Google Analyticsアプリに見るPV志向からUU志向への変化

つい2~3日前にiPhone用のGoogle Analyticsアプリがアップデートされて新しくなった。
このGoogle Analyticsアプリ以前のアプリとは少し様相が異なるようなのだ。
というのはブログを運営している側から見ればPVって気になるものだが新しいアプリはPVを確認するという事では無くUUを重視しているように思えるのだった。

PVに対する考え方の変化

最近ネット上のマーケティングでPVに関しての考え方が変わってきているような印象がある。
例えばネット上の広告の世界だとPVが多いサイトに広告主は広告を出稿したいだろう。
これはより多くの人にその広告が見られる可能性があるからだ。

サイトを運営する側もPVが大きな指標になっているのは間違いない。
管理人自身もブログを運営する上でPVの変化を励みにしてきたのだった。
現在のところサイトの活動量を測定する一番わかりやすい指標だと思う。

しかしこれが少し変わってきているような雰囲気なのだ。

PVしかないのか?Webサイトの活動量を測定する指標

Webサイトの活動量というか規模を測定する指標としてPVは前述のように非常に一般的だ。
だがこれも少し変わってきているような印象がある。

以前からUU(ユニークユーザー)を重視する動きも確かにあった。
確かに広告出稿する側から見るとそれもうなずけるものもあると思う。
つまりどれだけの人に広告を見てもらえたかというのがUUだろうと思う。

だが管理人は一度サイトに来てくれた人がサイト内を回遊してくれるように様々な手を打ってきた。
その甲斐あってページ/セッションの数値はかなり上昇してきたのだ。
これは逆に言うとUUは少ないが訪れた一人一人がたくさんのページを見てくれるという事だ。

Google Analyticsアプリはどう変化した?

つい先日Google Analyticsアプリをアップデートした。
するとPVを表示する画面が階層深くに埋没していてかなり操作しないと見れないようになっている。
逆に簡単に見れる指標としてはUUが急浮上という雰囲気だ。
こうしたところに現在のトレンドを感じるのだった。
時代に応じてWebサイトの価値測定方法は変わるという事だ。

新しくなったGoogle Analyticsアプリ(iPhone)

UUを上げるにはどうすれば良いのだろう

これまた難しい問題だと思っている。
現在は検索からの流入が過半数を占めている状態だ。
この流れはこれからも変わらないだろうしUUも同じだと思う。

サイト内の回遊を減らしてもUUは上昇しないだろうから今までと同じ方法を継続するしかないと思っている。
さらに沢山の人たちが見てくれるようなキチンとしたコンテンツを作るしかないだろうと思う。

時代と共にこうした指標も変わるしSEOの観点も変わる。
だがコンテンツの中身自体はそうそう変わるもんでもない。
ここがおもしろいところだと思っている。
もちろんキーワードには敏感でなければいけないのだが管理人は現在のところこれもそれほど意識していない。

Webサイト運営において何が良いのか分かりずらい時代になった事は確かだ。

今回はこのへんで
では