Google Search Consoleにはサイト移転の機能がある

管理人は知らなかったがGoogle Search Consoleにはサイトのアドレス変更機能があるのだった。
たまたま今回のブログ移転でGoogle Search Consoleを弄っていると歯車マークの中にアドレス変更というメニューがある。
これを開くとアドレス変更の画面が現れるのだ。

サイト引っ越しの際には役に立つが条件がある

管理人の場合は今回Bloggerから独自ドメインのWordPressサイトに引越ししたわけだ。
そこでこのGoogle Search Consoleのアドレス変更機能が使えないかと思ったのだが条件があることが分かった。

Google Search Consoleのアドレス変更機能

サイト引越しの中身

今回のサイト引越しの中身は次のような感じだ。

URLで言うと次のようになる
 旧サイト http://ossanit.blogspot.jp/
 新サイト https://ossanit.com/

ドメインも変わるが各々の記事を表すパラメータも変わる。
例えば
 http://ossanit.blogspot.jp//2015/10/iphoneandroidnexus5x.html
 という記事は
 https://ossanit.com/?p=48
 となる。

同じ記事だが全く関連性の無いURLなのだ。

アドレス変更機能の利用手順

Google Search Consoleのアドレス変更機能は次のような手順で使えと書いてある。

リストから新しいサイトを選択する
 サイトが表示されない場合は、追加してください。後ろにパスがないドメイン(例: www.example.com や subdomain.example.com)を指定してください。
301 リダイレクトが正常に動作していることを確認する
 301 リダイレクト ディレクティブを使って、元のサイトの URL から新しいサイトに完全にリダイレクトします。
確認方法がまだ残っていることを確認する
 この手順では、移行前に新しいサイトと元のサイトを適切に検証し、どちらも確実に存在することを確認します。
アドレス変更のリクエストを送信する
 ossanit.blogspot.com から新しいサイト にサイト インデックス登録を移行します。

検索インデックスの中身を移行出来るという事だ。これは素晴らしい。

ここで問題発生で断念

Bloggerのような無料ブログでは301リダイレクトが書けないのだ。
これは「.htaccess」で設定するのだがBloggerのような無料ブログでは解放されていない。

従って今回はWordPressのプラグインで対応していて中身は転送+refresh+canonicalというものだ。
これは旧サイトへ来てくれた人を新サイトへ自動転送するものだ。
だから検索インデックスへの根本的な対策にはなっていないのだった。
ただしcanonicalが付いているので新サイトが本物ですよという宣言はしている。

301リダイレクトが設定できるのであれば非常に有用だろう

Google Search Consoleのアドレス変更機能は301リダイレクトが設定できる移転なら非常に有用だ。
検索インデックスの中身をそのまま移行できるという事が書いてあるからだ。
今までもせっかく積み上げた検索インデックスの実績を移行出来るのは大きい。
皆さん悩んでいるのは同じところなのだ。

管理人の場合、今回引越ししたサイトは元々アクセスが多くないのでそれほど問題だとは思っていない。
だからボチボチと記事をアップして地道に検索エンジンに通知するのみなのだ。

参考
Google Search Consoleのアドレス変更機能のヘルプ

今回はこのへんで
では