TZ60でGPSデータが表示できないのは測位する暇が無かったから TZ60さんごめんなさい

管理人は光学30倍のコンデジであるTZ60を持って出かけることが多い
撮った画像を後から整理していていつも不思議に思っていたことがある。
それは地図上で画像を撮影した場所を表示できない事だった(TZ60はGPS内蔵)。
TZ60の設定がなにか不足しているのか?それともPC側の設定がまずいのか?いつも使っている画像ビューワーであるIrfanviewの不具合なのか?大いに悩んでいたのであった。

画像をよくよく見てみると

管理人は先日の2016年6月4日の土曜日に日帰りで旅に出た。
今回は奈良県十津川村にある玉置神社に改めて行くためだ。

そこで撮った画像を整理しているとある事に気が付いた。
それは画像のEXIF情報にあるGPSデータが2種類ある事だ。
具体的には次のような感じだ。

測位失敗例

GPS information: –
GPSVersionID – 2.3.0.0
GPSLatitudeRef – N
GPSLatitude – 16777215 16777215 167772.15625 (17056881.853377)
GPSLongitudeRef – E
GPSLongitude – 16777215 16777215 167772.15625 (17056881.853377)
GPSTimeStamp – 0 0 0
GPSDateStamp – 0000:00:00

測位成功例

GPS information: –
GPSVersionID – 2.3.0.0
GPSLatitudeRef – N
GPSLatitude – 33 43 19.93 (33.722203)
GPSLongitudeRef – E
GPSLongitude – 135 58 58.32 (135.982867)
GPSTimeStamp – 14 12 51
GPSDateStamp – 2016:06:09

GPSデータを見れば一目瞭然なのだ。
TZ60を手に入れてからず~っとGPSによる位置情報がうまく取れなくて地図で表示できずにいたのだ。
もっと早く気付くべきだった。

速玉大社の横にある巨岩で有名な上倉神社から新宮市街を望む
この画像はうまくGPSデータが取れていた。

2016年6月4日 神倉神社より新宮市街を望む

上記の神倉神社の撮影場所GPSなので正確だ

GPSの測位には時間がかかる

管理人の場合は撮りたいという被写体に出くわすとTZ60を取り出して電源をOnにしてすぐに撮影する。
今回はこのスタイルがあだとなった訳だ。

コンデジの良いところはすぐに取り出せて撮影を始められるところだと思っている。
だって取りたいタイミングなんていつやってくるか分からないからだ。
これぞコンデジの醍醐味と思っていた。

しかしながら今回は少し反省をしている。
確かにGPSの測位には多少の時間がかかる。
この事を考慮していないためにGPSが測位を完了する前に撮影をしてしまっていたのだった。
ちょっとせっかちすぎたのだった。
せっかくカメラにGPSが付いているのだからこれからはもう少し余裕を持った撮影を心掛けたいと思う。

何事にもせっかちすぎるのは良くない

最近強く感じている事がある。
これはカメラの撮影に限った事ではないが管理人があまりにせっかちすぎるのだ。

例えばスマートフォンを操作してその反応が少し遅れるとすでに次のアクションをしているものだから別の画面になったりする。
また今回のようにゆっくりとカメラを構えて撮れば良いものをせっかちに撮影するものだからGPSデータも取得できていない。
撮影の際の構図はゆっくりと自分では決めているつもりだったがまだまだせっかちすぎるようだ。
たぶんこうしたタチだから対人間関係に際にもこちらから問うた際の相手の反応にもイライラする事が多い。

自分自身の中にあるタイミングを計る部分をもう少しゆったりとしたリズムに変える必要がある。
これは今回のカメラの撮影だけでは無く全ての事に当てはまるのだ。

今回のTZ60のGPSデータが上手く取得できないという問題はTZ60が悪いのではなく管理人の使い方が悪かった。
キチンと即位できる時間の余裕をTZ60に持たすことが必要だったのだ。
壊れている訳では無くソフトが悪いのでもなく管理人が悪かった。

ちょっと反省をしたのだった。

今回はこのへんで
では