひとつのキャンバスと見立てている事の両面があるようだ。
それはそれは30年前の事
管理人が就職して給料を頂戴するようになった頃(もう30年も前だ)、はじめに買ったのがオーディオ装置だった。
当時はアナログレコードからCDへの転換期でどちらかというとアナログレコードが主だった。
その時に買い揃えたのは次のような機材だった。
※画像はメーカサイトとaudio-heritage.jpより拝借
まだアナログレコードがメインの時代だったのでCDプレーヤーよりもアナログプレーヤーに予算をつぎ込んだのを覚えている。
このセットでアナログレコードを堪能したモノだ。
その当時アナログレコードとCDを聞き比べると
当時はCDが出始めで今のように市民権を得ていた訳ではない。
恐る恐る(本当にそうだった)CDを聞いてみると耳が痛かったのを覚えている。
それほどアナログレコードに慣れた耳にはCDからの音が尖がって聞こえたのだ。
そうこうしているうちに時代はCDが全盛となりアナログレコードは忘れ去られたのだった。
アナログレコードを再生する装置も出てきているのだ
DENONのアナログプレーヤー
DENONというメーカー自体が紆余曲折していたのだが嬉しい事に現在でもアナログプレーヤーの大御所なのだ。
大昔に使っていたのと同じようなデザインのアナログプレーヤーを製造販売している。
なかなかの価格だがしっかりした音を出しそうだ。
アナログプレーヤーは重さが性能に比例するのだ。
今の時代に求められるもの
CDに比較してアナログレコードは人間の耳では聞こえない周波数まで録音されていてそれが耳に心地よいのではと言われている。
こうした動きは人間の感性の要求に沿ったものだと思っている。
食べるモノもそうだし、こうして聞くモノもそうなのだ。
ある意味手間暇かけたモノが人間の感性を刺激するという事だと思う。
時代を考え直さないといけないだろう。
今回はこのへんで
では