2015/10/16
ECサイトにおいて決済システムというのは非常に重要なサブシステムなのだ。
ECサイトの中でもモールに入らない独自サイトでは決済システムを自前で用意する必要がある。
決済システムというのは主にカード決済の事だ。
大手モールは決済が充実
例えば楽天市場は皆さんも利用したことがあると思うが決済システムを内蔵している。
それに決済と関連してポイントも使えるようになっている。
ポイントで商品代金を割引して残りの額をカード決済というパターンが多いと思う。
これは楽天市場に限らず有名どころのモールでは概ね同じ仕組みとなっている。
独自のECサイトの場合は
独自でECサイトを立ち上げた場合はこのカード決済の仕組みを独自で構築する必要がある。
決済代行会社という会社がある。各種カードの決済を行う会社なのだ。
決済代行会社と契約を行い手数料率を決めて決済を行う。利用者が購入した代金はカードで決済されて決済代行会社に入り、その後ECサイト側に支払われるという仕組みなのだ。
通常は決済代行会社のプラグインやプログラムをECサイトに仕込んでカード決済ができるようにする必要がある。
大手モールの決済部分だけを抜き出したビジネス
これらの大手モールの決済システムのみを抜き出して独自のECサイトの決済に使用するビジネスなのだ。
このビジネスに2015年5月からAmazonが参入したという事なのだ。
もちろんこのビジネスには楽天やヤフー(ソフトバンク)も既に参入している。
こういう大手モール系の決済システムで良く使われるのはポイント制の導入だろう。
例えば独自のECサイトにTポイント導入したい場合はソフトバンクの決済システムを導入すると実現できるという訳だ。
管理人としてはAmazonの決済代行システムは他のサイトでまだ見たことは無いが、ECサイトビジネスの裏ではこうした事が進んでいるようだ。
ECサイトで購入する場合に注意しているとこうした仕組みは分かるかもしれない。
今回はこのへんで
では