ITと生活とか最近感じている事

    2015/11/02

個人的にITとの関わりはすでに30年間以上になる。
少し前まではそのスキルや技術、応用分野、ビジネスモデルというような尖がった部分だけを見てきたような気がする。
ちょっとだけソリューションと言う言葉を例に感じている事を書いてみた。
オッサンのたわごとだと思ってサラっと読み飛ばしてほしい。

真のソリューションとはなんなのか?

ソリューションという言葉が出現してからかなりの年月が経つ。
この根底にあるのは営業を掛ける側の視点として顧客の問題点の掘り出し、もっと言えば問題点の生み出しということに重きが置かれている。
法人相手の営業や営業技術の前線にいると営業成績に追われるのが当たり前というかこれは資本主義社会の掟なのだ。

利益を出さない会社組織は存続できず、これこそが社会還元や社会貢献の源なのだ。
そのために利益を追求する、そのために顧客の問題点を指摘し解決策を示すのがソリューションと考えてきたしそう思っていた。
さらに利益追求のために新たな問題点を作り出して自作自演と言えば言い過ぎかもしれないが新たな問題提起も行ったのだ。

それがソリューションだと思っていた。

日本人全員SE稼業と言われた時代

まだPCの出始めでネットワークすら珍しかった頃。小規模なネットワークを組むのにNetOneやNetWareを利用していた。
これは当時としては非常に画期的であり、物理的に離れたPC間でのデータの共有や通信を実現する数少ない方法論だった。

ただそこにソリューションという概念が無く、こうしたインフラを想像すらできなかった時に問題意識を持てというのも無理なお話だったのだ。
それから何年かしてソフトウェアも作るし、ネットワークも構築するという仕事をしていたのだが、これで終わったなという出来事があった。

それは日経トレンディ―という雑誌にLANの構築方法が掲載された事なのだ。
この記事を見ればまだ少し難しいところはあったが家庭内のLAN環境の構築は容易に可能だった。
この記事を見て自分たちの仕事は無くなるのではないかと感じたものだ。
そして日本人が皆SE化していくという事を感じたものだ。

これは今では少し異なる方向とはなっているが大きくは違わないと思っている。
皆スマホに見入って通信費を気にしつつFaceToFaceを軽んじながら日々暮らしていいる。
もちろんこれらの事が時代を変革させて新しいビジネスを創造してきたことは事実だ。
しかしながら犠牲にした部分も大きいと思う。

いつの世もコミュニケーションは重要だ

最近年食ったせいか気になっていることがある。
それは伝承とか口承とかという分野なのだ。
これは文章にもなっていないし表に出る機会すら少ないモノだ。

自分としてもIT分野や趣味の車の分野やその他モロモロの分野での表に出していないノウハウというか経験談というか、そういったものが非常にたくさんあると感じている。
日本史を勉強しても日本の伝承とかという言い伝えの類、そしてその風習は近代になって途絶えているのだ。
ここで問題なのはその途絶えた時期が大昔ではなく近代という事だ。
具体的に言うと明治・大正・昭和の初めごろなのだ。
どんどん西洋文化が入ってきて便利になり始めた日本社会だが捨てて行ったものも多くあるということだ。

話は元に戻るが便利になる事や手間が省けることで人間として失っているものが多いという事に気づいていないのではないかと考えている。
特にコミュニケーションの分野ではこれが沢山あるのではないかと恐れているのだ。
このコミュニケーションは相手が人間だけとは限らない。
山だったり、海だったり、動物だったり、神だったりするのだ。
古代史の勉強はこうした人間のコミュニケーションの部分を垣間見させるので非常に興味深い。

人間の基本的な能力が退化していっているのではないか?

こういった人間のコミュニケーション能力とはどのような事を言っているのだろう。
個人的には現代の学問的なところではなくてもっと超能力的なオカルト的な能力がかつては人間にあったのだろうと考える。
ありきたりだが人間の能力は計り知れない。

逆に大変愚かなこともするのが人間だ。
太古の昔からもう何千年も何万年もそうした生活を続けてきているのに、現代のようなある意味近代的な生活になったのがたかがここ100年くらいなのだ。
連綿たる歴史に比べるとそれは小さなゴミか誤差のようなものだ。
こうした便利な生活になる以前にはそれを補う能力がある人にはあったのだろう。

現代ではそれを何かの形に当てはめないと理解しようとしない。
現代の人間は何でも分かっている訳ではないのに。

そうソリューションって・・・

最初のお話に戻ろう。
ソリューションという言葉自体は大変好きだ。

そして今でもこれを顧客に対して提供して喜んでいただくというのが使命だと思っている。
これは何もITの分野に限ったものではない。

しかしながら狭義の意味でのソリューションとは一線を画したソリューションって考えなければならない時期に来ていると思う。
それは日本人の大好きな物事や事象に対して理由付け権威付けを伴わない草の根ソリューションともいうべきものだと思っている。
個人的にはITってあくまでツールであり目的ではないはずだと思っている。
ドップリ30年以上ITに浸かってきて、少し小休止している今だからこそ感じられているのではないかと思った。
しかしながらまだ頭の中はモヤモヤとしており皆さんに具体的な事を伝えられずにいるのがもどかしい。

今回はこのへんで
では

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