WordPressへのトラッキングコードの設定方法を変更した、固定ページへの対応

2015/06/29
当ブログは自分が仕事や趣味で手掛けたIT系の様々な事をメモする目的で雑多な内容を書いている。その内容は結構多岐に渡り雑多な内容となっているのが現状だが、たまに問い合わせがあるので見てくれている人がいるのだなぁと励みになる。

反響のあったWordPressネタ

その問い合わせがあったのはカテゴリーリストを固定ページに掲載する方法だった。これは実は既出の2つの技術だった。
しかしながらその2つの技術が1つにまとまって掲載されてなくて困っていたのだ。
工程としてしては

  • カテゴリー一覧を取得する方法
  • 固定ページにPHPを処理させる方法

の2つである。
上記の2つの技術を組み合わせたモノが無かったわけである。管理人のようなWordPressに関しては素人でもこうした工夫は発見する事が出来るのだ。そして誰かのお役に立てることができるのは大変うれしい事だ。

今回もWordPressネタ

という訳で今回はWordPressでのGoogle Analyticsのトラッキングコードの入れ方を変更した。従前はトラッキングコードを広告ウィジェットに埋め込んでいた。しかし固定ページを増設するに当たり計測できないページが出てきたのだ。
これはAnalyticsの設定のトラッキング情報のページを見れば書いてあるのでやってみることにした。

PHPプログラムをインクルードする

Google Analyticsの設定ページのトラッキング情報設定は次の方法が書いてある。

このプロパティではユニバーサル アナリティクス トラッキング コードが生成されています。このプロパティでユニバーサル アナリティクスのメリットを最大限に活用できるよう、コードをコピーして、トラッキングするすべてのウェブページに貼り付けてください。 

PHP の設定オプション
上のコードを使用して「analyticstracking.php」という名前の PHP ファイルを作成し、各 PHP テンプレート ページに挿入します。続いて、各テンプレート ページの最初の <body> タグの直後に次の行を追加します。
<?php include_once(“analyticstracking.php”) ?>
動的コンテンツの設定オプション
上のコードは各ページに手作業で追加する代わりに、共通のインクルードかテンプレートを使用して貼り付けます。

Google タグマネージャ
無料のツールである Google タグマネージャは、解析タグやトラッキング タグが多数ある場合にサイトにタグを追加する際に役立ちます。次のような場合は Google タグマネージャの使用を検討してください。

トラッキングコードを直接埋め込むのが第1段階だとすれば、次の動的コンテンツの設定オプションが第2段階となる。そしてGoogle タグマネージャを利用するのが第3段階となる。

WordPressテンプレートのGush2に適用する

TomTom’sVoice2のWordPressサイトはGush2というテンプレートを使用している。このテンプレートの場合はheader.phpに各ページのhead部分が記述されているので簡単だ。固定ページ、一覧ページ、単一記事ページの全てのhead部分はこのheader.phpに集約されている。そこで引用部分にある「analyticstracking.php」のインクルード処理を呼び出す1行を埋め込み、サーバーに「analyticstracking.php」をアップすればOKだ。
これでWordPressから出力される全部のページにGoogle Analyticsのトラッキングコードを埋め込むことができる。
Gush2のheader.php
↑ Gush2のheader.php、前後に空白のある行が今回追加した1行、これで固定ページ/一覧ページ/単一記事ページの全てにGoogle Analyticsのトラッキングコードが挿入される、もっと早くやっておけば良かったと思うが素人としてはPHPスクリプトを弄るのが怖かったのだ

残った課題としては

やはりタグマネージャーを使いこなすことだろう。広告もそうだし今回のようなトラッキングコードもこれで一元管理できるからだ。
この部分は少し時間を掛けて勉強する事が必要なので改めて取り組んでみたい。
今回はこのへんで
では

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