自宅にもファイアーウォールが欲しくなった 赤い筐体のヤマハFWX120

管理人は自宅環境でサーバーを運用しているわけではないが以前からセキュリティー面で不安がある。
現在は一般的な無線LAN一体のブロードバンドルーターを利用している。
ここから一歩踏み込んでさらにセキュリティー度を上げたいと常々考えているのだった。

ヤマハのFWX120というファイアーウォール

通信機器として絶大な信頼感のあるヤマハ

通信機器は世の中にそれこそ沢山メーカーがあり星の数ほど製品がある。
管理人は大規模なネットワーク向けとしては主にシスコを多く使用してきた。
こうしたネットワークでは管理人自身が設定を行うわけではなく専門の方が行う。
管理人は全体のネットワークやシステムの概略を担当する事が多い。

大きなネットワークの場合は前述のようにシスコを使用する事が多い。
これに対して小規模なネットワークの場合はヤマハも使用頻度が高い。
それにヤマハの通信機器はかなり歴史がありその間に多少変化してきているが管理人にとって大きな安心感がある。

ヤマハのネットボランチシリーズ

気になっていた小規模サイト向けのファイアーウォール

大きなというか予算のあるWebサーバーや専用サーバーを公開するサイトだとファイアーウォールはジェニパーを利用する事が多い。
だがこうしたサイトばかりではないのは当たり前の事だ。
最近管理人の周りではサイト自体をクラウドや専用のデータセンターに預けてしまう事がほとんどで自前のファイアーウォールは少なくなってきた。
だからサイトの入り口であるファイアーウォールを意識する事が少なくなってきている。

一方サーバーを公開しているサイトではなく小規模事務所や自宅環境のようなところのセキュリティーが非常に気になっているのだ。
数年前から問題になっている複合機の共有フォルダが外部から丸見えになるという事は今時常識で対策が必要だ。
小規模事務所や自宅環境はブロードバンドルーターのみで構成される事が多く、インターネットに対するセキュリティーはこのブロードバンドルーターが一手に引き受けている状況だ。
かくいう管理人自宅のネットワーク環境もそういう構成になっている。
できるだけブロードバンドルーターの設定で外部からの侵入を食い止めるようにしているが限界があるだろう。

こうした背景から小型のファイアーウォールで安価なモノがないものかと思っていたところだった。
そこで目を付けたのがヤマハのFWX120というファイアーウォールだ。

ファイアーウォールの働きは設定次第

以前から管理人が自分でも欲しかったヤマハFWX120だが今回は知人事務所に導入設置を行った。

ヤマハFWX120はファイアーウォールという区分けにはなっているが実態はルーター+ファイアーウォール+スイッチという感じだ。
Webインターフェースにてある程度の設定は可能だが詳細まで踏み込んだ設定はコマンドが必要になる。
とりあえずはWebインターフェースで可能なのでまだとっつきやすい。

さらに機能強化としてヤマハセキュリティークラウドを利用してマカフィーと連携したメールセキュリティーとURLフィルタリングが使用できる(有 料)。
これはいわばUTMの機能だ。

FWX120用のマカフィーと連携したヤマハセキュリティークラウド

小規模事務所や自宅環境であっても扱っているデータが重要であればセキュリティー対策を施すのがベターだろう。
そうした際にヤマハFWX120は頼りになる存在だ。

価格を調べてみると現在は実売で5万円を切っている状態だ。
これくらいの価格であれば今回ヤマハFWX120の設置と設定を行った訳だが、ますます自宅用に欲しくなってしまった。
真剣に検討しようと思う。

 

今回はこのへんで
では