エムズシステムのMS1001やRASKのSB-501というスピーカーがおもしろそうだ 音場を重視するスピーカーたち

ひょんなことで面白いスピーカーシステムを見つけたのだった。
それは円筒型のスピーカーで円筒の左右の切り口にスピーカーが取り付けられたものだ。
目にしたモデルはエムズシステムという会社のMS1001というモデルで音場が素晴らしいという評判が多い。
管理人はオーディーも好きだが現在はそれほど凝っている訳ではない。
しかしこうしたモノはやっぱり気になるのだった。

スピーカーと言うのはアナログの境地

実はスピーカーと言うのはオーディオでも最後のアナログ装置という事で様々な可能性を含んでいるのだった。
それは頭にデジタル信号を直接入力するようになるまではどうしてもアナログな音という方式で耳に届ける必要があるからだ。

人間の耳は頭の側面に各1つ計2つあるので元来ステレオになっている。
だからスピーカーシステムもステレオ(2チャンネル)が基本となっている。
スピーカーもこれに従って左右別々のモノが基本となっている。

スピーカーの口径や駆動方式には様々なモノがあるが基本的には同じだ。

おもしろスピーカーいろいろ

これに対して独自の理論にも基づくスピーカーも存在する。
今回紹介するエムズシステムズというメーカーのMS1001スピーカーもそのひとつで音場表現が良いらしい

簡単に言うと前述のように円筒型のエンクロージャーの両端にフルレンジのスピーカーを設置したタイプだ。
管理人はこのタイプのスピーカーは試聴した事はないが音の分解能というよりも音場を重視したタイプだろうと予想する。
波動スピーカーと銘打っているがあまり技術的な裏付けは無いみたいだ。
画像を見ると分かる通りフルレンジユニットをバスレフ方式で駆動している。
フルレンジという事でヴォーカルものとかで定位を出したいジャンルでは良いかもしれない。

MS1001全体画像

MS1001の背面端子部画像

MS1001の側面フルレンジスピーカーユニット画像

 

 

形状的には管理人も使っているBOSEのAM-033という円筒型のサブウーファーに形状が似ているがこれとは構造が異なる。
管理人の場合はBOSEのAM-033を車載しサブウーファーとして使っている。
ちょうどこの形状が文字通りハマっているのだ。

管理人が車載で使用しているBOSEのAM-033キャノンサブウーファー

スピーカーの評価には様々あるが音の再生域を重視したり音場を重視したりイロイロなのだ。
人それぞれ好みがあるのでスピーカーが再生する音にも好みがあるのも当然だろう。
これは味や匂いと同じでその人によって心地よいと感じるものがある。

おもしろスピーカーななかなか奥が深い

音場を売りにするスピーカーはこのほかにもある。
管理人が個人的に好きなのはRASKが出しているImpulse Soundという超小型のスピーカーだ
このスピーカーはオーディオ好きならご存じのRASKという鋳鉄を素材にしたエンクロージャーとスピーカーを持っている。
RASKの効果なのか音の拡散が画期的で小さなサイズにもかかわらずびっくりするような音場を再現するのが印象的だ。
管理人も試聴した際にはビックリした記憶がある。
RASKのSB-501スピーカー口径は50mmなのだ

こうした音場の再現にはまだまだ余地があるようだ。
前述のように音の問題は個人の好みの分野の問題なので気に入る音を見つけるしかないだろう。
ここがオーディオの奥深さと面白さだ。
皆さんもイロイロ聞いてみてはどうだろう。

今回はこのへんで
では